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10/31/2009

私が苦手な作家志望

10月30日(金)
午後から小説講座の事務所。あれこれ事務作業。明日は、入学式。

昼過ぎ、電話あり。忙しい時間帯だったので。

ところで、うちの小説講座は「来る者こばまず、去る者追わず」がモットーだから、もちろん「純文学志望はお断り」というわけではないのだが、しかし、最初から向いてない人は入学してもどうしようもない。なにせ「エンターテインメントノベル講座」なので、純文学系のプロ作家の講師もおらんのだ。

私は、電話で問い合わせを受けても、純文学志望と言われたら、たいてい他の学校をススメている。

ところで、純文学志望、その中には、ちょっとしんどいタイプの人がたまにいる。うちはエンターテインメントノベル講座なんで、そういう人はほとんどいないし、純文学志望だからと言って、必ずしもそういう人ばかりではないのだけど。

以前に、mixiで書いたのだが、私が苦手だと思う「純文学志望」は、下のような人。

(1)プライドが高すぎて、もともと小説講座には向いてない人。
作家志望はいくらプライドが高すぎてもいいと思うのだが、そういう人はやや異常なほど高いんじゃないかと思うことがある。自分の作品の批評を受け入れられないほど高い場合は、やっぱり小説講座の生徒には向いてないと思う。

(2)他の生徒さんをやや軽視する傾向にある人。
自分自身には関心があるのに、他人に対しては関心がけっこう低い。なぜか人を選別して、自分より下手な人をバカにすることが多い。

(3)実は、本をあまりたくさん読まない人。
純文学志望の人は、ミステリやファンタジー、ホラーなどをあまり読まない傾向にあり、意外にも読んだ冊数はけっこう少ない。まあ、娯楽小説の場合、シリーズだのなんだので、やたらと冊数は多くなるだけなのかもしれないが。しかし、そういう読書傾向が違いすぎるのが原因なのであるが、「自分は本をたくさん読んでいるのに、みんなは読んでいない」と思っているので、本人は読書量が多いと思っている。

(4)講師を軽視しているところがある人。
これも読書傾向が違いすぎるのが原因なのであるが、どういうわけか、たいてい講師の著書を読まない。どうも、たとえ読んでも何が面白いのかわからないので、講師自身を軽視する傾向にある。

もちろん純文学志望だからと言って、こんな人ばかりではないのだが。

ちなみに、私が一番困るのは、1.2よりも、3.4だったりして……。とくに(3)は、本人に自覚がないからなあ。

こういう人に限って、けっこう娯楽小説をナメているので、「あんなつまらない小説が売れてるみたいだから、オレでも書けそう」とか言って、ラノベを書いたり、ホラーを書いたりするのである。(ミステリは「トリックが思いつかない」し、SFは科学考証が面倒だから)

とくにホラーの場合は、「でもしかホラー」と呼ぶ。

しかし、たとえばホラーも、あれはあれで「商業出版」ということになると、当然かなり大変なのである。なにせたいてい購読者にそこそこのマニアの人が多いのである。実は、娯楽小説は、ミステリでもSFでもそうなんだけど(マーケティング的に言うと、一部のヘビーユーザーが大量消費する商品)

一般にかなりの読書をする人でも、ホラーとなると、読む冊数は誰しも必ずしも多いわけではない。一方、ホラーをそこそこ読む人というのは、本棚の片隅を見たら、背表紙の黒い本とか(角川ホラー文庫とか)がずらりと並んでいたりするのである。

そんなジャンルで「ちょっと書いてみた」なんてレベルでは、最初からそもそも通用するわけないのだった。だって、読者の方がレベルが上になっちゃうことがあるから。すでに何冊も読んでいる人が、そこそこで満足すると思う? つか、そのレベルでそこそこ、っていっても、それがどれくらいのレベルかという……。

ところが、どういうわけか、一部のややこしい人は、自分ではその面白さがわからない。なので、かえってナメて考えて、自分でも書けると思い込んでしまう。

こういうタイプの人が一番困ってしまうのだ。まあ、電話で問い合わせが来たら、他の学校に行くように説得するけど。だって、SFもミステリもホラーもファンタジーも時代小説も、ほとんど読んだことがない人にどうやって何を教えるのかわからんもんなあ。

