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05/31/2007

なかなかゆっくりもしてられない

5月30日(水)
昼から小説講座の事務所。

先週から家庭内でゴタゴタあり、朝から体調悪く、気分的にはかなり最低。仕事も休もうかと思ったのだけど、発送物もあれこれあるので、無理して出勤。と、そこへ小学校から電話。双子の妹のクラスの担任からである。
「頭がかゆいというので、保健室の先生にみてもらったら、どうも卵らしいのが見つかりまして……」
ぐえええ。えーっ、それって、アレってことじゃないか〜。あわわ。

保育所や幼稚園、小学校では、たまに流行るんだよねえ。数年前も、息子がうつったりして大騒ぎをしたのだが、今度は娘である。聞けば、同じクラスですでに5〜6人もかかっているらしい。いくら毎日シャンプーしてようとしっかり清潔にしてようと、子供の場合はなにせ接触が密なので、かかる時は集団感染するらしいのだが、ここ1〜2年、流行っているという話を聞かなかったのになあ。それにしても一難去ってまた一難。なんだか毎日、落ち込むヒマもないなあ。ふう。

早めに帰って、自宅近くの薬局でフェノトリン購入。すでに一度経験済みなので、処置は慣れたもの。

05/30/2007

長編印刷スタンバイとスケジュール変更

5月29日(火)
午後から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

6月1日から印刷費が倍額に値上げなので、本日は、印刷できるところまでやろうという計画である。丁稚どんは、いつもよりもかなり早く、はりきってご出勤。ものすごい早さで印刷機をまわし、百数十枚の中編を2編、あっという間に印刷してしまう。本日のメインイベントは、400枚くらいになっているという長編作品。それは本人が今日の1時までに持参してくるというので、先に中編を印刷して、準備万端、二人で待つ。しかし、あいにく電話が鳴り、一応、完成はしたものの、やはりまだ推敲が終わってないから結局、本日の提出は無理とのこと。そうかあ。惜しかったなあ。

実はこの生徒さん、この長編を書きはじめたのは5月になってからなのである。ほとんど1か月で400枚を書いたのだから、これはこれで相当な体力。結局、作品指導の提出には間に合わなかったのだけど、月末の公募に出すつもりらしい。たいしたものである。

が、せっかくなので、印刷製本を自分で自費でして、教室に持ち込んでくれるのなら、2〜3週間後の提出でも作品指導の手配は可能だという話をする。ただ、400枚もの長編、40部近くをコピーで印刷すると、ヘタすると印刷費だけで2〜3万くらいの費用がかかることもあるので、どうするかはわからないけど。個人負担だとけっこう大変よ。うちの印刷機だと1万ちょっとかな。5円コピーなら、たまにソーターがあるところもあるから、それならラクかも。印刷のことは、丁稚どんに聞きましょう。長編は書くのも大変だけど、印刷するのも大変なんだよん。いや、丁稚どんなら早業だけども。

せっかく長編印刷に備えていた丁稚どんは、
「ヒマになりましたね」
と苦笑。残り時間は、のんびりと。でも、いくら推敲が間に合わなかったとしても、1か月で長編一本を書ける生徒さんは、それほど多くいないからね。2か月ならまだしも、1か月で400枚らしいから。やっぱ、たいしたものだわよ。まあ、専攻科でデビュークラスなのだけど、長編を書けるというのは、短距離走よりは、つまりマラソンに近いというか、まずは体力が勝負、みたいなところがあるからねえ。

うちの講座に入学すると、入学前までにかなり書いていたという生徒さんは、入学後は書くペースがちょっと落ちてしまう人も多い。理由を聞くと、どうも入学するまでは、
「何も考えず、書きたいことをただ書いていた」
のだそうで、入学してから講師の先生たちに色々な話を聞くうちに、さすがに何も考えずに書くことができなくなるので、最初のうち、半年くらいはややペースダウンするみたいなのである。ただ、一年して卒業して、専攻科に進学すると、また書く人はすぐ書くようになるけど。

でも、専攻科でも、いろいろ思い悩んだりすることもあったりして、しばらく書けないという人もチラホラいる。しかし、あれこれ悩むのは仕方ないし、自分の特性とか、書きたいものに悩んだりするのもこれはたぶん一生続く問題なので、どうすることもできないのだけど、とにかくたいていの創作の悩みというのは、たぶん書くことでしか解決できないものだし、結局、ごちゃごちゃ言っても、とにかく書くしかないのよね。

長編は、時間も気力もかかるのだけど、とにかく最後まで書けることが一番大事なこと。マラソンも、まずは完走ということで(笑)とりあえず、完成おめでとう。土曜日に見せてくれるのを楽しみにしてるよん。


05/29/2007

魚を食べない家庭も多いようで

5月28日(月)
午後から小説講座の事務所。

公休日なのだけど、あいかわらず、がっつりがっぷりお仕事だ〜。

帰宅してから、昨日の双子が釣ってきた魚をホイル焼き。といっても、かなり不調で、ちっちゃいのがたった4匹。息子も、今日の遠足が「釣り」だったそうで(それで昨日一緒に行かなかったらしい)、彼の釣果は4匹。同じクラスでは「まあまあの成績」だそうで、一匹も釣れない友達もけっこういたそうな。クラスの最高記録は6匹。釣り堀なんだから、もうちょっと釣れてもよさそうなものだが。

しかし、息子の話では、日頃、魚をまったく食べない人が多くて、たとえ釣れても持って帰りたがらない生徒も多かったらしい。女の子たちが釣った魚を触れないのは仕方ないとして(エサはイクラらしいから、そっちは大丈夫だったそうだが)、なんとも現代っ子というヤツである。
「どうせ持って帰っても、お母さんが料理できない」んだとか。そうか、親もか〜。ホイル焼きなんか、包んで焼けばいいだけだと思うんだが。まったく釣れなかった人は、たくさん釣れた人から分けてもらうらしいのだが、いらないという人が多く、釣れても捨てようとした人もいたらしい。えらく、もったない話だなあ。

うちは全部、家族で分けて、しっかりおいしくいただきました。大切な命はちゃんとおいしくいただきましょう。なんまいだなんまいだ。

05/28/2007

小説とは関係のない休日(寝屋川、淀川、ダイアモンドシティ)

5月27日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

朝から双子の娘たちは、父親に連れられて、須磨の海釣り公園へ。昨年買ってもらった釣り竿を持って、うれしそうに出かけて行く親子。中2になり、すでにすっかり親とは出かけたくなくなったらしい息子は、同行せず、家でお留守番。じゃあ、ちょっと寝屋川にでも行くかと誘ったら、11時から15時までならスケジュールが空いてるという。8時半から11時まで。さらに15時からも、また別の友人と遊ぶ約束があるそうだ。中学生というのは、けっこう忙しいのだな。まあ、彼は柔道部も辞めてしまったらしいので、そんだけヒマなのだろうが。

そんなわけで、11時から15時まで。時間的にキツイが、一緒に自転車を走らせてみる。寝屋川沿いに徳庵から住道、萱島、寝屋川へ。途中、治水緑地で持って来たお弁当を食べる。寝屋川市駅からそのまま淀川まで出て、今度は淀川沿いに戻ることに。内環状まで走った方が早いのだが、都合により、中環沿いへ。しかし、この道を南下するというのは、自転車だと地下通路を通らないといけない交差点があって、けっこう面倒なのだけど。モノレールの下を走り、「門真南」の駅を過ぎて、ブロッサムの近くで、先に帰るという息子と別れる。私だけ引き返して、門真の歴史資料館などに寄る。

夜、娘たちは帰宅がだいぶ遅くなるというので、息子とダイアモンドシティにあるレストランで夕食。

05/27/2007

変貌する情熱の作家

5月26日(土)
午後から小説講座の事務所。
昼、ライティング講座。講師は三田先生。夕方から小説講座。10期は「ミステリの書き方」で、講師は芦辺拓先生。専攻科は、作品指導。堀晃先生。

ライティング講座は、編集者でライターの三田先生。今日、私はバタバタしていたので、講義を聞き損ねてしまったけど、いつも「書きたい内容を三つに分けて見出しをつけてみる」などのわかりやすい書き方で、初心者にはかなり好評の講義である。

講義後、三田先生や生徒さんたちと一緒にファミレスで雑談。ライティング講座の懇親会は、たいてい「ドリンクバー」なので、400円以下と安上がり。昼間のクラスは、酒が飲めないのがちょっと残念だけど。

4時過ぎ、芦辺先生と待ち合わせの約束をしていたので、少し早めに失礼をして、天満橋へ移動。

本日の講義は、「ミステリの書き方」。うちの講座は講師数が多く、ミステリの作家さんと言っても、黒崎緑先生、小森健太朗先生、近藤史恵先生、谷川涼太郎先生(金井貴一先生)などなど、けっこうたくさんいるのだが、なぜか皆、
「あとで芦辺先生が来るなら、どうせミステリの話はされるだろうから」
などと言って、他の先生はあまりダイレクトにミステリの話をしないのである。そんなわけで、わたしとしては、芦辺先生には何が何でもミステリについて話をしてもらいたいわけなのだが、ご本人なぜか、微妙に気が進まない様子。でも、無理にでもとお願いする。

実は、芦辺先生。先々月にご結婚されて、今は東京にお住まい(奥サマは、美人ピアニストなのよ)。一方、うちの小説講座は、予算も少ないので、東京から何人もの先生を呼んだりして交通費を払う……なんていう余裕は残念ながら全然ない。今回はたまたま隔月でやっているイベントにあわせた日程だからお願いできたのだが、いつまでも交通費なしで来てもらえるとは限らない。まあ、ここ数年、大阪にも自宅をお持ちだったので、何かと頼みやすかったのだが、すっかり新居を移された今、いつまでもお願いするのは難しいかもしれず。そう考えれば、やっぱ、せっかくだから、芦辺先生のミステリ講義、聞きたいよね。

