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08/31/2007

小説講座の講義変更など

8月30日(木)
朝から小説講座の事務所。遅くまで事務作業。

色々あって、電話などバタバタ。
週末の講義について、急遽変更。
(業務連絡。在校生は、「お知らせサイト」を見よ)

作品指導だが、幸いなことに急ぎの応募予定がない作品ばかりだから、指導日が延期されても大丈夫(たぶん)。しかし、3日前だと、在校生全員に休講連絡がいきとどかない可能性が高いので、こういう場合、代講者をたてることになる。これが、前期なら割とカンタンに見つかるが、後期だとかなり難しい。なにせちょうどワールドコンなんかもあったりするし。で、こっちで思いあたる先は全部ダメ。結局、講師からの紹介を待つ。

一応、全員に速達封筒を用意しておくが、代講者が確定しないので、本日中に発送できず。明日はもう金曜、土曜日の講義だから、もう郵送では間に合わない。明日、メールと電話での対応をするしかないなあ。でも、うちの生徒さんは、案外、日頃メールを見てない人が多いんだがなあ。

そのほか、昨日連絡あった急ぎの「求人情報」に対応。
あれこれ条件ありの内部募集。「今日、明日のうちに連絡がつけば」ということなので、名簿をさぐって、該当者を探す。あちこち電話かけたりして、こっちもバタバタ。

そんなわけで、めずらしく電話にあけくれた一日。
このところ電話といえば、作家志望らしい人からの相談などが多かったのだけども(別に入学希望ではない)、今日はさすがに電話がかかってこなかった(てか、たぶんずっと話し中だったんだけど)

「大阪シナリオ学校」で、脚本科や演芸台本科の担当をしてた頃は、講義変更も急ぎの求人も全然めずらしくはなかったのだが、小説講座ではこれだけ重なるのはめずらしい。小説講座は、直前の講義変更がほとんどないのである(担当者としては、これはラク)

ちなみに、脚本科とか演芸台本科の講師は、放送作家とかシナリオライターとか、テレビのディレクターや映画監督だったりするのだが、こういう職業の人は急に撮影が伸びたりして、予定してた講義のドタキャンもけっこうある。まあ、突然の予定変更がしばしばある職業なので仕方ない。

こういう場合は、代講が見つからなければ、電話しまくって休講連絡するしかない。今時、メール連絡でもいいはずだし、その方がラクなのだが、全員が見てると限らないし(なにせ口頭連絡しても「そんな話は聞いてない」という生徒もいるくらいだし)、万一連絡ミスがあると困るので、電話連絡が確実なのである。

今のところ小説講座は、講義変更はほとんどないし、あっても早めにわかることが多い。うちの講座は、忙しい社会人が多く、いろいろ無理して日程調整して通ってくるし、遠方からの通学者が多いので、その方がありがたい。だいぶ助かっている。
でも、やむをえない時は仕方ない。しかし、久しぶりなのでかなりアセる。生徒連絡も少人数のクラスなら電話連絡でかるく済むのがだが、あいにく合同講義なので数が多いし。

深夜メール連絡あり。代講決定。ほっとする。

08/30/2007

小説コンテストの応募作品に注意

8月29日(水)
朝から小説講座の事務所。

先日からコンテストの応募作の受付をしている。公募なので、もちろん情報公開はできないのだが、これだけは言わせて欲しい。

「頼むから、応募作には、名前と住所を書いてくれ!」
まったく誰のかわからん。

小説講座の生徒諸君も、くれぐれも注意するようにね。

08/29/2007

小説講座への問い合わせ色々

8月28日(火)
昼から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

お手伝いスタッフの丁稚どん、ひさしぶりの出勤。夏のおみやげに「松阪牛せんべい」をいただく。

先週の欠席者への資料発送、「ショートショート大賞」の応募作の受付事務、専攻科の作品印刷などあいかわらずの早ワザ。電話、メールでの問い合わせがけっこうあり、月末の銀行振込やら、発送やらで夕方までバタバタ。これまでの資料請求者への「新カリキュラム」発送もできず。

うちの場合、毎年、秋は圧倒的に「小説講座」の方の問い合わせが多い。小説講座「エンターテインメントノベル講座」は、年1回、秋しか開講がないせいだが、今年はなぜか文章教室「ライティング講座」の問い合わせもそこそこ多い。文章教室は、半年コースで年2回の生徒募集があるが、カリキュラムはほとんど同じで、時間帯がちがっている。春4月開講は「土曜の昼」、秋10月開講は「火曜の夜」。文章教室については、春開講の4月生の方が人気があって、秋は毎年あまり生徒さんが集まらないんだけどね。

小説講座について、電話での問い合わせもあり。
うちの小説講座は、一応、プロ作家養成コースなのだけど、「初心者だから、これまで作品をあまり書いた事がない」と言っても、受講上の不都合はあまりない。というのも、うちの講座はプロ作家数十人によるレクチャー講義がメインなので、課題提出はあまりたいしたことはない。毎回、作品指導をやっているのは、専攻科に進学した人だけである。とくに最初の半年は、毎週、週替わりで色んな作家の話を聞くばかりで、実は、作品指導は少ないのである。

確かに話を聞くだけでも、まったくの初心者よりも中級者以上の人の方が理解できるかもしれないけど(プロの個人的なノウハウが中心で、とくに市販の小説読本にはないような話も多いので、書いた経験があればピンとくるが、経験がないとあまりよくわからないことはある)

ただ、どうも生徒さんを見ていると、ちょっとくらいの文章力の違いなんか半年も書けばすぐ追いつくし、そんな少し暗いの書いた経験の違いよりは、「読書量」の方が違うみたいだけどね(最初はヘタでも、そこそこ読書量があれば、すぐコツをつかむのかもしれないな)

さて、講義の見学を受付けているのだが、作品が足りない。なんだかんだで講義スケジュールも決まらないし、どうしたものかなあ。

08/28/2007

小説とは関係のない休日(くじら、水軍、時代小説)

8月26日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

公休日だが、仕事がたまっているので、半日だけ出勤。

この夏、勝浦に行ったのだが、家族旅行なので単独行動ができず、太地町の「くじら博物館」には行けなかった。別にどうしても行きたかったわけじゃないが、なんか行けないとなるとちょっと残念なだけなのだが、その代わりにと言ったらなんだけど、このところ図書館で「くじら」「捕鯨」関係の本を十数冊まとめて読んでいる。あっちこっち、書いた人の立場によってだいぶ意見も違うようで、やはり「科学的な数値」もいろいろ違う。かなり面白い。まあ、政治的な面白さだけど。反対か賛成かの二極分化なんで。

ちなみに私自身は、給食でさんざん噛み切れないクジラ肉に困らされた記憶を持っているので、いくら良質の肉だ、文化だと言われても、正直あまり積極的には食べたくはないのだが、かと言って、「おばけ」だとか「ころ」だとか、永遠に食べられないとなれば、それはそれでちょっともったいない気もする(でも食べないけど。あ、ベーコンなら食べるけど)

それにしても捕鯨で有名な地方がいくつかあるけど、どうも戦国時代の水軍との関係があるようだ。それで、ふと先日の小説講座での専攻科の生徒作品を思い出したりする。あれはやっぱりけっこういい所に目をつけた作品かもしれないな。

そういや、時代小説を書く生徒さんはとにかく資料代が大変らしいが、やっぱ、小説を書くのならそういう資料は借りるのではなくちゃんといくらか買わんとあかんよ(私は借りてるが)、「ちょっと書いてみようかな、書いてみたいな」というくらいならともかく、ちゃんとした作品を書こうと思ったら、せめて十冊、二十冊は買わんとね。それで本棚に一列くらい資料が並んでたら、「いやでもこれをモノにせねば。元をとらねば」と思うだろうから、それで長編作品が最後まで書けるようになる……かも。ぜひ、がんばってくださいまし。

08/27/2007

小説とは関係のない休日(彦根、ひこにゃん)

8月26日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

夏休み最後の日曜日(今年の新学期は9月3日からだから、2日の日曜もまだ夏休みみたいなもんだけど)。

さて、この最後の日曜日をどう有意義に過ごすべきか、とりあえず今年最後の海水浴に行くべきか、いやプールに行くべきか。長時間におよぶ家族会議の結果、なぜかJRで「彦根城築城400年祭」をやっている「彦根」にブラブラ遊びに行くことに。(最初は誰も希望してなかったから「大穴」だ)

家族5人で「新快速」で彦根へ。とりあえず18切符だ(双子の娘たちはまだ小人料金だが、家族全体では元がとれる)

さて、彦根につくと見慣れないキャラクターが駅のポスターに。「ひこにゃん」である。あっちにもこっちにもこのキャラがいっぱい。まんじゅう屋には、「ひこにゃんひこにゃん、ひ〜こにゃんにゃん〜」という曲が流れている。

「なんだこれ。そんなに人気のキャラなのか?」と思った人もいるかもしれないが(私はそう思った)、あちこちに「ひこにゃん、○時に出陣!」というポスターが貼ってあり、たまたま博物館を出たところ、
「きゃあああああ」という歓声とともに(悲鳴にあらず)ものすごい人だかり。

いや、ちょっとした芸能人でもこの騒ぎはないというような大騒ぎであった。ちょうど博物館のロビーに「ひこにゃん」が「出陣」されており(これってただの「着ぐるみ」なのだが)、ものすごい数の家族連れに囲まれていたのである。みんな手に手にケータイを掲げて、写真を撮りまくっていた。いやホント。そんなに人気あるのか、このキャラ?