牡蠣がキライで、どこが美味しいかもわからないという人に、おいしい牡蠣料理の作り方を教えて下さいと言われても困るわけで。

「いや、創作テクニックだけでも参考になりますから」と言われたりしても、そもそも面白さがわからないところにテクニックだけっていうのも、どうなん。

気持ちはわかるけど、それも少し無理があるよなあ。

「何のために何をやってるのか」がわからんのに、それでテクニックも何もないもんなあ。

思うに、商業出版でプロで生き残るには、もちろん個性も必要だが、一方でアレも書けてコレも書けるという器用さも必要で、エンターテインメント系では、とくにあの手この手で、読者を喜ばせたり、怖がらせたり、感動させたり、どんな手段を使ってもいいだけにやたら忙しいので、そういう高い技術が必要である。

小説はそこそこ練習したら、ちょっと書けるようになるくらいなら誰でもすぐなれる。だいたいある程度の量を書けば、そこそこにはなるのである。でも、それでプロとしてデビューする人は少数派だし、運よく新人賞をとれても、プロとして生き残れるのはもっと少数だ。

結局のところ、プロになれるかどうかというのは、それまでに読んだ本の量なども決定的だったりするのだが、それよりも、たぶん「何をどう面白がれるか」という方も大事だったりするのだった。

10/30/2009

今週末は、いよいよ入学式だ

10月29日(木)
朝から小説講座の事務所。

今週末は小説講座の入学式なのだが、まだ申込者がチラホラあるなあ。今日もメールで一件、申込の希望あり。まあ、今年は申込が少ないので、それでも昨年の人数には足りないけどね。

専攻科は、すでに昨年の人数をかなり越えた。クラス分けを一つ増やさないと。

事務作業は、あいかわらず山積み。あれこれ焦って、あんまりはかどらない。

10/29/2009

たまには基本にかえって

10月28日(水)
売れる小説がいいとか悪いとか、そういう問題ではなく、とりあえず「商品としての小説」のもつ性格について考えてみる。

商品としての「小説」

「小説」は、生活必需品ではないので、無理に買わなくてもいいのである。買いたい人が買いたいものだけを買う。商品としては、まあ、「嗜好品」である。とくに大人になると、読みたい人しか読まない。誰しもが小説を読むわけではないのだった。

だから、それは「魅力的」である必要があって、どうしても欲しいと思わせる何か、他の物にはない何かがないと売れないのであった。自分の作品の「売り」が何かというのは、せめて一回くらいは真剣に考えておいてもいいかもしれない。

それって、何が面白いの?

10/28/2009

プロの小説の書き方

10月27日(火)
朝から外出。3時過ぎから小説講座の事務所。

13時に、丁稚どんから電話。事務所に来客あり。入学相談らしいので、とりあえず一度教室へ見学に来ることをススメる。専攻科への入学希望だったらしいのだが、どうも話を聞いていると必ずしもそうでもないらしい。見学は誰でも1回限り、できることになっているしね。

ただし、専攻科への入学希望なら、作品審査やら面談やら主要な講師と相談やら、アレコレやらないといけないので、ちょっと面倒である。もともと「小説専攻科」は「エンターテインメントノベル講座」の卒業生向けのコースなので、卒業生はほぼ進学希望を出せば進学できるのだが、一般からはまず受けつけていない。創作レベルの問題もあるが、それ以上にそもそも講師の話をちゃんと聞けるのかという問題がある。

エンターテインメントノベル講座は年35回もあり、1年間ずっと色んなプロ作家の話を聞いているので、講師のアドバイスの意味がわかるようになっている。

先日、文章教室の修了作品のうち、小説作品があったので、これを12期のクラスと合同で指導してもらった。そのとき、ある生徒作品について、講師の先生が「これは、小説の書き方ではありません」というコメントをしたのであった。この生徒さんは、実は、純文学っぽい作品を書く人で、他の学校にもずっと通っていた人らしいし、文章はそこそこうまい。でも、なんか違うのである。