しかし、久しぶりにお会いする先生は、なんだか以前とフンイキがだいぶ違う。以前までは、なんというか、つまり「情熱の人」という感じだったのだけど、どことなく落ち着いた感じというか、さっぱりした雰囲気。オシャレに見える服装のせいかと思うが(服装は、専攻科の生徒さんたちにも、しっかりチェックされていた)どうもそれだけでもないようだしなあ。

ミステリ講義が終わり、ロビーで専攻科の堀先生と少し談笑される芦辺先生。やっぱりいつもと雰囲気が違う。どこがどう違うと言われても、なんとも微妙なのだけど。

講義後、いつもの飲み会へ。専攻科の生徒さんたちもたくさんいるのだが、今日は10期の講師なので、生徒数が少ないのだけど10期生のいるテーブルへ座っていただく。専攻科でも、久しぶりに先生に会えるのを楽しみにしていた人もいたのだけど、
「新婚だから、飲み会に参加されず、さっさと帰ってしまわれるのでは?」
という心配をされていた。だが、幸いというか、奥サマは今ちょうど公演で海外出張中らしいのだった。生徒さんたちにはラッキーだったかも。

さて、新婚ホヤホヤの先生。うちの講座の生徒さんたちは社会人ばかりで既婚者も多いし、結婚十数年というベテラン主婦もけっこういる。そのせいか、話題は、ついつい新婚家庭になってしまう。で、結婚以来、よく料理をしているという事実に、専攻科の生徒さんたちからもさすがに驚きの声が。なにせあまり家事などほとんどなさらないタイプだと思われていたので(今までは実際そうだったと思うけど)。しかも料理だけではなく、他の家事もいつも手伝っておられるらしい。まあ、奥サマが忙しい方のようだから、それくらい当然なんだろうけど、これには女性の生徒さんたちから、「まア、うらやましい!」という声が。
「うちの夫は、家事なんか一切手伝わないわ」
「うちのなんか、お茶さえ入れないわ」
「ホント新婚っていいわねえ」
などなど。
なにせうちの生徒さんには、家庭ではベテラン主婦(もしかしてただの「大阪のオバちゃん」? 私も含む)ってのもけっこういるので。

そういや、うちの夫だって、私が仕事でいない時は子供たちの世話をしてくれるけど、私が家にいる時は、家事なんか一切しないからなあ。料理も、子供たちは毎週食べてるらしいけど、私は食べたことないしな。洗濯干しなんか、まず頼んでも絶対にしないし(この十数年、一度も頼まないけど)、とくに彼は公演前なんかだと1か月くらい集中して家にいないから、家事なんか何もせんからなあ。

さて、せっかく東京から久しぶりに帰られている先生。忙しいと思うのだけど、気を使われたのか、かなり遅くまで残っていただいて、専攻科の生徒さんからの質問にも丁寧に答えてもらう。ミステリのトリックの使い方などの質問も、サラサラとまるでマジシャンのように答えてくれたそうで、専攻科の生徒さんもかなり感心されていた。

深夜、先生を見送って、自転車で帰りながら、ふと、雰囲気が違って見える理由に気がつく。

いつもなら、今書いている自分の作品について、熱く話をされるタイプなのだが、そう言えば、今日はそういう話題を一切話されなかったのだ。先生には、この十年近く、数十回もお会いしているだろうが、そういう話題を少しも話されなかったのは、もしかすると今回が初めてかも知れない。なんだか落ち着いた感じだと思ったのはそのせいなのかも。なるほど、そうか。やはりご家庭を持つというのはだいぶ違うものなんだな。

作家の先生たちは、案外、奥サマ(あるいはダンナさま)がブレーンというか、マネジャーというか、相談相手とか、しっかりサポートされているという家庭も多いようで、ある先生などは、書き上げた作品はまず奥様に読んでもらって必ず最初にチェックしてもらう、もし奥様がダメと言ったら、それは作品として発表しない、という人もいる。まあ、外で働いている会社員と違って、専業作家だと家にいる時間が長いので、ご家庭のサポートが必要なのだろうと思うが、今回、新作の話が一言も出なかったのは、つまりこれって、やはりご家庭に相談相手ができたということなのだろうな。しかし、結婚するとこうも雰囲気が違うのだなあ。女性だと結婚すると夫に生活をあわせるので、雰囲気がすっかり変わるという人も多いけど、男性でもけっこう変わる人もいるのだなあ。いや、話しぶりなどはあいかわらずかなと思うところもあるけど、それでもやっぱり温和というか、さっぱりというか。

しかし、いつも小説が好きでたまらないという感じで、楽しそうに書きたい作品の話ばかりされていたので、この変身ぶりにはちょっと慣れないかも。なにせこれまでは「情熱の人」というイメージだったからなあ。最近は、美人ピアニストの奥様との華麗なる新婚生活、色んなイベントなどにもマメに参加したりして、すっかり充実した東京生活を楽しまれているようだし。あらためて考えたら、もうすっかり別人かも。

こうして変貌した先生の次回作がどんなのか楽しみ。新刊はほとんど旧作らしいけど、早く新しい作品を読んでみたいなあ。

05/26/2007

運営サポーターとの初回ミーティング

5月25日(金)
朝から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

午後から「運営サポーター」の人と第1回面談。この「大阪NPOプラザ」では、今年から「サポーター制度」というのができて、運営相談などにも対応してもらえるらしい。ここは、単なる貸しオフィスではなくて、審査があって入居しているインキュベーター施設なので、色々サポートがあるのである。でも、この制度、なにせ今年から始まったので、まだよくわからない制度なのだが、とにかく隔月くらいでミーティングをするのだそうだ。今回は、初回なので、顔合わせみたいで、とりあえず2時間ほど色々話をする。うちのサポーターは、2階に入居している某団体さんである。自然系の講座運営をしているNPO法人である。いや、うちに較べれば、規模はだいぶ大きいけど。うちは小説講座を運営だが、講座運営では共通点も多いから、ぜひ勉強させていただかなくては。

05/25/2007

まだまだ書き慣れない時期なので

5月24日(木)
終日、外出。小説講座の事務所には入れず。

うちの小説講座の生徒さんは社会人ばかりで、全体的にみれば、文章力はかなりある人が多いので、あまり細かいことを言ったことがないのだが、文章教室のクラスは、まだ初心者ばかりなので、文章そのものが「?」という人もたまにいる。今年は真面目な人が多いので、誤字はかなり少ないけど。ちなみに、今のところ、「笑える誤字ミス」トップは、「臣樹」ですかね。むろん巨樹(大きな木)のミスである。笑えない? まだ今イチだな。

文章がまったく苦手な人は、それなりに書ける人にはわからないようなミスをやる人も多い。そう言えば、
「名選手は必ずしも名指導者ならず」
という話があるらしいが、作家の先生たちも、生徒作品を読んで、
「なんでこうなるのかさっぱりわからん」
ということがあったりするようだ。たださすがに、うちの先生たちも、最近は生徒作品を見慣れてきて、そういうことはないみたいだけど。でも、もともと書けちゃう人には想像もできないようなミスもあるからなあ。

いや、実際、初心者がミスしやすいところというのはあって、なぜか皆、同じことをしたりするものなのだ。あとで本人によく聞けばわかるのだけど、文章だけを読んでいるとなんでこんなふうに書くのかさっぱりわからない。

でも、4月に開講したばかりの「ライティング講座」の生徒作品を見てると、なんだか懐かしい感じがする。うんうん、開講したばかりの生徒作品って、コレなのよね。うちの生徒さんって、半年くらいでかなりうまくなってしまうので、こういう書き慣れてない作品をみるのは、開講後、せいぜい2ヶ月くらいである。だから、なんだか懐かしく思ってしまう。今の作品はなんだか初々しい。
ま、ハイハイも、ヨチヨチ歩きも、ほんの数ヶ月だけど。

05/24/2007

出版デビューはゴールじゃなくて

5月23日(水)
朝から小説講座の事務所。昼頃、外出。2時に戻って、夕方まで事務作業。

先日、新人賞を受賞した生徒さんからメール。惜しくも大賞を逃し、残念ながら佳作だったのだが(大賞は該当作なし)、受賞式に参加されたそうで、その報告。とりあえずメデタイことである。ただし佳作だから、出版は微妙なのかな。本人は、早く出版デビューしたいだろうけど。

6月には、別の卒業生の本も出版予定。
うちの講師の先生たちは、毎月のように誰か出版されるのだが、卒業生も毎月、誰か出版しまくる……という日が来る……といいなあ。いつか。いつの日か。

出版デビューはゴールじゃなくて、スタートだと言うけど、やっぱ、先は長いな。

05/23/2007

専攻科の長編作品を待ちながら

5月22日(火)
午後から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

「19日に提出できるかも」という専攻科の作品があったのだけど、あいにくまだ提出されてないので、本日印刷予定だったのを変更。あれこれデータ入力など。26日の提出予定も、無事に間にあうといいんだがなあ。6月1日から印刷費が倍に値上げされてしまうので、なるべく5月末までに印刷したいのだが、印刷してくれるスタッフが来てくれているのは、今は火曜と金曜日だけ。つまり29日(火)が最終作業日なのであった。生徒さんたちには、短編でも長編でも今出せるものは早く出してくれという感じなんだけど。
それにしても印刷費が倍になるなんてなあ。
まあ、次は7月。

月末までに経理書類も作らなきゃいけないのだが、まったくヒマなしだ。ぐぐぐ。

05/22/2007

小説講座もそろそろ後半、卒業準備

5月21日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

公休日だけど、あいかわらず午前中は仕事。午後から外出して、ちょっと平野へ。

さて、7月までの講師スケジュールをあれこれ調整。10期の修了作品は、まだ提出されてないのだけど、はたして今年は何本提出できるのかなあ。(作品指導は、作品に合わせて、講師を選んで依頼する形なので、作品が提出するまで決められない)今年は、なんだか少なそうだけど。

