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06/16/2007

作品指導のスケジュール調整中

6月15日(金)
午後から小説講座の事務所。

10期修了課題の作品指導スケジュールが決まらなくて、とりあえず印刷ができず。うちの講座では、エンターテインメントノベル講座の修了課題や専攻科の作品指導は、提出された作品を見てから、指導してもらう講師を依頼することになっている。講師の先生たちは、みんなプロ作家ばかりなので、シロウトの作品ぐらいなら、さすがにどんな作品でも指導できるものなのだけど、専攻科ぐらいのレベルになると、先生たちにも得意ジャンルがあるので、やっぱりミステリならミステリとか、ある程度、「この作品は、この先生なら、きっといい作品指導をしてもらえるだろう」という判断をして、講師と指導日を調整しなくてはいけない。

ところで、このスケジュール調整だけど、専攻科の作品でも毎回同じようなものなのだけど、やっぱり10期生の方がかなり気を使う。専攻科の生徒さんだと、すでに何度も他の人の作品指導を見ているし、自分自身も何度も指導されているので、それなりに慣れている。講師に対しても、生徒さんがその作家性やら人間性がすでにわかっていることが多い。だから、その分だけ作品指導を受ける側もけっこう冷静だったりする。ところが、これが10期の生徒さんだと、入学してから9ヶ月、レクチャー講義が中心で、作品指導にはあまり慣れてない。だから指導に対して、本人がえらくデリケートだったりするのである。いや、実際、自分の作品指導の翌週からまったく来なくなる人もいないわけではない。

さらに専攻科に進学しない人だと、これがプロ作家に読んでもらう最後の機会になるかもしれないわけで、そういう意味では、けっこう貴重な機会なのである。しかし、専攻科の生徒さんたちなら、すでに経験上、ある程度、予想はついていることなのだが、作品指導は、講師によって、意見が一致するもんではないのである。まあ、その作品のレベルにもよるし、内容にもよるから何とも言えないけど、たぶん講師が変わると、作品指導で言われることも違う。もちろん全く違うというのは考えられないので、何割かは同じようなことを言われると思うけど、プロ作家の先生たちはそれぞれ個性もあるし、だいたい小説なんてのは「正解」のないモノなので、これはそういうものなのである。

そんなわけで、どの作品をどの先生にお願いしたらいいか、というのは、毎年この時期ならではの悩みだったりするのである。いや、どの先生でもあまりアタリハズレというのはないのだが、つまり何というか、素材に合わせた調理方法というか、ま、うまい組み合わせ、という感じを考える。たぶんこの先生だったら、この作品のこういうところを言ってくれるんじゃないか、なんていうシミュニレーションを頭の中でやってみたり。これはこれで気も使うので、けっこう大変。ま、本人希望があれば合わせることが多いのだけど。

ま、とにかくあと数ヶ月。かなり残り少ない講義を楽しく有意義に過ごして欲しいと思っているのである。

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