私も最初見た時から「あれ、これは小説の文章の書き方じゃないな」と思ったのであった。ところがご本人は、自分の書くものにかなり自信があるのか、どうもわかっていないようだった。
「どうやら自分の作品を理解してもらえないし、有効なアドバイスも貰えない」
というような感じであった。実際には、講師の先生はかなり貴重なアドバイスをいくつか伝えていたのだが。

「プロの小説の書き方になってない」

これは、たぶん、わからない人にはまずわからない。

もちろん初心者には何を意味しているのかわからない。しかし、このように、すでに何作も書いていた人でもプロ作家の言うことがわからない人がけっこういる。

入学する人の中には、けっこう色々書いていて、すでに書けるタイプの人がいるのだが、そういう人というのはどうもそこそこ書けていても、なんというか、結局「わかってない」人であったりする。

うちの小説講座では、プロ作家が十数人くるから、そういう人たちの話を聞くうちに何となくわかってくるらしい。まあ、わかってくると言っても、「ちゃんとわかる」というのと、まして「できる」というのは別問題なんだけど、とにかく何となくわかってくるらしい。

専攻科の生徒さんたちに言わせると「なんとなくわかってきたような気になる」のは、エンターテインメントノベル講座で、一年間、先生たちの話を聞いて、さらに専攻科に入って、他の人の作品指導を何度か聞いたあとなのだそうだ(専攻科は1年間で百本近く作品指導をやる)

しかし、こういうのは私には説明が難しいから、どうすることもできないんだよね。だいたい文章教室には、小説講座と違って小説の講義はほとんどないから、作品指導もカンタンなことしかできないし。

プロの小説の書き方ってのは何だろう。何かってのは、私にはわからない。でも、ま、何かあるんだろう。

10/27/2009

プロ作家志望なら、そこまでやろうよ

10月26日(月)
先日、ある生徒さんと話をしていて、わかったこと。

シロウトが「そこまでするか」というトコロまでやるのがプロ。

かなり以前、ある専門学校(今、教えに行っている専門学校とは違う学校)のライターコースで、文章の書き方を教えていたことがある。

そこで、プロのライター志望という学生さんに、
「もうちょっと気をつけて、ちゃんと手をぬかんと、できるだけ丁寧に書いた方がいいよ」
と言ったら、
「えー、そこまでやらないとダメなんですか」
と言われたことがある。

いや、そこまでくらいプロなら絶対やるよ。いや、それが仕事でモノを書くっていうことやん。

そりゃネットとか、同人誌とか、そういう文章ってのは、どっちみち趣味だし、たいてい無料だし、もとからそんなに読者も期待してないんだろうけど、有料の雑誌とか新聞とか本などは、購入した金額の分だけは厳しい要求に応えなくてはいけないわけで。

売文というのは「商品価値」が必要で、それはプロとして手を抜いてはいけないものだしね。

しかし、それは、たとえばパン屋さんで売っているパンとか、ケーキ屋さんのケーキとか。それと一緒だと思うけどね。そのへんのちょっと上手い程度のシロウトが誰でもカンタンにできるもんではなくて、やっぱり何かしらシロウトでは真似のできないようなものがないと、たぶんプロにはなれんのである。

10/26/2009

小説とは関係のない休日(中華鍋を買いに)

10月25日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

一昨日、炒め物をしようと、中華鍋を火にかけると、なぜだか底にすごく小さなオレンジ色の点が見えた。「あれ?」と思ってよく見たら、ほんの小さな穴がぽっちり開いているではないか。げげげ。

うちの調理器具の中でも、この中華鍋は一番よく使うもので、ほぼ毎日使っている。私はこの鍋で、中華だけではなく、実は和食もよく作る。炒め物はもちろん、肉じゃがや魚の煮物までコレで作るのである。5人家族なので、大きな中華鍋で一度に大量に作れるのはとても便利。

そんなわけで、たぶん毎日使っていたので、真ん中に穴が空いてしまったのである。しかし、これは我が家の一大事である。家にあるすべての家具、あらゆるモノの中で、もっとも重要なものと言ってもいい中華鍋。で、今日は、家族全員で道具屋筋に行き、あれやこれや議論を重ねた末、30の中華鍋をゲット。高1の長男が「この色合いがいい」と気に入ったもの(手作りなので、微妙に違うのである)