うちの小説講座は、毎週、土曜の夜にやっているせいか、生徒さんは社会人ばかり。既婚者も多い。もちろん年35回の講義なので、毎週やっているわけではなくて、土曜が祝日の場合はお休みになっているし、金曜が祝日になっている時もたいてい講義がないのだけど、それでもかなり忙しい社会人にはけっこうツライみたい。みんな出張だの、子供会の行事だの、色々休まざるを得ない理由もちょくちょくあるらしい。大変である。ま、それでも皆勤という人もけっこういたりするけど。それだけの覚悟があるってことなのかな。まあ、土曜の夜って、いろんな誘惑があるのよね。

うちの講座は、単発の講義なので(二十人くらいのプロ作家の講師が毎週違う話をする形式。だから連続して出席しなくても途中でわからなくなる心配はない)、何回か休んでもかまわないのだが、欠席しはじめると、土曜の夜なんて、やっぱり面倒くさくなるようである。小説講座は、10月入学で9月卒業の1年コース。後半になるとさすがに出席率は悪くなるのよね。毎年、1〜2割の人は後半の講義には来なくなる。

今年は、半数以上の人はほとんど皆勤で出席してるけど、3割は来たり来なかったりで、2割くらいは4月から完全に来なくなっている。昨年はほとんどの人が出席していて、皆勤賞も多かったんだけどな。昨年に比べたら、今年はかなり悪い。いや、例年にくらべても、かなり出席率が悪い方かな。出席率って、なぜか隔年で、よくなったり悪くなったりするもんみたいなのよね。少人数なので、生徒さんによってクラスの雰囲気も毎年それなりに変わるからかもしれないけど。

そんなわけで、世間では4月が学期始まりの学校も多いだろうが、うちはそろそろ後半。専攻科も、次回の7月提出分が最終提出。残り数ヶ月、がんばりましょう。あ、そろそろ新年度の準備もせねば。

05/21/2007

またまた小説における視点の話

5月20日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

昨日の教室で、講義中、生徒さんからまたこんな質問があった。
「先生の著書で視点を変えている作品がありますが、他の講師の先生には、三人称でもなるべく視点を変えないようにと言われました。どうなんですか」

その時、先生は、
「他の講師の先生がどういうつもりで言ったのかわかりませんが、必要があれば、視点は無理に統一しなくても、いくらでも変えてもいいと思いますよ」
という話をされていた。

で、あとで飲み会の時にそれを思い出して、私が
「他の講師の先生が言ったのは、たぶん長編じゃない作品だと思うんですよ。たぶん短編か、せいぜい中編か」
と言ってみる。
「え、短編?」
「ええ。わかりませんけど、生徒さんには50枚くらいでも、視点をころころ変える人もいるんです」
「短編? ああ、それなら視点を変えない方がいいわねえ」

長編が多いプロの作家さんなので、さすがに短編で視点をコロコロ変えるという発想がなかったみたいである。いや、普通そういう想像はなかなかしないと思うけど。

実際、生徒作品だと、短編でほんの5〜10行くらいで「視点」が何度も切り替わるというのは割と何度か見たことがある。でも、これは一応、一行あけをしているので、本人はまだ視点が変わっているのを自覚しているという作品で、それほどひどい作品ではない。なにせ一行ごとにめちゃくちゃ変わっていくというのはあるけど、これは視点が何かそもそもわかってない可能性があるので、そういうのは別である。つまり本人の自覚はあるというヤツ。

ただ、プロ作家ならうまくやってくれるだろうけど、生徒作品でこれくらい頻繁に視点が変わっていると、それほど上手に書いてくれるわけではないので、読んでいくうちに、ついクラクラ、めまいがする。グレーゾーン? いや、どっぷり危険区域。

視点を変えるのは、ありえないわけではなくて、たぶん長編ならけっこうよくあることだし、別に「絶対ダメ」というわけでもないだろうけど、それでも章ごとだったり、まあ、プロの作品だとそれなりに「配慮」がしてあるものなので、別に何度変わろうが、それでわかりにくいということはないのだけど、生徒作品だといちいち「これって誰?」といちいち確認しないと読めなかったり。読まされる方はけっこう大変である。

そこで、私もつい
「お願いだから、視点は統一してちょうだい。読みにくくてたまらないから」
と言ってしまうのだけど、これは絶対変えるな、というわけではない。よほど配慮してもらわないと、コロコロ変えられると読むのがすごーく大変、というだけである。だいたいプロの小説は、おもしろいからあっという間に読めるのだが、生徒作品というのは正直「面白くて、あっという間に読めた」というのはそれほど多くはないのである。けっこう時間がかかるのよ。

しかし、たまにありがちなのは、視点をコロコロ変えるとなぜ読みにくくなるのかがまったくわからない人がいることで、そういう場合、説明するのがものすごく面倒だったりするのよね。まあ、わかる人はそのうちわかるのだけども。

読みやすければ「視点」なんて、どうでもいいだろうけどなあ。
でも、やっぱ読みにくいがなあ。

05/20/2007

女性作家の素敵な講義、運営の悩みがまた色々

5月19日(土)
朝から外出。昼から小説講座の事務所。ライティング講座。夕方から10期エンターテインメントノベル講座。

毎週土曜日は、朝から大忙し。午前中は、専門学校の非常勤講師。2時限目の授業を終えて、あわただしくプロジェクターの電源を落とし、ビデオを巻き戻したりしてから、暗幕をあげたら、窓の外にはにわかに雨が降っている。
「こりゃ、自転車のOさんがきっと遅れるなあ」
と、あわてて学校を出て、小雨の中、急いで地下鉄の駅まで走る。

どんなに走って移動しても、大阪NPOプラザに着くのは13時過ぎ。ライティング講座の生徒さんは、遠方からの通学者も多く、まだ開講したばかりのせいもあるかもしれないが、教室に来るのがけっこう早い。基本的に、20分前に開場というのがルールなのだが、30分前には教室の前で鍵を開けるのを待っている。専攻科もエンターテインメントノベル講座も、たいてい30分前には誰か来てるしなあ。2階の教室まで走って行って、13時10分に鍵を開ける。Oさんも講義開始ギリギリに間に合う。

ライティング講座は、本日は作品指導。といっても、まだ第1回目なので「指導」というよりは「お互いの作品を読んでみましょう」というような内容。2作品あるので、だいたい二十作品。3時間がかり。ひとつひとつ丁寧にとりあげていくつもりでも、これでもかなり駆け足。まあ、今年の生徒さんはみんなかなり上手でしっかりと個性もあるので、すぐに上手になると思うわ。

終了後、担当のOさんと少し話をする。やはり思ったのだが、Oさんがこのまま文章教室の担当を続けるのは何かと大変そうである。このところ1か月半ほど色々あったりして、私もいろいろと考えていたのだが、もともとベテランのカメラマンでもあるOさんを今後もコースの担当者として事務を続けてもらうのもどうかなと思ってはいたのである。本業の仕事も大事だし、やっぱりあまり無理をさせるわけにもいかないしなあ。

だいたいOさんは、いつも笑顔で人あたりもよく、生徒さんの人気もあるので、私としては、つい頼りにしてしまうのだが、だからと言って、あまり無理をさせるわけにもいかないのである。本来の仕事に差し障りがあると困るし、だいたいうちの事務所は、基本的には「ボランティア団体」なので、あまり金銭的なメリットはないのである。実際、スタッフも、いわゆる民間企業と違って、労働者というよりは「有償ボランティア」という形だし、何より生徒の面倒をあれこれ見るというのは、かなり奉仕精神が必要である。どのみち最初から誰にでもやれることでもないし、どうやっても儲かる仕事じゃないので、むやみに人を巻き込んじゃダメなんだよなあ。

ま、わかると思うけど、うちの人件費はかなり低い。深く考えなくてもどうせ学費収入しかないので、誰でもだいたいは想像はつくはずである。非常勤(いわゆるバイト、パート)の場合は、基本的には時間給。で、コースをずっと担当する担当だけは、半日分の日給制も可能である。これも本来は、時間給で計算すべきなのだが、「お知らせ」を作成したり、作品集を印刷したりするので、日給なのである。原則的には、もともと講義開始の2時間前に来て、講義準備の作業をする時間を含んでいる計算なのだが、この作業自体は別に2時間前に無理に来なくても、自分の空いている時間にすればいいことになっているので、アバウトな日給になっているのである。

ところで現在、今年度(9月末まで)、週3日分の非常勤の予算をとっているのだが、すでに火曜日と金曜日に有償スタッフが来てもらっていて、あと1日分は可能なので、土曜日のバイトに来てもらう予定だったのであるが、Oさんに話を聞くとやはり毎週は無理らしい。やはり続けるには、ある程度、収入の見込みがないと無理らしいし、かといって、うちが払えるのには限界がある。ま、もともとかなり高額のカメラマンなので、こういうのは無理もないのだけどね。つい頼りになるので、これまで甘えてしまっていたのだが、これ以上あんまり無理に引っぱってもいけないかも。そろそろさすがに考えないとなあ。

ちなみにコース担当者は、いわゆる「業務請負」という形で月額契約にすることもできるのだが、この場合は、単独で教室をすべて任せられる場合である。ただし、早い話、これは現在、私自身に支払っている金額の一部なので、もしコース請負があったら、むろんその分の私の支払いを削るわけだけど。うちは年に2度の生徒募集の学費収入しかないから、半年ごとの予算編成が済むと、なかなか突発的な修正はできないしなあ。なにせガチガチの予算なんで。(ちなみにガチガチの予算編成なのは、学費が前金なので、生徒さんのために何が何でも年度途中で破産させないためである。借入金もしない方針なので、どうしても年度途中で赤字を出せないのだ)

しかも実は、今年は特別な事情で学費を払ってない人もまだいるし、退学者が出たりするとけっこう返金もキツイしねえ(今期は、学費未納分もすでに予算いっぱい……)