あまりの人で私には「ひこにゃん」が見えなかったのだが、うちの子供たちも走って、人をかきわけてしっかり見に行っていたのである。ひこにゃん人気おそるべし。まあ、かわいいかもね。

国宝「彦根城」も、築城400年祭ということで、日頃、公開してないとこも見られてラッキー。「ひこにゃんパスポート」で、彦根城、博物館などをまわって、お茶室にも寄る。博物館では、能面コレクションが印象的。

ところが、うちの家族は歴史にはまったく興味がないので、夫も
「日本史って、オレ、あいにく戦国にも幕末にも興味ないからなあ」
と言う。
「じゃ、何に興味あるの?」
と言ったら、
「うーん、昭和……? あ、いや、平成だ、平成」
……それはまだあんまり歴史じゃない。

子供たちも気に入ったのは「城の石組をつくってみよう」というゲームみたいな展示だけで、家に戻ってからも、
「ええっと、井伊直弼って、ほら、たしか大化の改新やんなあ」
などと言っていた。まあ、勉強しに行ったわけじゃないからいいけど。

で、「ひこにゃん」の歌だけ、しっかり覚えていた。

家にかえってからネット検索したら、「ひこにゃん」は「ゆるキャラ」でそれなりに人気なんだそうで。知らんかった。滞在は約6時間。いや、すっかり「ひこにゃん」な一日であった。

08/26/2007

青年よ大志をいだけ

8月25日(土)
朝から小説講座の事務所。昼、ライティング講座、夕方から小説講座「第10期&専攻科合同」

あいかわらず暑い。文章教室(ライティング)は、来週が「修了課題」の締切日である。提出の一週間前なので、カンタンな注意事項を説明。原稿用紙の使い方や推敲のポイントなど。

でも、あれやこれやの注意点よりも、修了課題の一番の注意点は、
「とにかく未提出だけは避けること」
なのだ。実は、これが一番大事。

なのだが、はたして生徒さんたちには、理解してもらえたのだろうか。
ま、来週には、結果がわかるんだが。

そういえば専門学校の方も、そろそろ夏休み明け。休みあけには課題作品の締切日がある。例年、クラスによって提出率がだいぶ違うようで、いいクラスはいいが、悪いクラスは悪い(あたりまえか)。どうやら作品の提出率が悪いクラスは、
「こんなヘタな作品を提出するとカッコ悪い」
と自主規制する人が多いらしい。途中であきらめて完成させてなかったり、完成しても出さなかったり。

専門学校の方は「マンガ」だから、多少、気持ちはわからなくもない。いつも思うのだが、つくづくマンガというのは、「作る側」と「読む側」の労力の差が激しい媒体なのである。小説にもまして。ま、小説でも労力の差はかなりあるが。そういや某作家さん(うちの講座の講師)が
「3ヶ月がかりで書いた作品がたった30分で読まれてしまう」
と苦笑いしていたが(それは速読すぎると思うが)、マンガなんかもっと描くのに時間かかっても、短い時間で読まれてしまうこと間違いなしなのである。そんなふうだから、
「マンガが好きで、ずっと自分でも描けたらいいなと思っていたが、やってみたら意外と面白くなかった」
というのはもちろん気持ちはわかる。ほんとほんと、なかなか絵もうまくならないしね。

しかし、「どんなに書いても、なかなかうまくならない」というのならわかるが、ほんのちょっと書いただけで「才能がない」とかゆーてはいかん。そんなもん、今までほとんど野球のバットを持ったことがないヤツに
「オレには、イチローほどのバッティングの才能がない」
なんて嘆く資格はない。それって「才能」以前の問題だからな。才能ウンヌンは、せめて、もーちょっとやってみてから言ってほしいよね。人一倍やってからの話。

まあ、最近は「がんばらない」がカッコイイという文化だからして、仕方ないかもしれないけどね。でも、なんつーか、最近の若いモンはあきらめがよすぎるよね。

いや、それよりもなんだか納得いかないのは、そういうヘタな作品でもちゃんと提出する人に対して、
「そんな才能しかないくせに、平気で提出するなんて、自分が恥ずかしくないのかなあ」
とか
「まだあきらめないなんて、かっこ悪い」
みたいな態度をする人。

そりゃ、提出するからには、ヘタよりウマイ方がカッコイイし、どうせなら「感動作」とか描けた方がいいよなあ。けど、実際、やっぱり最初から「うまく書ける」ってのは無理なんだよなあ。

で、それだから提出しないってのは、それって成績だとゼロ点なんだよね。どんなにヘタッピでも、ちゃんと人に見せるってのは、ゼロではないと思うんだよね。まあ、そりゃあ、あまりイイ点はとれないかもしれないけど、でも提出したらきっとたぶんゼロじゃないよな。技術が未熟だと、作者の意図もあまり伝わらないってことはあるだろうけど、でもゼロってことはないもん。

いや、成績の問題だけじゃないけど(専門学校とかだと成績もつけなきゃいけないで)、でも、コミュニケーションってのは、そういうもんではないかと。

作品を書いて人に見せる、というのは、けっこう勇気はいることではある。ただ、自分が傷つくのが怖がっていると他人とつきあえない、というのと同じで、あんまり自分をかばってばかりだと、やっぱり他人を感動させるなんてことは難しい。マンガも小説も、そりゃ読んでるだけの方がラクだが。いや、絵画もスポーツも料理も似たようなもんだろうけど。でも、ヘタでもいいんだよう。うまいヘタよりは、ちょっとでも感動させるとか、伝わるかどうかを気にしようね。

というわけで、作品制作の最大のコツは、
「とにかく書いて提出すること」
なのである。

なぜって、小説コンテストなどと違って、修了課題ってのは、どんなにヘタでも「落選しておしまい」ではない。公募なんか最終選考とかに残れば選評も載るが、一次選考落ちだと「何も言われずに済む」のである。でも、修了課題は、基本的にどんな作品でもしっかり作品指導をやる。君のヘタッピは、プロの講師がじっくり指導するのだ。ははは。

いや、作品提出にビビるのはわかるが(指導当日は針のムシロだし〜)、そこをクリアしてこそ成長があるのだ。専攻科の生徒さんなんか「何回か指導してもらったら、そのうち慣れる」と言ってるよん。そのうち快感に変わるのだそうな。「かなり厳しくされないとモノ足りない」というアレな意見も。

夕方からは、小説講座(10期&専攻科)。本日の講師は、黒崎緑先生。ミステリっぽい作品が3編。そのうち2編は、昨年も指導してもらった専攻科の生徒さんの作品。黒崎先生は、あいかわらず見事な作品指導で、それぞれの作品がきれいにまっぷたつ(笑) 

うちの小説講座は、講師の先生が複数いるので、作品指導もそれぞれの先生たちのやりやすい方法にまかせている。だから当然、先生によって指導の方法がかなり違うのだが、黒崎先生は最初に「長所」をしっかり言っておいてから、あとから「短所」を言うタイプ。そんでもって、すっぱり。

あとで専攻科の生徒さんたちに聞いたところ、今日のような指導は、やはり切り口がすっぱりきれいなので、かえって回復は早いんだそうな。治療が早いというのは名医ということでしょうか。指導する先生によっては、
「傷口は小さい。けど、内臓まで達するかなりの深手、ほとんど瀕死」
という危険もあるそうで。まあ、それに耐えられたらたくましくなるのだそうだけど。

たっぷり2時間、興味深いアドバイスいろいろ。やっぱり作品指導の講義っておもしろいな。

講義後、黒崎先生と一緒にいつもの飲み会。専攻科の女性陣がスリムになって美しさ倍増の先生を取り囲む。ダイエット話ですっかり盛り上がっていた(いや、ミステリの話もちょっとしてたみたいだけども)

本日の指導を受けた専攻科の生徒さんに
「今日のを書き直してみたら?」
と言ってみたら、
「いや、あれは無理ですよ。書き直すくらいなら、別のを書きます」
などと言う。