コレにまた数年がんばってもらうのである。

10/25/2009

小説講座は、来る人こばまず、去る人追わず

10月24日(土)
朝から小説講座の事務所。夕方からエル大阪に移動して、カフェにて文章教室の生徒さんの自主勉強会に参加。6時から、専攻科の講義。(講義中も、ロビーで個人指導など)

本日は、専攻科の最終日。1年間のしめくくり。

最終講義の講師は、瀬川貴一郎先生。この先生は、ペンネームが4つも使い分けているのだが、今回は時代小説作家として…。生徒作品は、時代小説(捕物帳?)ほか数編。これまでの出席者数から、あまり大きな教室をとらなかったのだが、12期の見学者が多くて、あいにく座席が足りなくなってしまった。

瀬川先生は、いつも生徒作品をきっちり読んでくれるのだが、今回も、
「たまたま今回ちょうど作品の締切の後で、まとまって空いた時間があったから」
とかなり細かい作品指導をしてもらった。

ちなみに、前回の某生徒さんについても、その日の教室指導の分ではなく、あとから送った長編もきちんと読んでくれて、わざわざワープロでぎっしり10枚もの長さのアドバイスを書いて送って下さったのであった。たぶん原稿用紙にして30〜40枚! びっくりである。

しかし、生徒さんの一人は今日でお別れ。オメデタだそうで。
「でも、3年くらいかかるかもしれませんが、また専攻科に戻って来ていいですか?」
と言う。社会人向けの講座なので、主婦の人など、出産でしばらくブランクができる人もいるのだった。ま、小さな団体なので、赤字が続けば専攻科のクラスも3年後は継続してないかもしれないけど、よかったらぜひ帰って来てね。

作品って、少しずつでも育児の合間に書き続けていないと、すぐ書けなくなるから、書き続けて欲しいなあ。

飲み会でも数年通っていた生徒さんから「長い間お世話になりました」とわざわざ菓子折りをいただいた。最近、作品もめっきり提出されなくなっていたから、これ以上続けるのはちょっと難しいのかなと思っていたのだが、あとでよく考えたら、すでに同じ期の人はすでに誰も在籍しておらず、専攻科でもすっかり古株だったのであった。

できれば作家デビューして「卒業」して欲しいんだけど、そうでなくて辞める人も、ぜひ他の道でがんばってほしいなあと思うのだった。

10/24/2009

これでも小説講座の番頭なのに

10月23日(金)
午後から小説講座の事務所。

突然ですが、森川弘子さんの生活エッセイマンガ『年収150万一家』は超オススメ。
ぜひとも一家に一冊。

さてさて、今日はこのブログも少しまとめて更新。mixiの方はそれなりに更新しているのだが(あれこそどうでもいい話題ばっかだが)、こっちは最近ものすごく不定期更新だなあ。そもそも日記を書いている自宅のパソコンは、ネットに対応していない旧機種で、メールだけは送受信できるからまとめて自分宛に送って、事務所かどこかのパソコンからブログにアップしているのだが、かなり面倒くさいのである。なにせほとんど推敲せず、たたき書き(手書きなら、「なぐり書き」だが、キーボードなので)のままなので、あとから読むと、自分でも読むにたえないんだもの。ヒトサマにお見せできるような文章じゃないもんな。

10/23/2009

ホントはとても難しい

10月22日(木)
日頃から、生徒作品を見る機会が多い。

うちの小説講座では、現役で活躍するプロ作家の講師が何人もいる。だから、生徒作品は、その人の個性にあった講師を選んで指導してもらうことになっている。だから、たくさんいる講師の中で、その作品を誰に指導をお願いするかを決めるために、作品にイチイチ目を通す必要があるのだった。

ところで、うちの講座では、生徒同士が作品合評をするのは、実はあまり推奨していない。どっちかというと避けている。まったくやらないわけではないのだが、入学して1年くらいはなるべくやらないことにしている。1年やって、さらに専攻科に進学したようなレベルだとまあ、ちょっとくらいはいいかな、と思う。それでも少し心配で、お互いかなり書けるようになっている人なら別にやってもいいかなと思うくらいである。