まあ、今は年度途中なので、予算は9月分まで決まってしまっている。だから人件費の増額はもうできないのだが、誰に支払うかまでは決まっていない。私の場合、計算上、もともと「運営および経理」の分の月額給与の部分とコース担当分(2コース分、ちなみに一番手がかかる専攻科は、予算上、コース担当の人件費はない)をバラバラに計算して合算しているから、いつでも変更は可能である。ま、それでも誰かやってもらえれば助かるんだが。でも、なかなかコース運営を任せられるという人もいないけど。だいたい半年ごとの生徒募集で、開講が決定しているわけでもなく、収入の保証はできないわけだし。

というわけで、秋からの小説講座の開講に備えて、講座アシスタントをやってくれる土曜スタッフをそろそろ探さなくては。できれば数年続けてもらえて、土曜8時間やってくれる人がいいのだがなあ。

夕方からは、エンターテインメントノベル講座。講師は、近藤史恵先生。うちの講座では、柴田よしき先生の講義や森奈津子先生の講義の時に遊びに来ていただいていたりしたのだが、ご出講は、実は今回が初めて。現在、隔週で大阪芸術大学でも教えているということで、お話もたいへん面白く、2時間たっぷり話をしていただく。色々な小説創作ポイントをわかりやすく説明してもらったり。個人的には視点の話(背後霊の位置)とか、小説としてコレやったらまずいだろうという危険ゾーンと安全ゾーンの間のグレーゾーンの話とか、かなり具体的な話がぽろぽろ。「今日はごめんなさい。ちょっと鼻声で……」と言いながらも、2時間いろいろ。

女性作家の先生たちって、一見すると皆なんかどこか可愛らしい感じなのだが、やっぱり作家魂は熱い……というより、やっぱり皆タフなのかも。やっぱ、カッコいいよなあ。

専攻科からも見学者がけっこう来ていたのだが、みんな感心していた。もっともレベルが高い話も多くて、まだあんまり書いたことがない人にわかるのかなとは思ったりはするけども。

10期生もそろそろ終盤。修了課題も提出日が近づいてきた。提出率はどうかな。

さて、例の人件費の件で、電話で某方面に相談。一人に対して、日当と時給を混ぜて二重の労務契約をするのはどうもちょっとややこしいらしい。それに木曜出勤を新しく入れるとなると、論理的には現在、来ている火曜か金曜のどっちかの勤務調整が必要かもしれない。いや、それはまずやるつもりはないが。うーん、何かと頭が痛い。ちょっと面倒になってきたな。ま、こういう経理や労務に関しては、大阪NPOプラザには相談窓口もあるのだけどなあ。そういや、この25日はサポーターさんとの打ち合わせ日だったっけ。創設時の事業計画、すでに1〜2年遅れてて、5年間計画も達成するのが遅れそうですが。

05/19/2007

100円均一の銀河鉄道

5月18日(金)
午後から小説講座の事務所。

近所のレンタルビデオショップにDVDを返しに行くと、中古ビデオの山に『銀河鉄道の夜』が混じっていた。どれでも100円である。なぜかジョバンニとカンパネルラが猫になってるアレである。正直、賛否両論あれこれなのだが、とりあえず100円である。買うのである。

05/18/2007

コイの産卵、「死の川」のこと

5月17日(木)
朝から小説講座の事務所。昼から外出。深夜に帰宅。

「水生生物センター」より丁寧なメール返信あり。実は、どうでもいいことだが、先日のコイ・フナについて気になって、思いきって、質問メールを打ってみたのである。そういや以前、宇宙に関することで子供にあれこれ聞かれ、調べてもわからなかったので、「すばる」に質問メールしたりしたけど、あの時もものすごく丁寧に返事が帰って来たことがあったな。調べてもどうしてもわからないことはやはり専門家に聞くべし。いや、ありがたいことである。

やはり「産卵の可能性が高い」らしい。雨天時が多く、早朝から午前中。私が見たのは第2寝屋川だが、「寝屋川では萱島橋から桜木ポンプ場付近の清水橋あたりで産んでいる」らしい。

ところで、ネットでも色々調べてみたら、どうやら寝屋川というのは鯉釣りの「釣り場」としては、それなりに釣れるところらしい。てか、それなりどころか、巨鯉がうようよ、らしいのである。大川では巨鯉が釣れるというのは以前から聞いていたのだが(全国的にも有名らしい)、寝屋川にも多いらしい。鯉ファンにとっては、こんなことは「常識」かもしれないけど、私は知らなかった。

どうも冬は寝屋川にも移動しているようだ。実際に見て回ったら、ホントにうようよいたし、ネットでは、100とか90センチとか、ものすごい巨大な鯉の写真を見かけたのだ。とにかく、ものすごいでっかいのだった。コイは雑食なので、色々とエサになるけど、どうも「コンビニのからあげ」もエサになるらしい。ちょっと面白そう。

ちなみに、寝屋川には水生生物のちゃんとした調査データがあまりない。大阪市も大阪府も予算がないのか、5年に一度の調査しか計画してないみたいで、それも平成12年とか13年からなぜかやってないようだ。それなのに、大阪市も大阪府も毎年、どっちも「人と生き物にやさしい親水空間の創出」などというような事業計画を掲げているみたいなので、これはちょっと笑えるような気がする。「親水空間の創出」これが何を意味しているのかどうやってわかっているのかしらん。ま、何をやってんだか、は、だいたい想像はつくけど。

ところで、澄んだ水に魚は住まないもので、一方、寝屋川やら、あるいは大和川、淀川は、見た目は悪いかもしれないが、水生生物はこれでもかなりの種類が住んでいるらしい。ちなみにアユが住む清流というのは、人間にとっては見た目にはきれいだし、気持ちいいものなのだが、あれはあれで日当たりがよすぎる清流なので、「アユぐらいしか住めない」んだそうだ。川というのは、水が澄んでいればいいというわけでもないらしい。それだけでは魚は住めない。まあ、人間もそうかもしれないしね。

で、先日、『河川生態学』(沖野外輝夫・著)を読んでいたら、「汚水生物学」の項目にこういう話が載っていた。(以下引用)
「どんなに汚染された河川でも、その環境下で生活する生物が存在しています。極度に汚染した河川を他人事のように死んだ川と表現する人が居ますが、正しい表現とは言えません。真っ黒な、腐臭のする河川には嫌気性の細菌類を中心とする生物が生息し、水中に混入した汚染物の除去に活躍しています。その結果としてメタンガスや硫化水素が発生し、硫化物によって水が黒っぽくなります。汚染物が流入する水域では大なり小なりこのような生物活動が行われていますが、好気的な環境下でのみ生きることのできる私たちは嫌気的環境をつい死の世界と誤解しがちです」

私たちは、つい真っ黒な汚染河川を「死の川」と思ってしまうのだが、なるほど確かに見かたによっては、あれは生き物(細菌だって、生き物なのである)の活動が盛んな川なのである。なるほどね。

でも、なせかちょっと笑ってしまった。ちょっと面白い。それにしても、生態学者とか、小説家とか、人によって「視点」というのは実にずいぶんと違うものだったりするのだな。

05/17/2007

やっぱり時間がない!

5月16日(水)
朝から小説講座の事務所。昼には外出。三時頃もどって夕方まで事務作業。

事務雑用、あれこれ切羽詰まってきたのだが、なかなか時間がとれず片付かない。せめて2時間、できればまとまった時間が欲しい。くすんくすん。ま、「時間がない」ってのは、誰に言っても仕方ないわけだけど。ま、これって小説講座の生徒さんのほとんど共通の悩みだしね。みんな、がんばろうね。どうも小説というのは、思った以上に時間がかかるシロモノなので、みんな時間はいくらあっても足りないもんねえ。

とはいっても、忙しいからと言っても、何もしなかったら、ずっとゼロである。ゼロは何回やってもゼロだが、たとえ10分、30分でも毎日連続して時間を作ることにすれば、少しずつでも確実にいつかはかなりのことができるわけで、これも何日、何十日となれば、いつかは膨大になる。こう考えてみたら、時間というのはまだまだ「ある」わけだ。ただ、これを継続すること。これだけがコツなんだろうな。

それにしても、あんまりにも時間がなくて、なんか忙しいような気がするので、ふと、どうしてこんなに忙しいのかちょっと考えてみる。

人間は誰でも、一日24時間である。私の場合、普段は毎朝6時前に起きて(季節によって違うけど、今は5時45分)、夜11時か12時頃に寝る。自由に使える時間は一日17〜18時間である。そのうち朝2時間と夜2時間、あわせて4時間ほどを家事労働に使っている。まあ、5人家族の炊事、洗濯、掃除。三人のガキどもの宿題、服のボタンつけ、弁当づくりナドナド。家事&育児で、一日4時間というのはかなり少ない方かもしれないが。その他、食事を食べたりするのに朝夕あわせて1時間。あわせて5時間くらいかな。

あと毎日、1時間弱くらいが風呂、洗顔、歯磨き、着替え、その他などの「身支度」で、これも私は化粧などもほとんどしないからこんなもんである。これであわせて6時間。仕事は、一日平均8時間(土曜だけは12時間程度、それ以外は7時間)で、それに通勤に片道1時間かかるので、一日往復2時間。つまり10時間。

ってことは、あわせたら16時間。これを差し引きしたら、平日は、やっぱり残り1〜2時間しかないわけだ。ちなみに私の場合、生徒作品や先生たちの著書も、勤務時間内にはなかなか読めないので、ほとんど家に持ち帰っている。これらを読んだりあれこれ書いたりで、平均1〜2時間。それ以外にもあれこれ調べていることもあるので、図書館にも週に2〜3回行くし。やっぱ、考えてみたら、やっぱ、時間的にはギリギリだよなあ。うーん。

最近、ビデオやDVDなどで映画を見ようとしても、30分ずつとか、細切れでしか見られないのがちょっと悩みだったのだが、こりゃ当分、仕方ないのか。でも、映画は続けてみたいもんなあ。

もちろん公休日はあるが、実際には日曜祝日しか休んでないことも多いし(だから日曜祝日しか出かける暇がないわけで)、こういうふうに考えてみたらやっぱり時間がなくて当然なんだが。なんか忙しいような気がしていたがやっぱり忙しいみたいだなあ私。

ま、でも、これでも以前は、子供たちがもっと小さくて、家事労働やら保育所の送り迎えで、家事労働&育児に6時間半かかっていたのだから、これでもラクになった方なのだ。

でも、たった10分、たった20分でもひねりだせば、毎日継続すればけっこうな量にはなる。塵も積もれば山となる。たとえば私の場合、昼食は、事務所か店で一人で食べることが多いので、必ず食事の前後に短編1本くらいを読むのが習慣になっているので、とくに急ぎでなければ、生徒作品は昼食時に1本ずつ読むことも多い。いや、長編は無理だけど(笑)

ところで、私、家事をするたびにいちいち労働時間を確認するタイプで、この皿洗いに何分、洗濯干すのに何分と、必ず時計を見ないと落ち着かない習慣なのだが、この習慣、友人には「貧乏性」だと言われた。あれれ。世間では、家事の時、いちいち時計で確認しないのか?