しかし、「テクニックは高いが、志が低い」という作品と「志は高いがテクニック的にミスが多い」という作品と、どっちを書き直すべきかというと、だんぜん後者だと思うんだがな。せっかくなんだから書き直せばいいのに。ああ、多少、話が破綻してても面白ければ大丈夫だと思うのになあ。とにかくせっかく指導されたものをほったらかしにする習慣がついちゃうとあまり上達もしないし、やっぱ、面倒でも一度書き直した方がいいと思うがなあ。

08/25/2007

東京にも小説講座はあると思うが

8月24日(金)
午前中、外出。午後から小説講座の事務所。

暑いけど、コツコツ事務作業。専攻科の作品印刷はかなり残り少なくなったけど、まだまだ終わらない。年度末だから、短編中心で長編がないのがラクだけど。

最近、なぜか電話やメールでのお問合せで、遠方在住の人からのが続いている。
今日も
「東京在住なので、そちらに通えないのですが、どこかいい小説講座知りませんか?」
という問い合わせ電話あり。

うちの小説講座は、通学コースしかなくて、今のところ、通信コースというのはない。そのせいか、遠方からの通学生というのもいて、今のクラスにも東京、名古屋、岡山、福井などから通っている生徒さんもいて、和歌山、滋賀、奈良、兵庫というのは、まだ「近い」と言われたりするくらいである。まあ、大阪からいくら近くても奈良とか場所によっては最終がえらく早いので、講義後にはあわてて帰らなきゃいけなかったりして、一概には距離ではないかもしれないけど(なにせ新幹線通学の名古屋在住者は、毎回、十時半頃まで飲み会に参加してるし……)、まあ、遠方からの通学生というのは、それなりに出費も手間もかかることだし、やれる人は限られているわけで、本当に大変だと思う。

けど、うちの小説講座は十数人のプロ作家のナマの講義がメインだし、作品指導も本人の顔を見ながら少人数のゼミ方式でやっているし、今のところ、事務局のスタッフも少ないし、一応、プロ作家養成をめざしているコースだったりするので、あまり多くの生徒さんも引き受けられないし、これ以上、通信と言われても無理なんじゃないかな。

それにしても、東京ならいくらでも小説講座があるだろうし、実際、あまりにもいっぱいありすぎて、正直、どれがどうなのか私にはまったくわからない。まあ、うちの生徒さんの中には、他校の講座に通った経験がある人もけっこういるので、そういう話も聞くことはあるのだが、それも在阪の小説講座か、通信講座に限られるし。まあ、いろいろ選べるということは、自分にあった講座を選べるということだけど。

で、そういうことを聞かれてもあいにくうまく答えられないので、申し訳ない。

ところで、うちの事務所ではクーラーの下にデスクがあり、とても涼しい……のはいいのだが、夕方まで事務をコツコツやったら、なんだか冷えてしまって、ちょっと体がだるい。夕方からスタッフの人と熱い緑茶と「わらびもち」で休憩。こうクーラーばかりだと、日中あんまり冷たいものを飲むのはイカンみたいだな。

帰宅がかなり遅くなったのだが、子供たちがチャーハンを作ってくれていた。なかなか本格的。先日、久しぶりに作った野菜と鶏肉ミンチのカレーが大成功したのでちょっと調子に乗っている中2の長男。小4の双子の娘たちもエプロンをつけて、しっかりアシスタント。しばらく炊事はラクができそうかな。暑いので、キッチンに立つのもおっくうなので、けっこう助かる。

食後、ちょっと気になって息子と背比べをしたら、やはり身長が私とぴったり一致。クラスでは背の順だとかなり小さい方なのだが、やっぱり伸び盛り。ちなみに私の身長はジャスト160センチ。3人の子供たちはこのごろ毎日ニョキニョキ。なんだか家族で一番背が小さくなりそうだなあ。小4の娘たちにはあと1年くらいはかかりそうだけど、そのころには息子が175センチの父親をそろそろおびやかしてるかな。

08/24/2007

理解よりも協力があった方がいい

8月23日(木)
午後から小説講座の事務所。
あいかわらずコツコツ事務作業。メール対応など。

うちは社会人向けの小説講座なので、とくにそうなのかもしれないけど、どうも生徒さんたちがそこそこ小説が書けるようになるかどうか、というのは、なんというか、その人の「やる気」というよりも、なんだか「家庭」と「仕事」の影響の方が大きいような気がする。つまり最初、本人にどんなにやる気があっても、家庭内で理解されずに家族の協力も得られないとか、仕事がかなり忙しい(または責任がある、やりがいがある)という場合、なかなか小説を仕上げる時間がもてない。最後は本人の「やる気」次第とはいうものの、この環境でまだ売れるかどうかわからない作品を書き続けるのはかなりキツイ。

独身だとそうでもないが、既婚者だと「配偶者の理解」があるかないかで、かなり違う。この場合、「理解」というよりやっぱり「協力」なのかな。どうやら「理解」があっても、「協力」はないパターンというのもあるらしいので。家族がとくに反対してなくても、協力もしてくれないというパターンもあるらしい。つまり、あいかわらず「家族サービス」を要求されたり、家事負担の時間がかなりある場合、結局は理解がないのとあまり変わらない同じみたいである。正直、小説を書くくらい、それくらいの自己表現は基本的人権だとは思うが、しかし家庭内で過ごす時間が有限である以上、利害が対立するのは当然である。いや、ホント家族の協力は重要である。とにかく、なまじっかの理解よりも物理的な協力があるかないかの方が重要で、多少の文章のうまいヘタなんかよりもすごく大きく影響するのである。理解よりも協力。つまり、同情するなら金をくれ(ちと違う。しかも古い…)

ということなので、
「そんなモノにならない小説を書くのはさっさとあきらめたらどうなの」
という冷たいセリフを浴びせる奥方様であったとしても、いくら口ではブツブツ言っても、「しゃーないわねえ」とそれなりにちゃんと執筆環境は整えてくれて、家のこともすべてしっかりやってくれて、さらに締切前には
「ほんと、さっさと寝なさいよ。あきらめが悪いんだからもう」
と言いながら、なぜか夜食なんか作ってくれるようなら、これは「理解はないが、ちゃんと協力がある」ことなので、ものすごくすばらしい奥方様ということなんですぜえ、某さん。いや、つまり口先じゃなくて、自分のやりたいことを優先せずどれだけ具体的に尽くしてくれるかという……結局、言葉じゃなくて、献身があるかないかが愛なのよ。

え、なに。美貌の妻が献身的に協力してくれるのになかなか書けない? そんなものは、知らん。
尊き怨念が足らん。

それにしても、そこそこ文章が書けるとか、それなりの作品が書けるか、というのは、初心者に限っていえば、どうやらほとんど書いた量に比例するようだ。どうもだいたいは単純な正比例みたいである。ちなみにうちの講座だと、入学時には人によってかなり文章力に差があるのだけど、1年くらいたつとあまりうまくなかった人がうまくなってしまうので、急激に追いついてくるから、専攻科になった頃にはほとんど差がなくなる。どうも誰でもそれなりに量を書きさえすれば、中級者レベルにはすぐなるようである。それなので、私ももう十年くらい小説講座の事務をやっているのだが、
「まあそこそこ努力さえすれば、誰でもそれなりには書けるようになるだろう」
ということは、もはやほとんど疑ってない。
(逆に言えば、「それなりに書ける」というのは、それくらいのレベルでしかないというわけなので困っていることはあるのだが)
さて、その「それなり」になるまでに、平均的にどれくらいかかるかというと、いいかげんな見積もりで言うと、だいたい短編4〜5本、中編2本、長編2本くらいなのである。たぶん。で、もちろん、それはそれなりに厳しいうちの講師指導を受けながら、という意味だけど。
(「それなり」というのは、どんなレベルがわかりにくいだろうけど、そこはそれなりなのである。いや、適当)

でも、それなりの、その本数を書くには、それなりの時間がかかるわけで、そのためには、やっぱり書く時間が重要である。とにもかくにも、どれだけ机(パソコン)の前に座っていたか。時間が短ければ短いで、効率よく充実した時間を過ごせればいいだけかもしれないが(でも、超早打ちだと文章が荒れることも多いし)、やはり書ける量は限られている。物理的に必要な時間はやっぱり必要。ほら、恋愛と同じで、とりあえず情熱を維持するためにも、作品と一緒に過ごす時間が大切なのかもよ。

ところで、大阪NPOプラザにある事務所には、他のボランティア団体がいくつも入居しているのだが、今日はなぜかどこの団体も出勤していないみたいで、ほとんど人がいない。最近は、めずらしくない現象だが、今日はお手伝いスタッフもいないのでうちの事務所も一人っきり。ちょっと寂しい。昨日はけっこうたくさん人がいたのにな。どうも木曜は休みの団体が多いのだ。