とにかく最初のうちは、たぶんやるよりはやらない方がいい。いやもちろん読者傾向が近くて、とくに仲がいい人がいるのなら、個別に読んでもらうのがいいとは思うけど、誰にでも批評をもらうのはむしろ逆効果じゃないかと思うし、私自身は、生徒同士の合評にはどこか弊害もあると思っている。

実は、合評をやると、もともとヘタな人は急速にうまくなるという利点がある。だから、こうした教室でやれば、たぶん満足感はけっこう高いのだが、一方で、たぶんそれをやり続けた結果、なぜか「かなりイイ作品」というのも書けなくなる傾向があるのである。

「そこそこにイイ作品」というのは多くなるけど、「かなりイイ作品」が減る。

不思議なことに、全体的に見ると、「上」と「下」がなくなって、真ん中へんに集まってくる。そして、一度そういう作品を書くクセがついてしまうと、プロ作家にデビューするのが難しくなるという心配があるのだ。なぜかというと、そこそこイイ作品しか書けないのでは、もうコンテストでの受賞はできなくなるから。コンテストで受賞してデビューというのは、「そこそこの優等生」よりは、「突出した個性」とか「魅力的な才能」という方がおそらく有利なのである。どうもうまく説明できなくて申し訳ないのだが、たぶん小説ってのは、単に100点を狙っても仕方ないものだからである。

しかし、入学したばかりの生徒さんというのは、とにかく早く自分の作品を読んで欲しいわけで、できれば講師に指導を受け、さらに生徒同士で合評もしたいものなのである。とくにこれまでに小説コンテストで何度も応募しているのになかなかうまくいかなかった人は、自分の作品を早く見て欲しいのである。

それはわかっているのだが、そもそもうまく書けてない人は、そこがわかってないわけだから、そこんとこの説明が難しい。まあ、これは説明してわかるくらいなら、最初からわかってるだろうし。

幸い、うちの小説講座の場合、ほっといてもどうも1年半くらいしたら、なんとなくわかってくるみたいだからいいのだが、これまで他の教室とか、ネットとか、同人誌で長く書いてきた人というのは、なかなかそこがしんどいところがある。自分の書きたいものよりも、なぜか書きやすさを優先するところがあったり、そもそも「センス」がすっかりズレてしまっていたり。プロ作家って、どうもやっていることは一見似たような感じに見えても、そこのベクトルはきっちり違うもんがあるからなあ。

で、小説講座の新入生がもうすぐ入学してくるのだが、できれば最初の半年は、いろんなプロ作家の先生の話を聞いて、そこんとこのカンを得て欲しかったりするのだった。

10/22/2009

小説講座は、10月31日入学式

10月21日(水)

まだまだ資料請求がチラホラ。10月31日入学式なので、まだ間に合うのだけど、例年ギリギリまで資料請求があったり、こうして締切日を過ぎてから願書が届くのはどういうことなんだろうなあ。

小説講座に入学するには、一大決心がいるのかな。今年は、昨年に較べると、うーん、2割減かな。やや少なめ。しかし、だいたい隔年で入学者数が減ったり増えたりしてるので(昨年は、連続して同じ数)今年はまあ、少ない年なのだろう。うちは、非営利団体だし、もともと運営も小規模のままだから、ギリギリでも事業継続できる数なら、あまり問題はないのである。できるだけ多くの生徒さんを集めて利益を確保するっていう必要性はないわけだし。

こういう生徒数が少ないクラスの方が、先生とのコミュニケーションがとりやすいせいか、クラスの雰囲気も概ねよくなるせいか、全体的な「成長率」はだいたいは高くなるけどね。少数精鋭というのかな。今年はどうなるかわからないけど。社会人向けの講座だから、あんまり入学者のタイプに左右されないのだが、それでも多少クラスの雰囲気が左右されることもある。

今年は、文章教室からの編入生もやや少なめだから、見当もつかないなあ。

そうやって決心をして入学してもらった生徒さんが「入学してよかった」と卒業してくれるのが何よりの励みなんだけどね。もっとも毎年1〜2割くらいは卒業までに辞めちゃうのだけど。