でも、調理時間に何分かかるかとか、トイレ掃除に何分かかるかとか、わかってないと一日のスケジュールがたてられないし。

私の場合、一日4時間の家事タイムにどれくらい効率よく片付けられるかが勝負だもんなあ。うまく片付かないと食事時間にしわ寄せがくるので、そうなると、せめて5分、イスに座って朝食が食べられるかどうか、せめて10分、コーヒー片手に新聞を読む時間がとれるかどうかがかなり変わってくる。めちゃくちゃ忙しいと弁当を作りつつ、自分の朝食をひとくち、洗濯機に服をほおりこみながらひとくち、アイロンかけながらひとくち、子供たちの水筒にお茶を入れながらひとくち。時にはモグモグしながら、皿洗ってたりする。一度もイスに座らないで、朝食を済ませていたりする日もけっこうあるもんねなあ。「立ち食い」である。だって朝は、毎日が戦場よん。

やっぱ、専業主婦だと、そこまで切羽詰まらないんだろうなあ。
でも、やっぱ「有閑マダム」にはなれそうもないしなあ。

05/16/2007

6月1日から印刷費値上げ

5月15日(火)
午後から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

うちの事務所がある大阪NPOプラザには、印刷室があって、印刷機とコピー機がおいてあるのだが、この印刷料が6月1日から値上げになるのだ。イッキに2倍の値上がりなのである。

小説講座は、作品集作成がすごく多い。そのための人件費もかなりかかっているのだが、印刷費用もけっこうかかる。今月の専攻科の作品提出数が少なかったのは、ショックだったのだが、正直、経理的にはものすごく助かってしまっているのだ。なんか、その分、値上げで吸収しそうな感じ。いや、作品はいっぱい提出してもらった方が嬉しいのだが。ああ、微妙。しかし、値上げ、キツイよなあ。

なにせ突然の倍額の値上げなんで、月額にしたらわずか数万円なのだが、年間にしたら数十万である。もともと予算的な余裕なんか全然ないので、これでまた予測をたてて、予算を見直さないとまずい。うちの事務所は、年に2度の学費収入だけしかないので、けっこうシビアである。さらに年に2回といっても、春の文章講座は毎年、事実上ほとんどトントン、ないしは赤字だしな。ま、秋の小説講座がかろうじて黒字なので、それでなんとかやりくりしてるのだけど。

そんなわけで、また一度、経理の見直しをしなくてはいけない。どうせ今年から、6月に「総会」をしなくてはいけないんだが。けど、こういうのはスタッフに手伝ってもらうことが難しいしなあ。印刷だけなら頼めるのだが、経理やら細かい事務となると、結局、私しかできんしなあ。うちの場合、スタッフがいくらいても、週に1〜2日しか来ない人ばかりなので、そういうのは難しいのである。ああ、いつになったら「通信テキスト」とか作れるのだ〜。ああ一生、無理かも(笑)

でも、どのみち人にやってもらうとなると、教える手間もかかるし、それなりにミスをしたり、結局かなりリスクもあるからなあ。ま、私も結局、中小企業の社長さん的な悩みを抱えているわけなのね。まあ、どうせ運営というのは何かと孤独なものなので、仕方ないけど。でも、あれこれ頭が痛い。しくしく(最近、ちょっと弱気)

そんなわけで、9月までの予算表とにらめっこしている毎日なのだが、とにかく印刷費が6月1日から上がるので、専攻科の作品提出は少しでもお早めに。長編の最終提出日は5月26日なのだけど、たとえ短編でも何でも一日でも早く提出できれば、皆様、ぜひぜひ早くくださいまし。毎週火曜と金曜が印刷日なので、値上げ前の5月29日(火)までに印刷できればありがたいよん。


05/15/2007

小説とは関係のない休日(家庭訪問、巨樹が多い古川沿い)

5月14日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

本日は、公休日。朝から歯科医院へ。午後からは、小4の双子の娘たちの家庭訪問があるため、自宅にて待機。2時過ぎと3時頃にそれぞれの先生がやってくる。姉の方のクラス担任は、長男が3〜4年生の時に担任だった先生。妹のクラスは、若い女性の先生。どうやらご本人も双子らしい。

そんなわけで、3時には自宅待機から解放されたので、そのあとは自転車で近くの「古川」へ。これぞ「ドブ川」と呼びたいような、コンクリート堤防に囲われた真っ黒な川なのだが、これも寝屋川の支流なので、しっかり現地調査。寝屋川の合流部から、上流側にさかのぼるように北へむかって、自転車を走らせる。といっても、古川は勾配がめちゃくちゃ低くて、正直、いつもどっちに流れているかわかんない川である。今日も、北側に向かって流れている。いつもどっち向きに流れているのか、正直、知らないのだが。ま、汚い川だし(たぶん市内では、1〜2位の汚染河川かも)、周辺住民もあまり関心がないようだが、これでもよく見ると、今日も「かるがも親子」がいたりするのだ。いや、誰も気がついてないみたいだけど。

北へ向かって、くねくねと川沿いを走る。中茶屋(なかんちゃや)、浜、茨田大宮(まったおおみや)、稗島(ひえじま)、三島(みつしま)と、地名を見てもかなり古い地名が並ぶ。すっかり住宅地になっているのだが、門真市、守口市では、川沿いに古い民家がかなり残っている。この周辺は、くすのきの大木が多いのが特徴で、それだけ古い歴史があるのわけなのだが。このあたりで一番有名なのは三島神社の「薫蓋樟(くんがいくす)」で、樹齢千年だとか。千年ですよ千年。大阪ってのは、何かと歴史的なイメージはないけど、ま、実際には歴史の中心地だからなあ。この木の下でも、かなり色々な歴史ドラマがあったんでしょうなあ。

で、古川沿いは、こうした大きな木がけっこうある。すぐ近くにも、400年くらいのがあったり。門真市はそれほど観光には力を入れてないと思うので(まあ、門真に観光に行く人はあまりいないかもしれないけど)、あまり知られてないかもしれないだろうが、この「薫蓋樟」も国指定天然記念物。これが大阪府最大の巨樹。ま、周囲は思いっきり住宅街ですが、アウトレットショップで有名な「ブロッサム」にも近いので、巨樹ファンはどうぞ。

そのまま北へ進み、京阪電車の高架をくぐって、「大和田」駅のすぐ近くの「伝・茨田堤(まんだ・まったのつつみ)」。ここも住宅街の真ん中で、たぶん観光に訪れる人も少ないのだろうが、大きな樟が2本あり、なかなかの雰囲気である。ちなみに「茨田堤」というのは、古代(5世紀)に造られた堤防のことであり、日本最古の大堤防だった(らしい)。住宅地にぽつんと唐突にあるので、ぜんぜん目立たないけどねえ。茨田堤と言えば、枚方寄りの淀川堤防沿いに「茨田堤碑」を建ててしまったので、あまり人気がないのかもしれないけど。門真市に較べれば、枚方市ってもしかして観光熱心なのかな(笑)

ここで引き返して、6時半に帰宅。


05/14/2007

小説とは関係のない休日(京都三条、山科、醍醐)

5月13日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜お休みです。

今日は、朝8時半から外出。地下鉄フリー切符を買って、京都方面をウロウロ。おもに三条から山科、六地蔵あたりを移動。

昼食は、山科駅前。その後、山科川沿いの勧修寺橋のそばの水位観測所の前あたりで、持って来たコーヒーを飲む。そこから川沿いを離れ、随心院を経由して、醍醐天皇陵、朱雀天皇陵の前を通って、醍醐寺あたりでトイレ休憩。醍醐寺はさすがに観光客が多いが、随心院や醍醐天皇陵あたりはほとんど人がおらず。ま、醍醐天皇陵あたりは風情を感じるには、あんまりにも住宅地の中なので無理なんだろうけど。私は、とくに観光目的でもないので、醍醐寺でも仁王門の中には入らずに、理性院や長尾天満宮あたりで(醍醐寺の西側。駐車場から見たら裏手)のんびりする。山の上まで登る時間があったら面白いだろうけどなあ(まだ上醍醐に行ったことはないが)

さて、そのまま一言寺までぶらぶら歩くつもりだったのだが、急になぜかめまいがする。で、そのまま「醍醐」の駅まで戻って、駅前でしばらく休憩。しかし、あまり回復しないので、まだ3時頃だが、とりあえず三条まで引き返す。鴨川を渡ってから、その近くの店でぼーっとコーヒー休憩。

どうやら体調が悪いというより、ただの睡眠不足らしい。たいてい毎日5時半から6時には起床している私。土曜の夜だけは、講義の都合で夜2時過ぎに寝るので、つまり毎週日曜には寝不足気味なのだが、金曜までちゃんと寝てれば、あまり気にならないんだよね。そういや、今週は寝るのが遅かったのかも。ま、寝不足は万病のもとだから、そのまま5時過ぎの京阪電車で帰宅。