それなりにちゃんと活動しているボランティア団体だと人と関わるのが普通なので、活動が軌道にのっているような団体だと、それなりにけっこう人の出入りが激しいものなのだけど、最近、にぎやかな団体がいくつか抜けて、新入居の団体が増えてきた。そういう団体さんは、まだ顔も知らなかったりして、どんな活動をしているのかもよくわからない。

ただ、同じ団体でも事務の人がちょくちょく入れ替わっていたりするところもある。NPO活動もけっこう大変で、必ずしも有給スタッフばかりではないし、きちんと有給で働いているようなスタッフでもなぜか長続きしないみたいである。辞める理由はいろいろみたいだけど。ボランティアだからといって、あんまりがんばって無理しすぎると、結局は続かないみたいなのである。そんで私も「関西心理相談員会」さんとか、「園芸療法研究会」さんのスタッフの方と「お互い無理はしないようにしましょうね」なんて話したりしている。

もちろん私自身は今のところ辞めたいと思ったことは一度もない。ま、あんまり無理なんかしてないだからかもしれないけどね。社会からニーズがなくなったらこの小説講座も辞めるつもりだけど、とりあえずかなりの生徒さんが在籍しているということは、それはそれで必要とされているわけなんだろうし。

まあ、人間というのは、必ずしも金銭的な見返りがなくても働いたりできるものだと思う。けど、それならそれで「やりがい」とか「生きがい」というものが欲しいわけで、それには社会的に認められるというか、自分がやっていることが「他人に役立っている」「必要とされている」という感覚が欲しいもんなのである。社会的な意義というか。

ちなみに、「創作サポートセンター」は、小説、マンガ、ゲームなどの「自己表現力」「企画力」「コミュニケーション力」を社会に活かし、人々が豊かな文化生活を享受できる環境づくりをめざします。またエンターテインメント分野の芸術を通じて、青少年の豊かな感性を育て、文章作成能力の育成を行って、文化的な地域創造の推進を図っております……ので、よろしく。

ところで、某先生から購入した某研究会の会誌は、いろんな意味(微妙)で面白い。限定販売だが、まだいくらか手に入るみたいなので、タフな(?)ミステリ志望者はぜひ一読を。でも、それ以外の生徒さんには読ませられないかもなあ、いろんな意味で(微妙)

08/23/2007

江戸川サリバンショーと小説講座の事務作業

8月22日(水)
朝から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

今週は、さる事情により、事務スタッフの丁稚どんがお休み。そのせいか昨日8時まで残業したのに、資料請求者への発送、経理作業がたまっている。生徒さんから作品印刷の件で問い合わせなど。なんだかんだで、発送作業が終わらず。

間違いの指摘メールあり、ありがたし。ブログで一部訂正。
なにせ書きっぱなし、構成なし、推敲なし、内容もアレコレ、むちゃくちゃ話とびまくり。いつも読みにくいことで申し訳ない。まあ、アクセス数もきわめて少ないし、どうせ読むのはせいぜい数人の生徒さんくらいだろうと、書いた本人もほとんど読み直さないくらいなのだが(読み返すと誤字だらけなので見るのがツライから……オイオイ)、間違った記載はいけないので注意しないとね。短時間で打って、ほとんど読みかえさないから、タイプミスも誤字も多い。うーん、悪い原稿のいい見本ですな。皆さんくれぐれも注意するように。

あ、もちろん記載された内容について責任はすべて本人にありますんで、皆様も気がついた点があればご指摘よろしく。コメントも読んでますが、なぜか私自身のパソコンからはあいかわらず文字化けしてコメントは打てないし、気づくのにかなり遅れるので、メールが有り難いです。まあ、誤字は指摘したらキリがないかもしれないけどね。

ところで、ある生徒さんから教えてもらったのだが、9月21日(金)「ハナシをノベル in 繁昌亭」というイベントがあるらしい。フリートークもやっぱりあるようで、田中啓文先生ほか、北野勇作先生、田中哲弥先生も出演されるようだ。次回「ハナシをノベル第9回」は、9月29日は土曜日なので、生徒さんたちは出席できないのだけど、これなら金曜なので出席できるよね。しかも繁昌亭だよー、わーい。「彦八まつり」にも、毎年行くぜ、というアナタもぜひ。

そんでもって、今朝のこと。
朝、「いきいき保育」(大阪市の放課後保育事業のコト)に行く双子のために弁当を作っていると、子供たちがハッチポッチステーションのCDをかけて歌っている。彼らは気に入った歌があると、何度も同じCDを聞くから、こっちまで覚えてしまう。いや、そりゃ好きな歌を好きなように歌うのはいいんだが、朝からこのグッチ裕三とグッチーズの「江戸川サリバンショー」はちょっとキツイ。なにしろ朝、これを聞くと一日中、頭の中でヘビーローテーションになるのだ。ううう。

ご存知でない人に一応、説明しておくと、このCDは、NHK教育でやっていた子供向け番組「ハッチポッチステーション」の中のコーナー「江戸川サリバンショー」でやってたパロディソングを集めたCDで、どんな曲が入っているかというと、「デトロイトロックシティ」のメロディで「おはなし指さん」とか、「クロコダイルロック」で「おおブレネリ」とか、「ハイウェイスター」で「アルプス一万尺」とか、「ボヘミアンラブソディー」で「犬のおまわりさん」とか、とにかくふざけたパロディソングがいっぱい。KISS、ディープパープル、クイーン……真面目なロックファンには怒られそうな曲(熱狂的なファンだと怒るかも)ばかりだが、放映中の映像もすごかった。どれもめちゃくちゃオモロかったが、CDには全部収録されてないのが残念である。そりゃ、後番組のクインテットもいいけど、私はやっぱ、ふざけたのが好きなので。それにあれはなぜか毎回つい人形の動きに目がいっちゃうからなあ。
(うちのガキどもは、どうやったらあのように人形が楽器をちゃんと演奏しているように見せられるのかを研究中)

そんなわけで、今日一日、せっせと事務作業をしている私の頭の中は、ずっと「江戸川サリバンショー」がかかっていたのであった。一度聞くと耳について離れない。もはや原曲を聞いても、その歌詞が思い浮かんで笑ってしまう。グッチ裕三おそるべし。

08/22/2007

真夏の小説講座の事務所

8月21日(火)
朝から外出。午後から小説講座の事務所。

欠席した生徒さんへの発送いろいろ。見学希望など、問い合わせメールあれこれ。受付開始したばかりの「大阪ショートショート大賞」への応募原稿もちらほら届きはじめる。
なんだかんだで、あっという間に夜。少し残業。まだまだ暑いのに、なんだか陽が落ちるのは早い気がする。

08/21/2007

小説とは関係のない休日(夏休みのガキんちょたち)

8月20日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

夏休み中のガキどもにねだられて、またまた近所のプールに行く。プールに着くなり、勝手にばしゃばしゃ泳ぐガキども。幼い頃から他の習い事も一切せず、ひたすらスイミングスクールだけに通っていた彼らは、クロール、平泳ぎ、背泳、バタフライなんでもござれである。ほおっておいても溺れる心配はほとんどない。もし水深1.2メートルのプールで溺れることがあるとしたら、それは日頃、運動不足の私だけである。でも、ガキだけではプールには入れないのである。長男は中2だが、双子は小4なので保護者同伴じゃないとダメらしい。

それにしても暑い。プールサイドも暑いから、ただのつきそいのつもりでも、時々プールに入らないと暑くて過ごせない。
泳ぎまくり潜りまくりキャアキャアはしゃぎまくりのガキどもには、どうやっても追いつけないから、私は一人で浮き輪につかまって「流れるプール」をただひたすらぼおーっと浮いて流される。途中あんまり退屈したので、日陰でうとうと昼寝して、プールサイドでもってきた本を一冊まるまる読んで、おにぎり食って、お菓子も食って、500mlペットボトルも3本飲んだ。

あいにく夏は9時まで開いているプール。うちのガキどもは半端じゃないので、「ほんのちょっと泳ぐだけ」と言ってもかなり心配だったのだが、はたして昼の1時から泳ぎはじめ、6時間半あまりたって、ようやく子供たちが「腹減った」と言い出して、やっと家に帰ることに。その間、ほとんど休憩なしで泳ぎまくっていたガキども。元気過ぎるぞ。おかげで私は流れるプールを流れつづけながら、血のように美しい夕焼けが見られたが。

自転車で死んだセミを踏んづけながら、4人で帰宅する。美術部の合宿につきあっていた夫が先に帰宅していて、夕食を作ってくれていた。ゴーヤチャンプルー。ガキどもは、メシを食ってアイスクリーム食って、ばたんと寝た。