でも、ほとんど全員が忙しい社会人だということを考慮すると、それくらいは仕方ないかも。半数以上は独身みたいだが、既婚者も多いし、子育て中の30代、40代となれば、毎週土曜の夜に通ってくるのは、かなり大変みたいだが、ホントみんな熱心だよね。

専攻科の方も、そろそろ申込書が届きはじめる。

しかし、こっちもあいかわらず入学式まではダラダラ申込書が届くみたいで、もう締切日もあってないようなもんだな。専攻科の場合は、今年も新入生よりは継続生が多いみたいだし、どっちみち入学式の案内もあらためて送らないので、こっちはギリギリでもまったく困らないんだけど。

10/21/2009

秋の生徒募集やら、何やらかんやら

10月20日(火)
午後から小説講座の事務所。丁稚どんと一緒に、コツコツ事務作業。

小説講座の生徒募集は、10月31日の入学式まで延長中。実際には、締切日は過ぎたのだが、あいかわらず、まだまだ資料請求もけっこうあるのだった。なぜか、小説講座って、毎年、締切日を過ぎてからけっこう申込があるのだ。まあ、年1回のチャンスしかないので、間に合えば、入学しておいて下さいまし。

これも毎年毎年、問い合わせがあるたびに言ってるのだが、うちは非営利団体なので、赤字だとすぐに事業廃止になるので(無借金経営だから)、入学したいなら来年をアテにせず、今年入学しておいてくだされ。今年開講が決まっているけど、来年、開講するとは限らんから(笑)

と、毎年言いながら、なんだかんだで、今年で12年続いてるのだが。

さて、丁稚どんは、一心不乱せっせとパソコンに向かい、小説コンテストの応募者名簿のデータ入力。実は、すでに選考も終わり、発表は、来週末の10月31日である(むろんそれまでは秘密)。

10/20/2009

ありふれた休日

10月19日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

仕事は休みなので、終日、趣味の研究。
研究室に8時過ぎまで残るので、夕食用に煮込みハンバーグを作って、冷蔵庫保存。

10/19/2009

小説とは関係のない休日(だんじりの季節)

10月18日(日)
小説講座の事務所は、日・月曜お休みです。

朝から外出。夕方、夫の実家にて夕食。

うちの近所も、だんじりがにぎやかである。子供の頃から聞き慣れたリズムで、これを聞くともう秋だなあと思うのである。このあたりは、岸和田などと違って、子供がひっぱるようなおとなしいものだが、音はかなりうるさい。できるだけ早いリズムの方がカッコイイとされている。

神社の前に止まっていた時、4才の姪っ子が登りたがったら、ハッピ姿の男の子が嫌がらずに乗せてくれた。だんじりって、わりとどこでもいわゆるヤンキーたちが活躍することが多いようなのだが、これって、彼らのお祭り好きな性格を「郷土愛」と「家族愛」に生かせるよい機会だよね。

10/18/2009

生徒のいない土曜日

10月17日(土)
本日は、休講日。

先週、基礎レッスンコースも、第12期エンターテインメントノベルも、すべて修了。31日の入学式準備中。専攻科だけは、来週、1日分残っている。

10/17/2009

小説の文章は、むろんうまいにはこしたことはないのだが

10月16日(金)
生徒さんの作品を読んだり、コンテストの下読みなんかをしていると「あきらかに書き方がヘン」という文章に出会うことがある。

しかし、こういう「間違った日本語」は、「使い方が間違っているから『問題』だ」というよりは、「使い方が間違っているので、意味が通じない」というのが『問題』なのであって、それを直してきっかり正確に書けばいいというわけではないのである。むろん書く文章のタイプにもよるけどね。もし書かれたのが大学入試のための小論文なら「あきらかに間違った用法」は減点になるのだろうが、もしそれが小説だとしたら、もともと正解不正解というレベルではない。