やはり京阪特急の中で、しっかり爆睡してしまう。6時半過ぎに帰宅して夕食を作り、のんびりすごし、早めに就寝。

05/13/2007

文章教室も小説講座も、まだまだ美人講師が続くよーん

5月12日(土)
朝から外出。午後は「第3期ライティング講座」。夕方から小説講座、10期クラス。

本日、ライティング講座の講師は、八木純子先生。うちの講座の先生たちは、全体的には、やはり男性が多いのだが、このところしばらくは女性講師が続くのである。八木先生は、編集工房主宰、フリーライターで、テレビ、ラジオ番組のブレーンなど幅広く活躍されている。大阪シナリオ学校の頃から、毎年のようにお世話になっているし、主宰する編集工房には卒業生も何人かお世話になっていて、何人かはバイトで使ってもらって、しっかり鍛えてもらったり。

あいかわらず元気で若々しく(年齢不詳)、明るい笑顔で、講義のたびにいつも元気をもらえる感じ。生徒さんにも人気があるのだった。
講義後、大阪NPOプラザの隣にある「すかいらーく」でお茶。かなりの人数が参加。それにしても今年のライティング講座の入学生は、なんか活気があるなあ。文章教室なのでもちろん初心者ばかりなのだが、このテンションのまま、半年楽しくがんばってくれれば、めきめき上達すると思うが。小説講座と違って、半年コースなので途中退学者はあまりいない。

夕方は、天満橋に移動して、エンターテインメントノベル講座。講師は、藤野恵美先生。児童書、最近は大人向けも書かれていて、バリバリ活躍されている。

さて、エンターテインメントノベル講座も昨年の秋に開講して、すでに8か月。1年間の講座なのだが、残り4か月半となったこちらのクラスは開講からすでに6割の出席率。入学したばっかりのライティング講座の生徒さんたちと較べたら、ちょっとダレ気味かも。まあ、1年間のコースだと、前期は出席率もいいのだが、後半のこの時期になると、毎年2〜3割の生徒さんはあまり出席しなくなるのよね。つまり7〜8割の出席率でも普通なのだが、この6割というのは過去最低レベルくらいかな。確かに今年はちょっと出席率は少ないかもね。その代わり、本日はライティング講座のクラスから何人か見学。さらに専攻科からも何人か見学希望があり、いつもよりも十数人ほど多い。

さて、昨年からものすごく続けざまに出版をされている藤野先生。まあ、出版されている書籍数から考えれば推測はできるわけなのだが、昨年は年間執筆枚数がなんと2500枚だとか。250枚じゃないのよ〜。2500枚なんだよ〜ん。すごい。小さな身体で、まだまだ大学生みたいに見える(いや、実際まだ若いんだけども)この可憐な藤野先生の一体どこにそんなパワーが?? 今年もまだ5月で、すでに5冊出版。あと2冊もすぐに出るみたい。半年で7冊!?

可憐な雰囲気でも、そこはやはりプロ作家さん。講義を聞けば、やはりなるほどと思わされる内容で、ライティング講座から見学に来た生徒さんたちもさすがに真剣に聞き入っていた。いや、そういえば、よく質問してたのはライティングの生徒さんたちだったりして(笑)さすがに入学したばっかりで、やる気満々。小説講座の生徒さんよりも元気あり。

でも、小説も文章も、結局は自分がやるかやらないかだし、やっぱり「やる気」があるかないかが決定的だからなあ。ただし、このままこのテンションを維持できるかがポイントだけど。ま、でも、文章のクラスは、半年だからけっこう維持するんだけどね。

講義後、忙しい藤野先生も一緒にいつもの中華屋へ。「仕事があるので、ほんのちょっとだけ」といいつつ、結局、最後まで生徒さんたちにおつきあいくださったようで、ありがたいことである。すごく忙しいみたいだけど、お体を大切にがんばってくださいね〜。

天神橋を渡り、夜の中之島(剣先公園あたり)を見ながら「大阪天満宮」まで一緒に行ったので、私もついでにめずらしくそのままJR学研都市線で帰宅(最寄り駅は地下鉄だが、JRの駅からでも徒歩で帰れる)

05/12/2007

今年も検尿の季節

5月11日(金)
昼から小説講座の事務所。夕方まで事務作業。

朝6時、私が眠い目をこすりながら、湯を沸かしてコーヒーを入れていると、トイレの方から叫び声がした。
「あーっ、しまった!」
あの声は、中2の息子である。
「あかん! してもた!」
そうなのだ。今年もまた検尿の季節なのであった。

わざわざ昨夜、トイレの棚に「検尿セット」を置いて、すぐに目に入るようにしておいたのだが、どうも無駄だったようだ。トイレの棚にあれば、男性の「小」なら真正面で目に入るはずなのだが。寝ぼけていて、ぼんやりしていたらしい。完全に出終わった頃に気づいたのだろう。やはりアホである。

「うわ。ママ、どうしよ、どうしよ」
「ま、8時までにまだ2時間あるから、また出るんとちゃう」
……(以下、略)

てなわけで昨年と同じく、2時間をすったもんだしたあと(その詳細を知りたい方は、昨年度のブログ参照)なんとか8時の登校時間までに採取成功。
ただし、やっと登校したかと思ったら、なぜかテーブルの上に発見したのが、ちょうど8時10分。「げ」と思っていたら、「はあはあ」とあわてて走って取りに戻って来たのが8時13分。やはりアホである。ちょっとは進歩しろ進歩。

ちなみに彼は、今年も懲りずに「保健委員」である(検尿さえやれば、あとはさほど任務がない委員でラクだから、というのが理由らしい)

05/11/2007

風の強い日

5月10日(木)
終日、外出。小説講座の事務所には入れず。

本日は、朝から強風。昼前になって、雨も降りだす。天気図などを見てみるが、服装の予測がつかず。ちょっと寒い。

夜、1954年制作のソ連アニメ「蛙になったお姫さま」をビデオで再チェック。今度、専門学校の方の授業中、ちょっと紹介しようと思っているので。ソ連映画で有名な「雪の女王」は1957年だが、これはかなり画面が実写の「舞台劇チック」で、実に草創期のアニメという感じがする。

05/10/2007

長編小説、アイスクリーム、コイとフナ

5月9日(水)
昼から小説講座の事務所。久しぶりに創作サポートセンターの「お知らせ」も更新。講義予定の速報も。

さてアレコレあって、昨日からちょっとばかり不機嫌。しかし、考えてみれば、専攻科の作品提出数が予想より少ないことは、経営的にはそれほど不利益どころか、まあ、助かるわけだしぃ〜。アレコレ考えたり、あまり気にせんとこ。

だいたい400枚もの長編は、先日印刷してもらった丁稚どんが言うには、インク代は数十部印刷しても5000円もかからないとのことだったけど、ただし、この印刷費はインク代のみ。これに紙代を入れて、印刷にかかる人件費、帳合いの人件費などを入れたら、作品集を準備するだけで、やっぱり1万円以上はかかるのだった。それに講師料と教室代、欠席者への発送代などを考えれば、長編の作品指導だと1作品だけで、なんだかんだ3〜4万くらいは費用がかかる計算になるわけだ。

つまり今回、予想よりも長編作品の提出がかなり少なくて(まあ、せめてあと5〜6本くらいは提出されると思っていたのだが)、結果的にこれで20万くらいはかからなくなった計算なのだ。実は、うちの事務所の規模は極めて小さいのだから、それから考えたら、すごい大金である。

ま、それでもやっぱり生徒作品が集まり過ぎて「嬉しい悲鳴」の方がよかったけどなあ。ぶちぶち。

さて気を取り直して、夕方スーパーに寄り、アイスクリームを買う。さほどアイスクリームを食べる方ではないのだが、ふと見たら、丸永製菓の「八女・抹茶ぜんざい」(6本入り)があったのである。これは、以前「さんふらわあ」に乗船した時に、フェリーの売店で買ったものと同じもの。あの時、海を見ながら食べたのがとても美味しかったのだ。わーい。あのアイスだー。今日はいい日だー。どうやら今日は、アイスクリームの日らしい。おかげですっかり気分はバラ色(単純人間)

家に帰ってさっそく同じ味か確かめてみる。わーい。おいしい。濃いめの抹茶クリームにこしあん、特製白玉だんご入り。たぶん同じ味である。でも、やっぱ、船の中で食べた方が美味しいような気がするけど。なんかちと違う。しかし、こうして近所のスーパーに箱入りで売ってるとは知らなかったな。ラッキー。

夕食後、しばらくネットで調べもの。
先日、うろうろしてた第2寝屋川などで、あちこちにコイやフナが異常なほどたくさんいた。
「こんなにいっぱい、ホントにこの川のどこに住んでるのか?」
と驚くほど、うじゃうじゃいたわけで、すごく印象に残ったのだが、今日になって、
「あ。もしかして、コイやフナって、今頃が産卵期なのか?」
と思って、ネットで調べてみるのである。

あちこちのサイトをのぞいたりすると、やはり時期的には、春から初夏らしいので、どうも今頃の時期らしい。産卵期は、川をさかのぼったりして、草などに卵を産みつける習性があるそうだ。なるほど、あれって、集団お見合いか、合コン中だったのかもね。だって、日頃よっぽど人が餌付けしてれば別だけど、普通はそんなに浅いところに集団でいたりしないもんなあ。

ついでに、フナは色々な謎が多い生き物らしいことも知る。案外、おもしろい魚なのだな。ネット情報はアテにならないこともあるけど、知りたい時にある程度は調べられるのは利点だわね。

なにしろ、日頃「フナの産卵期」などとは縁のない生活をしているからなあ。ま、川釣りをする人は、なにやら「フナにはじまって、フナに終わる」らしいから、そういう人ならよく知ってるんだろうけど。そういや、クラシックファンから「モーツァルトにはじまって、モーツァルトに終わる」という話を笑いながらしてもらった気がする。初心者にとってとっつきやすいから手軽にはじめられるけど、そのうち飽きてあれこれ目移りする。でも、結局、最後はぐるっとまわってそこに帰るというわけである。ま、基本というのかな。

結局、そういうのが一番面白くて飽きないってことなのかな。だったら、小説の基本って何だろうなあ。伝説やら神話やらおとぎ話やら。うーん、基本って何かなあ。

やっぱり「娯楽小説」っていうのが、やっぱ一番飽きない?