あとに残されたのは、濡れた水着にバスタオル。ガキどもはシャワーもしっかりあびたはずなのに、夜中、布団に入るとなぜか家中にプールの匂いがする。
クーラーをかけっぱなしで寝ると風邪をひきそうだから、うんと部屋を冷やして寝かしつけてから、扇風機をかけてやる。自宅の建て替えなので、今はせまいアパートに親子5人、布団を並べて寝ているのだが、なにせ汗くさいガキども。ゴロゴロ転がるのがうっとおしい。ほっとくとどんどんどこまでも転がっていって、3人がゴロゴロ団子になってしまい、さらに汗まみれになって、寝ぼけながらお互い蹴ったりなぐったり。ぎゃあぎゃあ、さらにうっとおしい。で、それぞれの布団の間に、ザブトンを丸めて堤防を作っておくと少し効果あり。が、寝相の悪いガキどもには、夜中に堤防を作り直してやる必要あり。ああ、面倒くさい。

汗くさいガキどものために、何リットルもの麦茶を沸かし続ける毎日。それが夏休み。
親の私はすっかり飽きて、そろそろ給食のある新学期が待ち遠しい。

08/20/2007

小説とは関係のない休日(やや夏バテ)

8月19日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

ジュンク堂に行きたいなと思いつつ、専門学校の非常勤講師で特別出勤。
夕方、帰宅。
地下鉄の駅をあがったところにすぐ地域図書館がある。まだ新築の図書館はとてもきれいで広いので、夏休みはけっこう混んでいる。私は調べモノだと、市立中央図書館(通勤途中にあるからいつでも寄れる)か、府立中央図書館(自宅から自転車で20分ほどで行ける)が多いのだが、本を貸し出しする場合は、地域図書館経由でやっている。自宅に電話をしたら、双子の娘たちが私の図書館カードと本を持って来てくれた。4冊ほど貸し出し。

夕食後、娘たちが図書館で貸し出したアニメのビデオを見る。そのあと映画のビデオも見ようと思っていたのに、眠くなって11時には寝てしまう。今朝もいつもなら朝6時には起きるのだが、目が覚めたのは7時頃。どうも暑いので寝不足らしい。夏バテ気味。ま、集中しづらいので書くのはかなりしんどいが、「受け身」なら大丈夫だから、マンガや本はけっこう読める。もちろんテレビ番組も見れるのだが、なぜかビデオはツライ。映画は体力がいるのかな。まあ、2時間ほどのビデオを2本見れば、まず目が疲れるので、とくに夏バテじゃなくてもどのみち2本が限度だけど。

中2の長男は、夜1時まで見てたらしい。同じように見たくせに6時間オーバーでも平気らしい。夏、昼寝する習慣のあるヤツはうらやましい。

08/19/2007

すみやかに作家デビューしてね

8月18日(土)
朝から小説講座の事務所。
昼、ライティング講座、夕方からは小説講座(第10期&専攻科)。

夏休みあけ、講義再開。ライティング講座は、講師は小森健太朗先生。小説の作品指導もあって、出席率は9割。入学希望の見学者が1名参加。それに大阪NPOプラザ2階の入居団体「シニア自然大学」の会長・長井氏も、参加していただく。わざわざ作品集を読んでいただいたようで恐縮。

さて、年齢よりはかなり若く見える小森先生だけど、ここ数年、近畿大学で毎週、講義をされているせいか、先生らしい雰囲気(学者っぽい?)も漂ってきたそうな(某生徒さん談)。でも、
「研究室にようやくパソコンが入って、これで大学でもメールやインターネットができる」
と嬉しそうに話す姿は、あいかわらずまるで少年みたいなんだけど。

9月には翻訳1冊と評論1冊、2冊の新刊出版予定だとか。
2冊とも小説ではないという話なのだけど、タイトルを聞くとかなり面白そうなので、楽しみ楽しみ。それにしても、大学での講義を何コマもこなしつつ、膨大な量の本を読んで、翻訳して、評論して、小説書いて、それでいてなぜ週に何十本もアニメを見るヒマがあるのか謎。

小森先生は「起承転結」をテーマに、小説の構成について色々解説。今日は、夏休みあけの第1回の講義だが、質問もあれこれあって、なかなか熱心な生徒さんたち。このクラスは、初心者向けのコースなので、シナリオやルポ、編集など、広く文章について扱う代わりに「小説」についての講義はあまりないのだが(「小説講座」が別にあるからだけど)、このクラスも4割くらいは小説志望の人らしい。そのせいか、今回の提出作品も、
「初心者にしては、文章はまずまず書けている」
と、ほめられていた。

まあ、このクラスは、教室実習があるコースで、さらに今年は、昨年よりも実習時間を大幅に増やしたので、当然と言えば当然かな〜。実は、文章というのは、初心者の場合、とにかく書きさえすればうまくなり、さらにちょっと指導されただけで「えっ」と見違えるぐらい軽く上達しちゃうものなのである。「実習」では、無理矢理、文章を何度も書かせる。だから、「まずまず書けている」くらいにはなるのは、ある意味、当然なのよね〜。だから、そこは意外でもないんだけども。いや、もともと書けた人もいるかもしれないけど、皆さんとりあえず順調に上達している、ということで、ね。

夕方からは、小説講座の講義。こちらのクラスも、そろそろ年度末が近づき、作品指導の講義がほとんどなのだが、10期生の人数が少ないため、最近、10期と専攻科の合同講義になっている。

この10期生はなぜか生徒さん同士の交流があまりなくて、いつも静かなクラスだったのだが、専攻科のメンバーが加わると途端ににぎやかに。3週間ぶりの講義だが、専攻科の生徒さんたちは、あちこち本の貸し借りとか、映画の感想だとか、小説コンテストなどの情報交換でワイワイ。「公募ガイド」を囲む生徒さんたちも。
しかし合同講義になってから、いきなり教室の雰囲気が変わっちゃったみたいで、大人しい10期の生徒さんがとまどってないか、ちと心配。ま、なんだか少しは慣れたのか、ちらほら話をするようになってきたような気も。

本日の講師は、ベテランの堀晃先生。作品指導はわかりやすく論理的、しかも愛があっていつも励まされるとのことで、人気も高い。作品はあわせて4編。合同講義なので、生徒作品も10期生の作品2編、専攻科2編である。10期の作品は、ミステリっぽい現代モノ。専攻科の作品は、時代小説1編とホラーっぽい幻想作品。10期の作品もそれぞれ面白い内容だったりもするのだけど、本コースの修了作品なので、「肩に力が入りすぎる」みたいな感じが残る。つまり、まだ「こなれていない」ような作品。修了作品では、よくあることだが、書き慣れてない感じがする。

ところで、先生に言われ、あらためてよく見たら、「専攻科」と「10期」のレベルの差は確かにかなりはっきりしている。でも、うちの生徒さんに限って言えば、専攻科で半年くらいたつと、ほとんどの人が文章や構成はなぜかまるで別人みたいにうまくなるものだし、それに今日は、専攻科の2名はすでにかなり作品を書いている生徒さん(なにせ3期卒と6期卒)なので、うまいのはあたりまえと言えばあたりまえだけど。

だいたい専攻科でもこのぐらいの生徒さんになると、すでに文章も構成もほとんど問題はないし、講師の先生たちにも
「もしこの作品が商業出版されていても、あまり不思議はない、それくらいのレベル」
と言われている。しかし、デビューとなると、
「『賞』を獲るには、今ひとつ何かが欲しい」
と言われている状態で、「あとはどうやってデビューするか」というのが課題だったりするのよね。

今日も堀先生に
「正直あまり言うことがない。あとは、どれでデビューするかだけでしょう」
と言われていたので、思わず苦笑。

実力は確かにある生徒さん。だいたいこの人が「ホラーっぽい幻想小説」を書いてきたのは初めてで、「ホラーは苦手だけど、ちょっと書いてみたかっただけ」と言いつつ、このレベル書けるのはすごい。

ただ、案外、いろいろ器用に書けるのがいいとは限らないんだよねえ。今は、世の中に「作家」もたくさんいるわけで、何でも器用に書けてしまう作家というよりは、他の作家にはない強烈な「個性」というのがあった方がいい面もあったりするわけで、そうなると「何でもそこそこ書ける」というのも、考えてみれば善し悪しかもしれない。生徒さんに限って言えば、むしろデビューが遅くなる要因みたいな気もするんだよなあ。

この2人も「自分は、絶対コレでデビューしたい」という作品さえ決まれば、たぶん確実にデビューはすると思うのだけど、それがなぜか決められないようだし、難しいものである。ま、器用な生徒さん特有の悩みかもしれないけどねえ。

その状態って、本人はそれなりに苦しいんだろうけど、しかし、それって他の生徒さんたちには微妙にうらやましかったりするのよね。今日もあとで、
「まだまだそんなレベルじゃないから、一度でいいからそういう悩みをもってみたい」
なんて言われていた。

