小説ときどき映画『毒薬と老嬢』
長年、小説講座の事務をやりつつ、専門学校などで非常勤講師をやっていた。
今年度でどこも終わったので、もう講師業はやってないのだが、一番長く担当していたのは映画解説などをする授業だった。古いのから新しい作品まで。いろんなDVDを見せながら解説する。十数年、毎週授業をやっていたおかげで、こちらもずいぶん勉強にもなった。
そこで一度だけ、フランク・キャプラの『毒薬と老嬢』という映画の解説をやったことがある。もともとブロードウェイで1940年代にヒットした舞台。ブラック・コメディの最高傑作と言われる名作で、抱腹絶倒のストーリー。
日本でも何度か上演されているが、今年、また久本雅美×藤原紀香 W主演で、しかも「関西弁」で演るらしい。
もともとコロナで2年ほど延期されていたが、大阪松竹座でも4月に上演するみたいなので、けっこう楽しみにしている。
小説も好きだけど(この仕事は儲からないので好きじゃないと続かない)、映画や舞台も大好き。早くコロナが落ち着いたらいいのに。
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