05/08/2007

専攻科の作品締切は、長編小説のみ延長

5月8日(火)
昼から小説講座の事務所。

本日は、専攻科の5月分の作品提出日。

郵送で6編、持参が1編。
うげげげ。
メール&電話での遅着連絡分が2編ある。でも、あわせて9編かよっ。
2クラス分、全部である。
す、少ない……。

とりあえず、26日まで、長編作品のみ締切延長する。
(100枚以下なら、7月提出分でも受け付けるので)

けど、けど。

どうしたんだみんな〜。
こんなに私が作品を待ち望んでるのに、なぜじゃ〜。

プロ作家になりたいんだったら、もちょっと、バンバン書こうよー。
ほんでもって、作品指導もいっぱい受けて、さっさとデビューしようよー。
提出したら、プロの作家さんが指導してくれるんだよー。こんなチャンス、大事にしようよー。

私だってライターのお仕事もせず、こうして低賃金でせっせせっせと毎日働いてるのは、
きっと誰かそのうちプロ作家として活躍して、
素敵な作品を書いてくれるだろうと思ってのことなのに。
それなのに、それなのに。なぜになぜに。しくしくしくしく。
いや、そんなこと、知ったこっちゃないだろうけど。
でもでも待ってたのに待ってたのに。

いや、今日は思わず、ぼやかずにはいられない。ぶつぶつぶつ……。

小説とは関係のない休日(野崎観音、東高野街道、長瀬川)

5月7日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜、祝日お休みです。

公休日なのだが、本日より事実上、お仕事開始。朝8時から自宅のパソコンの前に座って、あれこれ。昼食後、かっちり1時半まで仕事をする。その後、外出。

生徒さんたちから、続々とメール。「作品を郵送で提出しました」という嬉しいお知らせなど。

自転車にて野崎まで。落語や女殺油地獄で有名な「野崎まいり」は5月10日まで。連休中はすごい人出だったが、平日なので露店もヒマそう。私は、野崎まいり公園内「和室」でやっていた「甦る野崎観音十六羅漢展」を見る。それから階段を上って、ちょうどやってた奉納歌舞伎「新版歌祭文『野崎村の場』」を少し見る。「野崎まいり」の赤いノボリが立った横で、100円のグリーンティを飲みながらの観劇。みんなのんびりと石段に座り込んでいる。演じているのは「澪つくし歌舞伎」「新かぶき尼崎」の人たちだそうだ。都会だから、いわゆる農村歌舞伎じゃないよね。町歌舞伎というのかなあ。たしか尼崎って、近松門左衛門で有名なんだよね。「新版歌祭文」は、たしか門左衛門じゃなくて、近松半二だけど。お染、久松の悲恋話である。

それにしても、仮設の舞台に手作りの大道具。少しセリフをとちるのもお愛嬌。天気もよく、青空の下で石段に座り込んで見るほのぼのした歌舞伎。何だかけっこうイイ感じだなあ。いや、いわゆる商業的な歌舞伎と較べたらアレなんでしょうが、こうした「奉納歌舞伎」を見るのって、また違う楽しみがあるもんね。プロの素晴らしさを強調するあまり、こうしたシロウト芝居を馬鹿にする人はけっこういるみたいだけどね。地方の農村歌舞伎とか地芝居めぐりってのも面白そうだな。でも東北とかは盛んらしいが近畿ではそれほど聞かないようだけど。奉納と言えば、芝居というより能なのかなあ。まあ、寺じゃなくて神社なのかもしれないけど。ちなみに、このあたりは中河内なので、神社にはたいてい「だんじり」の倉庫があるんだよん。

それにしても、今日は天気がよくて、サイクリング日和である。このまままっすぐ帰るのももったいない気がするので、野崎観音前から「東高野街道」をそのまま自転車で南へずーっと走ってみる。途中、瓢箪山稲荷でちょっと休憩。そのまま東大阪市、八尾市をゆっくり南に走る。そのまま「柏原」まで行こうかと思ったけど、近鉄信貴線を横切った頃に、さすがに飽きてくる。旧街道の雰囲気を感じるには古い地図とよほど照らし合わせなくちゃいけないくらい、かなりの住宅地になってしまってるしねえ。下校中の小学生たちが歩くような生活道路なので、それなりには面白い風景なんだけど。

結局、恩智駅まで行ってから、玉串川沿いに河内山本駅へと引き返すことにする。山本の駅前で、ちょっとコーヒー休憩。そこから近鉄八尾の駅前を通過して、久宝寺駅の近くから、今度は長瀬川沿いに北上することに。長瀬川はきれいな遊歩道があるので、自転車でのんびり走るのにはちょうどいい。

それにしても玉串川、長瀬川は、遊歩道もできており、流れもそれなりに速いし、水質もいいみたいなので気持ちがいい。実は、長瀬川は、その西に平行して走っている「平野川分水路」とは場所によっては1キロくらいしか離れてないのだが、どうやら小阪あたりまで水質はかなりたもっているようだ。でも、中央大通を過ぎたあたりから、急にゴミが増える。遊歩道がなくなった途端である。人間というのは案外、単純なものらしいなあ。汚い川には関心がなくてゴミを捨てるものなのかな。なんというわかりやすい行動。いや、関心がないから川がよごれるのか。それはわからんけども。そのせいだろうが、高井田のあたりでちょうど「親水公園」を建設中。ここから放出まで徐々に河岸の整備をするようだ。

それにしても、どうやら東大阪市、大阪市内でもまだ農業用水に使っているところは水質がそれなりによいらしい。あたりまえか。でも、大阪の東部は、迷路のように川が走っているのだけど、農業用水と治水用とで水質がこれだけ極端に違うんだなあ。ま、あたりまえと言えばあたりまえなんだけど、あらためて実感。治水用の河川だと堤防が高いし、やっぱり水が溜まりやすいのかも。コンクリート堤防が続くと川への関心もなくなるし、ゴミ捨ても増える、と。

そう言えば、先日見た東大阪の若江あたりも、第2寝屋川をまたいで、玉串川から用水路をとってたりするもんなあ。川が川をまたいでたり、あちこち暗渠になってたりして、まるで迷路のよう。ややこしいな。

ま、大阪は水路に限らず、上下水道もそれなりに複雑なんだけど(たぶん何やら歴史的な背景があるのだろうけど)。大阪市には、3つの浄水場があるのだが(柴島、庭窪、豊野)、この3つの配水があちこち交差してて、シロウトにはどういう配水になっているのか、さっぱりよくわからない。鶴見区は距離的には庭窪にかなり近いけど、柴島か豊野からの配水らしいし。西区なんかは3つの浄水場からの配水が走っていて、どこからの水かは番地によるようだ。ま、神戸も「阪神水道」ばっかりでもなくて、それ以外にも水源がいっぱいあるからややこしいみたいだけどね。いや、東京はもっとややこしいみたいだけどさ。どうも東は利根川、残りの23区は荒川の水みたいだが、世田谷とかは相模川みたいだし。相模川てば、神奈川だよねえ。つまり水源は山梨。ま、あれだけの人口、たんまり水は必要だろうし、どっからか水を取ってこないとみんな暮らせないだろうし。

ちなみに小説講座をやっている「エル大阪」のある中央区は、たしか「柴島」の水じゃなくて、たぶん豊野からの配水。「豊野浄水場」というのは、大阪市の浄水場なのだが、場所は寝屋川市にあって、しかもこの取水場は楠葉にあるのである。「京阪橋本」(ここはもう京都府)のちょっと前あたりなのだが、京阪沿線上に大阪市取水場がある。阪急水無瀬の対岸あたりである。大山崎のちょっと手前ぐらいね。たしかにどれも淀川は淀川なのだが、そこから枚方、寝屋川を通って、はるばるエル大阪まで運んでいるわけですね。そう考えたら、ホントけっこうな距離、運んでますなあ。神戸や東京に較べると、それでもまだ近いんだろうけど。でも、それをトイレにも使ってるわけだし。やっぱ、かなりもったいない気がするんだが、気のせいか。

さて、ところで長瀬川、これだけ川の流れが速く見えるというのは、つまり河内山本から放出まで、それだけ高低差、勾配があるという証拠でもあるんだよね。自転車で走ってるとほとんど感じないが、地図によれば、山本駅あたりは10〜20メートルくらいあるらしい。大阪平野はぺったんこだから、10〜20メートルというのはかなり高い土地である。ふーん、こうして見ると八尾市って、けっこう高いんだな。

すぐ西側にある平野あたりだと、5メートルくらいしかないはずなんだがなあ。ま、ここは木綿などで栄えた環濠集落のはずだから、やっぱり江戸までは低湿地なんだろうな。木綿は、大和川付け替え以後の新田で盛んだったはずだし。

しかし、平野は戦国時代以前からも自治都市だったはずだが、この高さから考えたら、なんか変かもなあ。平野郷の真ん中でも、土地が低すぎる気がする。ひょっとすると、江戸時代以降にどっちかに町の位置がかなり大きくずれてるのかもしれないなあ。つまり新開発されて、町がちょっとズレたとか。いくら環濠集落でも、なにせ洪水地域だからなあ。でも杭全神社には、数百年の古木があったはずだしな。古木があるってことは、この神社の位置はズレてないってことだしね。ま、中河内あたりも、古くからの土地なんだけど、神社の位置とか、正確に言うと位置が少しズレたりしてるところも多いので(たぶん洪水とか戦火のせいだと思うけど)。門真や大東だと、神社によくそういう看板を見かける。郷土史にはあまり興味のない方なので、どこだったか覚えてないけど。

それにしても、この環濠って、いつ作られたんだろうな。戦国時代だとすると、あるいはここって水上都市だったのかな。これだけ周囲がぐるりと低いってことは、いわゆるベニスと同じように、わざわざ水の上に作った町だったのかなあ。なにせ大和川が付け替わっても、まだ数年おきに浸水するくらいの沼地だしねえ。講師の原先生が編集したと言ってた「平野区史」、よく読んでみないとね。