講義後は、生徒さんたちと一緒に飲み会へ。秋には小説コンテストの締切も多いので、公募の話題もチラホラ。生徒さんの中には、講座の課題作品と公募作品を別々に書き分けている人もいれば、1年間、講師指導を受けた作品を選んで、それを修正してから公募に提出するという人もけっこういる。そりゃ、講師指導を受けてから公募に提出した方が効率的というか、ここ数年、生徒さんたちの「成績」から言っても、勝率は高いみたいだけど、ま、そこは人それぞれ作戦もあったりして。

それにしても、今の専攻科の生徒さんの中には、他の講師の先生から見ても、「いつデビューできても不思議じゃないレベルにはなってきている」という人がけっこういる。ただデビューすることだけがゴールではないわけだし、私としても、
「プロ作家としてそこから何作も書いていってほしい」
と思うので、「いつどこでどのようにデビューするか」も大事だったりするのだった。

それでも、今日もつい、
「専攻科はデビューできそうな人は、すみやかにデビューしてちょーだい。10月になれば、また新しい生徒さんが入学してくるので、あとがつかえているから」
と言っておくと、なぜか専攻科のみんながウンウンとうなづく。いや、そりゃ、だから、それはアナタ自身のことなんだぞ〜。
ひとごと、じゃなくてば〜。

中華屋の夜も、いつか「ただの思い出」か、はたまた「小説史のヒトコマ」か。
ま、どっちにしてもあと数年かかりそうだなあ。

しかし、たとえ作家としてデビューしても、そのあとモノになるかどうかはやっぱり5年くらいはかかることが多い。だから、やっぱり今デビューできそうな人は、すみやかにデビューして欲しいんだがなあ。

08/17/2007

小説講座は、今日から夏期休業あけ

8月17日(金)
朝から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

休暇あけ。
ほぼ一週間ぶりの事務所で、メール、郵便物などを片づける。
たまっている専攻科の作品印刷も今日から再開。
作品指導スケジュールはなかなか調整つかず。資料請求が数件あり。見学希望もチラホラ。

明日からは、さっそく講義開始。

それにしても、暑いよ〜。

小説とは関係のない休日(那智)

8月16日(木)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

旅行2日目。早めに起きて、朝風呂。夫とホテル周囲を散策。雄大な太平洋の景色はきれいだけど、なにせ炎天下。早朝なのに、この暑さ。それなのに、元気な子供たち(あわせて6人)は、海水浴がいいという。那智駅近くの「ブルービーチ」へ行く。ギラギラの太陽。真夏の海。子供たちは大喜びだが、大人たちはげっそり。

昼食後、早めに切り上げて、夕方には大阪へ。今回はかるく一泊旅行なのである。義母が「くろしお」車中で少し気分が悪くなったので、天王寺の喫茶店でしばらく休憩。旅行の予約がぎりぎりだったので、往復とも「くろしお」の便しかなかったのだが、オーシャンアローとはやっぱりかなり揺れが違うみたい。

ちなみに「くろしお」は、天王寺から新大阪までは梅田貨物線経由らしい。なんとなく一度くらい乗ってみたいと思ったりするのだが、そんな機会がなさそう。まあ、別にいいけど。

08/16/2007

小説とは関係のない休日(勝浦)

8月15日(水)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

義弟夫婦、義母らと「勝浦」へ家族旅行。8:59発、特急「くろしお」。冬にも来た「勝浦」だが、義母がよほど気にいったらしい。孫たちと行きたいと今回の旅行はなんと義母のおごりなのである(わーい)。ちなみに今回の宿は、「中の島」。ホテルのプールで泳いだあと、魚釣りなどをして、のんびり露天風呂。

08/15/2007

小説とは関係のない休日(倉敷)

8月14日(火)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

暑いので、何をする気力もなし。が、家にいるのにも飽きてきたので、涼しい電車に揺られて一人でのんびりお出かけ。ぼーっと電車に乗るくらいならできるわけなのである。とりあえず18切符で、あんまり予定もなくブラブラでかける。

なんとなく西へ向かっていたら、気がついたら倉敷。「相生」から乗ったのは、「三原行き」だったので、できれば三原まで行きたかったのだが、あいにく夕方から用事があったので、そろそろここから戻ることに。1時間ほど散策して戻ることにするが、あまりの暑さにすぐまいる。大原美術館で涼む。暑いせいか、美術館の中はそれなりに人がいた。白桃アイスを食べて駅へ戻る。

14:01発で倉敷から岡山、相生、大阪で乗り換えて、17時50分頃に京橋着。京阪モールの旭屋書店で、明日から行く「勝浦」の地図「2万5千分の1」を探したがみつからず、「5万分の1」だけ買う。

いったん家に戻り、そこから家族と一緒に551のアイスキャンデーを手土産にして、バスで弟のマンションへ。妹夫婦などと食事。

08/14/2007

小説とは関係のない休日(夏の洗濯)

8月13日(月)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

昨日の海水浴疲れか、おとなしい子供たち。いつも朝っぱらから、セミとりなどに行くのに、今朝はグタグタしてる。

だいたいうちの3人の子供たちは、海では昼食もそこそこに、ほとんど休憩なしで陽がすっかり落ちるまで何時間でも遊び続ける奴らである。海に行くと、翌日とその次の日、だいたい2日くらいは、おとなしい。泳ぎまくり、潜りまくり。まあ、はしゃぎすぎである。

ところで、中2の息子は、砂遊びも大好きである。今でも公園の砂場にも行きたいくらいらしいのだが、さすがに中学生で砂遊びをしている子がいないので、いつも周囲をはばかって我慢しているのだそうで、海でさんざん泳いだあとは、砂浜で何メートルもあるほど豪勢な砂の城をつくる。

海岸で息子が砂山を作り出すと、いつもどういうわけか、まわりの子供たちがはりあって作り出す。ものすごく熱中しているので、どうやら楽しそうに見えるらしい。「遊び」というのは伝播するものである。で、そのうち、うちのパラソルの近くは、だんだん砂山だらけになる。でも、うちの息子のつくった砂山が一番大きい。彼のポリシーは、スコップなどを使わず、手の指で掘ることらしいのだが、それで手の指の皮がめくれて血が出ていた。中学生でそこまで遊びに熱中できるのはうらやましい。てか、やっぱり、ただのアホである。

でも、かなり大きな砂山なので、海の家でジュースなど買ってもどるとき、海岸で自分のパラソルを探しやすいので便利。

さて、私は、昨日の水着やらバスタオルやら、まとめて朝からガンガンお洗濯。炎天下に干すのはツライけど、洗濯物があっという間に乾くので、それだけは、夏っていいな。ベランダがせまいんだけど、午前中には乾いてしまう。即乾、二毛作。なんなら三毛作もできそうな天気。

でも、いや、暑すぎるぞ。

08/13/2007

小説とは関係のない休日(箱作)

8月12日(日)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

天気がいいので、子供たちを連れて、箱作に行く。
年に一度の、ピチピチビ〜チである。
(『探偵ナイトスクープ』の過去のネタを知っている人は、ぜひ小枝さんの発音で)

08/12/2007

小説とは関係のない休日(休日のひとりごと)

8月11日(土)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

とりあえず休日。家のパソコンで原稿を打ったり。図書館へ行ったり。

うちの小説講座は10月開講で、年1回秋しか生徒募集がない。小さな講座なので、アチコチ宣伝もしてないし、8月の今はまだ資料請求の数もポチポチ。
ただ、「大阪ショートショート大賞」という小さな小説コンテストを毎年やっていて、その告示が「公募ガイド」に載ったりするので、問い合わせのメールなどが増える。

時々、ホームページの制作会社とか、広告会社などから
「もっと効率よく宣伝して、生徒さんを増やしませんか?」
とセールス電話がかかってきたりする。

そりゃ、生徒さんがいなくては、講座も存続することができないけど、まあ、とりあえず毎年そこそこの生徒数はいるわけだし、そんなに宣伝をしても、あまり生徒さんが一気に増えるとは思えない。小規模で運営しているので、めちゃくちゃ増えたら対応できないだろうし。そんなに小説家志望がいるとは思えないし、そんな心配はしてないけどね。

まあ、なんとか運営が続けばいいとは思っているけど、あまり儲けるつもりもないし、かと言って、借金をしてまで赤字運営を何が何でも続けたいとも思わない。もしも生徒さんが集まらなかったら開講しないだけである。世間のニーズがなかったらそれまでの話。

しかし、今年で11期生なのだなあ。早いなあ。

一応、プロ作家養成の講座なので(何が何でもプロというわけでもないけど、できればプロになってほしいわけで)、となると、生徒数の多さではなくて、やっぱ、「成果」としては、どれだけ卒業生がプロとして活躍しているかどうか、なんだろうな。

それを考えたら、いや、なんとか数人デビューしたと言っても、やっぱ、まだまだ、これからなんだろうなあ。そういや、以前いた「大阪シナリオ学校」は、講師の半数以上が「卒業生のプロ」なのだけど、あれは50年以上の実績なんだからなあ。きっとプロ作家養成の講座ってのは、数十年かかってやっと本当の成果が出るんだよねえ。いや、ホント気の長い話だな。いや、ホント。