小説では、日本語の書き方がいいとしても、マズイというか、「読めば意味はわかるが、しかし、書き方があまりうまくない」というのがけっこうある。

たとえば、
「その文体がその場の雰囲気に合ってない」とか、あるいは、
「表現があきらかに不足していて、充分ではない」とか、
「しばらく考えれば意味はわかるが、少しわかりにくい」とか、
「リズム感が悪くて、読むのに時間がかかる」とか。

ただ、こういうのは、書き方の問題なので、誰でも書いているうちに直っていくものなのだと思っている。まれになかなか直らない人もいるけど、それも講師に見てもらって丁寧に指摘されれば、たいてい直る。

ところが、どういうわけか、文章の書き方がうまくなってくると、今度は内容があまりうまくなくなかったりするのである。まあ、生徒作品ではそれほど顕著なものは決して多くはなくて、多少、そういう傾向があるのかなというくらいなのだが、コンテストの下読みなんかでは、私の気のせいかもしれないが、かなり目につく。

毎年応募してくるような人で、すでにかなりレベルの高い人ほど、なんでかそういう傾向があったりする。正直、文章は年々うまくなるのに、内容はどんどんイマイチになるというか。

ま、そういう傾向がなくて、どっちもどんどん上手くなる人は、とっくにプロデビューしていたりして、コンテストの応募作の中にあまり残らないのかもしれないけど。

でも、この問題は、小説講座を運営している立場から考えると、けっこう大問題なので、いろいろ考えてみる。で、一番思い当たるのは、
「たとえ面白いアイデアが浮かんでも、書きにくいものや書くのが難しいものは、ある程度書き慣れてくると予測できるから最初から書かなくなる。つまり危ない橋を渡らなくなるから」
ではないかと思っている。

これを乗り越えるためには、「なるべくうまく書こう」という『気持ち』よりは、「どんな手段を使っても、読者を面白がらせてやろう」「もうヘタでも何でもいいから、とにかく面白さが伝われ!」というような、なんというか、根性みたいな、念力みたいな、そんな姿勢がいるのかなあ、と思っていたりする。

しかし、文章はうまくても、なんだかツルンとして何のひっかりもない作品は、なかなか指導するのが難しい。

それ以上に、そのことを本人に説明するのがもっと難しい。


10/16/2009

小説専攻科を継続してもしなくても

10月15日(木)
「エンターテインメントノベル講座」は、週1回1年間のコースなのだが、専攻科は、ほぼ隔週である。卒業生向けのコースで、作品指導だけをやるためのクラスである。

「エンターテインメントノベル講座」は1年限定なのだが、専攻科には、何年か継続して在籍する人もいる。しかし、それも1年ごとの更新だから、この10月で「修了」という人もたぶん何人かいる。

先日、ある生徒さんから、
「今年からは専攻科を継続しないことにしました。どうもお世話になりました」
というメールをもらった。

個人的には、どうせやるなら、できればしばらくは専攻科を続けた方がいいと思っているし、そのために専攻科の学費もかなり抑えているのだが、しかし、これは「書くことを辞めずに、何らかの形で書き続ける人なら」という意味なので、そもそも、みんなが小説を書き続けるわけではないわけだし。いや、ホントそれは個人の人生プランもあるでしょうから。

だから、べつに継続しなくてもいいと思っている。けど、専攻科を辞めてから自力でプロになる気なら、できるだけ1年以内にデビューしてもらいたいものである。いや、マジで。おそらく実際、専攻科を「修了」して、一人で何年もかかっている人は、そこそこまでせっかく行ってもなぜかたいていフェードアウトなのである。

もしかして、作品指導もそうだけど、定期的に「プロ作家」の温度に触れているかどうかが、創作のテンションを保つのにけっこう大きいのかもね。いや、わからんけど。

ホント、専攻科には残っても残らなくても、とにかく、そこそこ書けるようになってから、せめてデビューまでは気をゆるめないようにして欲しいなあ。ホントどんだけの人がそれまでで終わってしまうのかと思うと。

10/15/2009

年度替わりの事務作業

10月14日(水)
午後から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

10/14/2009

丁稚どんよろしく

10月13日(火)
昼間は丁稚どんに任せて、夕方から小説講座の事務所。
(専門学校の非常勤講師のお仕事で、5月のインフルエンザ休講の補講がなぜかこの10月に)

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