08/11/2007

暑いけど、小説を書こうじゃないか

8月10日(金)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)
……なのだが、またまた今日も出勤してます。でも、明日からは休むぞ〜。

専攻科&10期生に「暑中見舞」をかねて、お知らせ発送。
資料請求者には、夏期休業あけの資料発送を予定。16日まで休業です。

このクソ暑いのに、なんだかバタバタである。
そろそろ公募ガイドに「大阪ショートショート大賞」の告知も出るので、問い合わせもあるかもしれないのだが、明日からは本格的に夏期休業だし、しっかり留守電をセットする。
(そういや、結局、今週は土日月も休みなしだったんで、いつもよりも働いているぞ)

暑いけど、小説講座の皆さんも、創作活動がんばってね。まあ、専攻科も10期生も、課題の提出は終わっているけど、秋のコンテストなど挑戦してみてね。コンテストなんてまだまだ、なんて言わないでぜひ。まかぬ種は生えぬ。まずは参加することに意義があるのだ〜。おーい、君だ君。

目標は高く、歩みは確実に。もちろんあまり無理はせず、燃え尽きないようにも注意しつつ。いや、専攻科Nさんなどは、触覚が折れているらしいけど、あせりは禁物。

よく作品を最後まで書けない、という人がいるのだが、無理をして長編を書こうとすると、本人が自分の作品に飽きてしまうことがあるので注意。もともと短編で書けるような内容を無理に長編にしようとすると、ちょっと無理があるかもしれないし、また、思いが煮詰まる前に書くクセがある人だと、なんというか、どうも書き始めるタイミングが早すぎることもあるみたいなのだ。迷った時には、ちょっとくらいまわり道になってもいいから、もと来た道に戻ってみるとか。自分の原点に帰るといいかもよ〜。

08/10/2007

夏休みの図書館は、子供でいっぱい

8月9日(木)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)
……なのだが、たぶん今日も出勤してます。

早めに仕事を終えて、図書館へ。
さすがに毎日、仕事ばかりしていると、夏休み中の3人の子供たちがうるさいのだが、盆休み中に読む本を貸し出さないと落ち着かない。近くの図書館は別に盆休みもないし、まだ新しく広々とした館内は冷房もきいていて快適なので、時間があれば毎日顔を出すかもしれないが(自宅から徒歩10分だし)、日帰りで山や海に行くとなると朝早く夜遅かったりするので、念のため、予約した本だけでも確保しておく。

大阪市立の図書館は、全館ネットワークで「お取り寄せ」がすぐできるのでかなり便利なのだけど、10月からはビデオやCDもお取り寄せできるらしい。ちなみに私が予約する本は、どうも誰も借り出さない本らしいので、ほとんど待たされたことがないけど(職業柄、私は小説は買うことが多いので、取り寄せるのは、たいてい専門書)、小説の新刊や話題の本などを検索するとけっこうな数の予約がついている。ハリーポッターなんか、たしかに何冊もあるにはあるが、予約がまわってくるまでどう考えても半年以上。どうせ本は、高いといっても数百円から数千円。娯楽としては、消費時間から考えるとかなり低コスト(パチンコと較べたらだいぶ安い)。ま、こんなに待てるのは、どう考えても、よほど本に金を使えない人か、気の長い人なんかなあ。あるいは、タダなら読んでもいいけど、という人。

さて、地域の図書館は、夏休みには子供たちがいて、とっても騒がしい。平日の静かな図書館に慣れていると、ちょっとびっくりする。今日も、司書の人が「走らないで〜。図書館の中では走らないで〜」と注意している声が何度も聞こえた。低学年くらいの子供たちは、注意してもなかなかきかないけど、やっぱり注意することも大事だしねえ。いや、ご苦労様である。

それでも図書館に子供たちが来るのはいいことだとつくづく思う。書店ではやっぱり「貧富の差」が出てしまうけど、図書館ではみんな平等である。年金暮らしの方にも、なかなか自分のこづかいをもてない主婦にも、ヒマをもてあました子供たちにも、図書館はオアシス。たとえ夏休み、興味があるのはクーラーでよく冷えた館内だけかもしれなくても、子供たちが来たくなる図書館を作って欲しいもんだと思う。いい図書館があれば、本好きも増えるだろうし、本屋でもちゃんと好きな本を買えるようになると思うし。子供の頃に「つまらない本」に当たると「本を買うのはソン」と覚えてしまうのだけど、自分にとって何が面白いか、本をチョイスする能力を磨くためには、図書館はそれなりに有効だし。

いがぐり頭の少年が本を抱えて、図書館のカウンターで、
「ボクもカードつくれるの? ほしたら、これ、借りれる?」
と言っているのを見るだけで、なんだかちょっと楽しくなるのは、自分も子供の頃、夏休みに図書館に通ったことがあるから。

08/09/2007

プロ作家志望と「あきらめない」という才能

8月8日(水)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

……なのだが、やはり出勤中。静かなオフィスで、一人でお仕事。
「エンターテインメントノベル講座」は、年1回、秋に開講する社会人向け講座なので、8月、9月というのが年度末である。8月は、世間では「盛夏」なのだが、うちじゃそろそろ「蛍の光窓の雪」である。

うちの小説講座では、会社員だとか、主婦だとか(大学生もいるけど)社会人の生徒さんが多いので、たっぷり休みがとれるハズの夏は、秋の小説コンテストの締切にむけて、「小説を書きだめする時期」だったりする。講座もこの1年間がんばった人、思ったよりも書けなかった人、と、色々だろうけど、とりあえず、あと2ヶ月、残りの講義を楽しんで受講してもらいたいな〜と思うのだった。専攻科に進学する人も多いけど、卒業しちゃう人もけっこういるだろうし。

ところで、今年の10期生は、開講時にはプロ志望が多かったはずなのだけど、なんだか数年ぶりにめずらしく出席率も悪く、作品提出数も少なかった。うちの小説講座は、年1回だけの開講で少人数制クラスのせいか、毎年かなりクラスの雰囲気が違うし、出席率も隔年でよかったり、悪かったりする。

そして、まあ、考えてみればちょっと妙な話なんだけど、バリバリのプロ志望の人が強いクラスほど、最初はいいけど、出席率が微妙に下がっていき、なぜか作品の提出率も悪くなり、結果的に作品レベルも目立って上がらない傾向があったりするんだけどねえ。プロ志望が多くても、ある程度のんびりとした雰囲気のクラスの方が、それなりに出席率もよく、そのせいか作品提出率もよく、結果的に作品のレベルも高いという傾向がある。みんなマイペースなんで、続くみたいである。

なんかプロ志望ってのは、あせってデビューしようとする人よりも、それなりに時間をかけて「長期戦」を覚悟した人の方がやっぱ、着実だったりするみたいだ。やっぱ、作家デビューってのは、長編を書いたりしないといけないし、飽きずに最後まで書けるだけの根気はいる。ま、それなりに「あきらめずに書き続けた人が勝つ」というものなのかもしれないなあ。

しかし、一見、能力がありそうな人がさっさとあきらめたりするので、ホント、人ってわからない。その一方で、最初は、
「うむむ。これはプロになるのは、相当むずかしいのでは」
と思われるような人でも、1〜2年でびっくりするくらいうまくなるし。

シナリオ学校の事務局を手伝っていた頃から、つくづく思うのだけど、プロになるというのは、わからないものだと思う。どうせシロウトのレベルなんだから、ちょっとした「うまいへた」があっても、まだ些細な問題なんだろうな。それよりもやっぱりそれを「ずっとやっててもいい」とか、つまり、本当に書くのが好きかどうか。そういう人しか残らないんだろうな。そういう人しか、本当に面白いものなんて、もしかすると書けないものかもしれない。

つまり「あきらめが悪い」というのが、一番必要な才能なのかも。
もちろん作品を書き続けないといけないので、「あきらめないけど、作品も書かない」ってのは困るけど(笑)

とにかくマイペースでも、細々とでもいいから、なんでもいいから「あきらめずに書き続ける」ってのは、大切なんだなあ。苦しくてもしんどくても、まあ、それしか方法がないわけだし。そりゃ、作品指導で講師の先生に細かく色々と言われたり、コンテストで落選したりすりゃ、それなりに落ち込むだろうけども。

でも、それさえできれば、私は、ホントは誰でもプロ作家になれそうな気がするんだけどな。いや、ホントに。

08/08/2007

小説とは関係のない休日中…のはず(須磨寺あたり)

8月7日(火)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)
……なのだが、たぶん今週中は、ほとんど出勤してます。仕事仕事(泣)

本日は、午後から須磨方面へ。事情により、海水浴客でにぎやかな海岸を離れ、一人で炎天下をポクポク歩く。須磨寺周辺など。あまりの暑さで離宮公園前でへばり、マンゴーパフェなど食って休憩。クーラーがすずちーい。わたしゃ軟弱者だよん。いや、暑すぎるってば。

08/07/2007

夏期休業中ですが、今日も仕事してます

8月6日(月)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

夏期休業中なのだが、あいかわらず出勤。夕方までお仕事。事情により、昼過ぎまでバタバタ。やりたい仕事が手につかず、結局、発送物を一件出しただけ。

08/06/2007

日曜ですが、出勤してます

8月5日(日)
小説講座の事務所は、夏期休業中です。
(8/4〜8/16)

夏期休業中で、しかも日曜日なのだが、朝から出勤。
仕事がたまっているというのもあるけど、朝からどうせ子供たちもいないし、家にはパソコンがないし。問い合わせの電話もなく、事務所も静か。コツコツお仕事。

日曜は6時すぎに閉館なので、閉館ぎりぎりまで作業。小説講座の生徒さんたちの中には、一日にかなりの枚数を書くという人もいるが、私の場合、原稿用紙10枚書くのが限度だもんね……。それも今日は5時間がかり。
小説だと10枚どころか、30枚、50枚、100枚……あるわけだもんなあ。みんな体力あるよなあ。体力ってゆーか、気力? なんだか小説って、マラソンみたいね。いや、時間制限があるわけではないから、ちょっと違うのかなあ。でも、ホノルルマラソン? まずはタイムよりは完走を、て?

いや、それにしても、手とか、頭が疲れるというよりは、目の疲れがひどいんだけど。もちろん肩も凝るけど。これはどうにもならんみたいね。

明日、月曜も出勤予定。火曜は休みにする予定だが、結局、夏期休業中だけど、今週はなんだかんだと出勤になりそう。

7時すぎに自宅に着くと、まだ誰も帰ってないので、スープカレーなど作ってのんびりしてたら、8時半にバタバタと家族が帰宅。子供たちは、朝から祖父母とブドウ狩りに行き、午後から父親と近くの鶴見緑地プール。彼らは、夏休みの休日、満喫なのである。ほんでもって母親の私は、寝苦しい熱帯夜だけ満喫(うう、したくねー)

08/05/2007

夏期休業中ですが、仕事してます

8月4日(土)
朝から小説講座の事務所。本日は、夏期休業中につき、講義もなし。大阪NPOプラザもあまり人がおらず、静かな一日。コツコツ事務作業。

昨日、NHK阿久悠の追悼番組を見てたら、その言葉にちょっと見とれてしまい、こういうフレーズは自分には出せないな、と思っている間に微妙に落ち込みモード。めずらしく明日までにやらなきゃいけない原稿の締切があるから、落ち込んでるヒマもないけど。

歌詞も広告コピーに近いところがあるかもしれないが、誰でも知っているような簡単な言葉で、人生を短く表すのは難しい。いや、まあ、結局、軽々とされたように見えるものは、たいてい見えない努力の成果だったりする。サーカスでも、手品でも、うまい人って軽々とやっちゃうから、カンタンそうに見えるしね。スポーツでもスゴイ人って、なんかかるーくやってるみたいに見えるんだけどねえ。

ま、こういうのは才能ではなくて、最後はどれだけ真剣に考えたかしかないのだろうけど。
ハイハイ、努力努力。

しかし、カラオケにも行かないし、流行歌もあまり自分から積極的に聞く方ではないのだが、ほとんどの曲を知っている自分にも驚いた。まあ、紅白の映像が多かったせいもあるんだろうが。

08/04/2007

講師の作家さんのトーク&サイン会など

8月3日(金)
朝から小説講座の事務所。

大阪NPOプラザ2階にて、運営アドバイザーの方といろいろ相談。2時間ほど話。
かなり仕事がたまっているので、夕方、行けるかどうかヒヤヒヤしたけど、明日、土曜出勤することにして、仕事を終わらせて、梅田に移動。ジュンク堂ヒルトンプラザ店での『落語フェア』のトークを聞きに行く。落語家の月亭八天さんに、田中啓文先生、北野勇作先生。今日のはちょっと参加者も少ないかなと読んでいたのだが、真正面以外のイスは埋まっていた。やっぱり落語家は、着物姿がええ感じやなあ。

8/11、8/19にもあるそうなので、今日来れなかった皆さんもぜひ。8/11には、我孫子武丸先生に田中哲弥先生が加わって、作家が4人になるそうだし。もちろん落語家もナマで見れますぜ。せまいスペースなので、真正面かぶりつきで見れば、たぶん作家さんたちの息がかかるほど近くで話が聞けるよん。

終わってからサイン会。あいにく私、講師の先生たちの本はすでにほとんど持ってるしなあと思ったけど、集英社文庫の「夏の100冊」に「ハナシがちがう!」文庫版が入っているので、しっかり田中先生&八天さんのサイン入りで買う。サインをもらったら、田中先生に「今さらなんで買うねん」みたいに笑われたが、これでしっかり「ナツイチ」のストラップももらえた。「女王バチ」じゃなかったけど。この落語監修の八天さんのサイン入りというのがポイントでしょう。あ、色紙も売っていたので、8/11にも行けたら、この機会に5人分のサインをしてもらうというのはどうであろうか(先生方にはイヤがらせそうだが、書店のサイン会ではたぶん断れまい)
皆様も、この夏のコレクションにぜひ。

10時過ぎに帰宅したら、自宅が真っ暗。みんなどこに行ったのだろうと思ってたら、浴衣姿の娘と夫が「河内音頭」を歌いながら帰って来た。どうも小学校の校庭でやっていた「盆踊り大会」に行ってたらしい。「盆踊り大会」といえば、夫はいつもはりきって踊りまくる。今日は仕事で8時からしか参加できなかったそうだが、小4の娘たちは待ちきれず、自分たちだけで浴衣を着て先に行き、6時の開始からずっと踊りまくっていたそうな。長男は、盆踊りなぞ恥ずかしいとゼッタイにやりたがらないが、娘たちは父親似の踊り好きみたいである。

08/03/2007

暑い夏休み、早くも8月に

8月2日(木)
午前中から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

卒業生がまたまた来館。「ライティング講座」の作品集印刷など。製本する時間がとれず。明日の宿題。

夕方帰宅すると、なぜか子供たちがすねている。そろそろ夏休みにも飽きてきたらしい。外で遊ぶにも暑すぎて、仕方なく家でずっとゴロゴロしてたのだとか。一日退屈だったのだそうだ。ああ、うらやましい。ご機嫌をとるために、近くの銭湯につれていく。3人とも風呂あがりにアイスを食わせたらすっかりご機嫌。単純な生き物である。ああ、うらやましい。

08/02/2007

久しぶりの天六、そのあたりでランチ

8月1日(水)
午後から小説講座の事務所。

午前中、外出。天六(天神橋筋六丁目)で打合せがあったので、JR「天満」まで歩いて、事務所に戻る。途中、「めちゃくちゃ腹が減った」ので、某店で昼めし「うどん定食」。うどん、どんぶりのかやくご飯、つけもの。天満駅近くで、作業服姿のオッチャンたちに混じって、昼食というよりも「昼めし」という感じ。っていうだけでどの店かわかる人、手をあげてハーイ。ちなみに、天六と言えば、堀先生の早朝グルメ御用達「十八番」にも、私、二十年前に通ってました。ほほほ。本日も優雅なランチ。

食後、電話があり。結局、南森町まで歩いて南下。京橋経由で事務所に戻る。
夕方まで一人でコツコツ事務作業。

08/01/2007

大阪は、蒸し風呂のような真夏

7月31日(火)
朝から小説講座の事務所。コツコツ事務作業。

毎日、暑い。
道を歩いていたら、街路樹に何やら小さなものがブラブラぶらさがっているのが見えた。透明な糸を伸ばして、何かの虫らしいのが風に吹かれて揺れている。顔のあたりだったので、ちょっとよけてナナメに歩いた。駅の近くまで来たら、後ろから来たオバチャンの自転車に接触しそうになった。真夏、大阪のオバチャンの自転車には「日傘」が「装着」されているので、ちょっと近寄るだけでかなり危険である。昼間たいていのオバチャリには、しっかり日傘がひっついている。さらに顔を覆いつくすサンバイザー。肩まであるほどの長い黒手袋は、もちろん日焼け防止である。

ちょっとムッとしながら、追い越して行くオバチャンを見送ったのだけど、ふと見たら、黒い日傘にあの虫がひっついていて、風に吹かれながらふらふらと一緒に揺られている。自転車は、そのまま真夏の歩道を走って行った。そうか、そんなところにいるのかオマエ。

しかし、ふらふら、と、不思議になんか楽しそうな光景であった。あのあと、あの虫は、どこまで行ったのかな。

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