長瀬で5〜6メートル。市内に入ると2メートルくらいしかない。市内に入るといきなり流れの勢いがなくなるわけである。

そのまま河内小阪、高井田を抜けて、放出駅まで川沿いを走る。放出の駅前で、6時半過ぎ。7時には帰宅。

結局、今日は予定外にかなり距離を走った気もするけど、なんだかんだで、ほとんど車道を走らなかったので、ぜんぜん疲れがない。野崎駅から恩智駅の距離は、12キロくらい。山本駅から家はだいたい12キロくらい。直線だと10キロくらいである。自宅から福島の事務所も、直線距離で約10キロのはずなので、これならたまに自転車通勤で往復している距離。でも、川沿いなどは、車が走ってないからだいぶラクだなあ。車や人が多い大阪市内を走る方がよっぽど疲れるのよね。

05/07/2007

小説とは関係のない休日(連休最終日は、雨ふり)

5月6日(日)
小説講座の事務所は、日曜、月曜、祝日お休みです。

連休最終日。朝から雨。
連休明けの5月8日は、小説講座の専攻科の作品締切だけど、みんながんばってるかなあ。

朝から雨なので、一日中、雑用いろいろ。あちこち掃除をしたり、買い物をしたり、あるいは古い服を分別したり。

昼から、しばらくインターネットなど。といっても、国土地理院の「空中写真閲覧サービス」(http://mapbrowse.gsi.go.jp/airphoto/)で、あちこち空中散歩とか。戦後の米軍の白黒写真が面白い。

やはり子供がいると、連休だと何かと金を使う。そこだけならまだしも、一度クセがつくと、その後つい気が大きくなって何かと散財してしまうので、盆休みとか年末年始など、連休の最終日はなるべく「粗食」をすることにしている。気をひきしめ直すための「主婦の知恵」である。ただ金はかけられないが、休日なのでそれなりに料理の手間がかけられるから、結果的にはさほど粗食じゃない気もするけど。

昼食は、夏野菜と豚肉のトマトスパゲッティ(私の作るトマトソースは、オリーブオイルにガーリック、生トマト、トマトジュース、バターで作る簡単なもの)。夕食は、蒸し鶏と野菜たっぷりのチラシ寿司、鯛アラと三ッ葉のみそ汁。連休最終日はお金を使わずに「粗食」と決めているので、かなりリーズナブル。鯛のアラも、1パック50円だったし。5人前で一日3食あわせても、たったの数百円。質素倹約。明日からまた仕事。

05/06/2007

小説とは関係のない休日(第2寝屋川、大坂夏の陣、『ダリ展』)

5月5日(土)
小説講座の事務所は、日曜、月曜、祝日お休みです。

GW後半、3日目。
今日も、午前中はあいかわらず自転車での「寝屋川ツアー」のつづき。
8時半には家を出て、自転車で「放出」駅(はなてん)へ。本日のツアーは、「第2寝屋川」である。ちょっとややこしいのだが、寝屋川には、北から流れる寝屋川(寝屋川、四条畷、守口、大東、東大阪の各市を通る「寝屋川」)と、南から北へ向けて流れる「恩智川」から八尾市、東大阪市を抜けて大阪城付近で合流する「第2寝屋川」というのがあるのだった。

「第2寝屋川」なんて、かなりいいかげんな名前だと思うが、もともとは別名の川があったわけである。もっとも明治の地図でも、北部から流れる「寝屋川」だって下流では「徳庵川」となってるんだけどね。そういや、いつ変わったんだろうな。ちなみに、天満橋のあたりを流れる「大川」も、私が小学生の頃に使ってた地図では「旧淀川」だったが、今の子供たちの『地図帳』では単に「大川」としか記載されてない。あれもいつ頃から変わったんだろうな。

余談ながら、琵琶湖から流れる川は、滋賀県内では瀬田川、京都では宇治川と呼ばれ、大阪に入ってからやっと「淀川」と呼ばれるのだけど、法的にはすべて「淀川」だ。でも、あれもいつの日か「淀川」と呼ばれるのだろうか。何十年かすれば、変わるのかなあ。いや、ま、滋賀の人も、京都の人も、あれを「淀川」と呼ぶのはかなり抵抗があるだろうから、それは当分なさそう。まあ、川の名前はちょっとややこしい。大川も天満橋を過ぎて、中之島で「堂島川」と「土佐堀川」、合流部からは「安治川」または「木津川」。さらに「木津川運河」というのもあったりして。

さて、放出の東側にある「城東貨物線」の架橋から、川沿いをそのまま南東へ向かう。第2寝屋川も、堤防は高いのだが、釣りをする人がかなり多い。橋の上から、40〜50センチはあるような魚影が数十匹、うじゃうじゃ見える。ここも、フナ天国である。鳥は、寝屋川よりは少ない。アオサギ、カルガモ(もしかしてマガモのメスかも)など。カメはこっちの方が多いかな。たいてい泳いでいるので、種類はよくわからず。でも、あきらかにミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)と模様が見えるのが数匹。みんな大きい。

川沿いに中央大通りをくぐり、中央環状を渡って、近大の近くを通る。「若江」のあたりで、たまたま「山口重信墓」があったので、一応、立ち寄る。「大坂夏の陣」で死んだ武将。ついでに対岸の「木村重成墓」にも立ち寄ってみる。川を隔てて、山口重信墓は東大阪市なのだが、こっちは八尾市である。徳川方と豊臣方の墓がなぜか川を隔てているのであるところが面白い。とは言うものの、山口重信、木村重成って誰だっけ〜、とか思ったり。私は、日本史にはかなり弱い。なんとなく若死にした覚えだけはあるのだが。ええっと、誰だっけ。

自転車で市内をうろうろしていると、「大坂夏の陣」の史跡もあちこちにあるけど、歴史に弱い私にはあんまりピンと来ない。まあ、大阪というのは、ずっと日本史の渦中にあるわりに、もともと史跡らしい史跡は少ないのだが、だいたい戦火で燃えてたり、洪水で流されていたりするのもあるけど、なにぶん当時と地形そのものが完全に変わっていて「あまり当時を忍べない」のが一番の原因だろうな。「大坂夏の陣」の布陣の地図とか、どこかで見た覚えはあるのだが、なにせ、すっかり川の配置が変わっているからな。大阪の東部は、江戸時代の「大和川の付け替え」、明治の「淀川改修」でかなり地形が変わっているし。

思うに、大阪の人が歴史に関心がないのは、「淀川」と「大和川」のせいだなきっと。大阪では、何もかも時に流されていくのが世の習い。

ま、私はヘタな史跡よりも「墓地」と「地図」さえあれば、けっこう楽しいタイプなので、別に困らないけども。ちなみに山口クンの墓は共同墓地内にあるが、木村クンの墓は公園内にひっそりと。でも、地域の人がけっこう丁寧にお参りしているみたいだったけど。

さらに恩智川の合流地点へ行き(正確には、増水時にしか合流しないけど)、新設中の遊水池で休憩。そのあと恩智川沿いをそのまま北へ向かう。「東花園」駅近くを通過。この駅の南側に、花園ラグビー場にある調節池(地下に作る治水用の大きな池)の取水口が工事中。ラグビー場までかなり遠いのだが、ここから取るのか。

まだ夏には早くて暑くはないのだが、天気がいいので、けっこう汗をかく。「瓢箪山」近くのファーストフードMでトイレ休憩。花園ラグビー場の北東にある遊水池でまた休憩。天気のいい休日なので、釣りをしている人が多し。あとは、恩智川沿いに「住道」へ。寝屋川沿いに走って、昼12時半過ぎには帰宅。

のんびりと昼食を食べてから、2時にまた外出。今度は、双子の娘たちと一緒に地下鉄で「大阪港」へ。「サントリーミュージアム」でやっている『ダリ展』を見に行く。こちらも、ものすごい人出である。子供の日なので、小・中学生は無料らしく、双子はタダ。『ダリ展』は、内容的にはかなりいい展示なのだが、人がすごく多いので、あまりゆっくり堪能することはできず。残念。5月6日までなので、混むのはやむなし。たまたま会場で、家族連れの知人に会う。

「海遊館」の前で、大道芸などを見る。外人客がやたら多く見かける。どこかのレストランに入ろうとしたら、娘たちがMのハッピーセットのおまけがどうしても欲しいと主張。結局、根負けして、Mへ。私はコーヒーを飲む。おかげで今日は、一日2杯も100円コーヒーを飲んじまったぜ。おそるべし。

夜は、テレビで『ブレイブストーリー』などを見る。絵はそれほど嫌いじゃないのだけど。

05/05/2007

小説とは関係のない休日(鶴見緑地、大阪城、ビジネスパーク)

5月4日(金)
小説講座の事務所は、日曜、月曜、祝日お休みです。

GW後半、2日目。午前中は、雑用など。義弟の家に泊まりに行っていた子供たちが10時半に帰宅。11時過ぎからは近所の鶴見緑地へ。今度は、私の両親、妹とその双子の息子、義妹とその息子などと弁当を持ってピクニックである。ゴールデンウィークで、ものすごい人出だ。でも、あれこれ花が多いので、確かにこの時期が一番緑が美しいのかもね。バラ園にはちょっとばかり早いけど。

木陰にシートを広げ、みんなで弁当を食べてから、2時過ぎには帰宅。3時にまた外出。今度は、一人で自転車で寝屋川探索の続きである。なんとか連休中に「寝屋川」「第2寝屋川」はぐるっと観察だけでもしときたい。

今日は3時間ほどの予定で、先日行かなかった徳庵から片町までの寝屋川ツアー。この間はいつも自転車で走る道。大阪市内なので、コンクリート堤防もやたら高くて、川を見ても景観的には面白みに欠けるのだけど、さすがに連休で釣りをする人もちらほらいて、カメラ片手にいつもよりは面白く観察する。ここらも、案外、鳥が多く、アオサギらしいのを何匹か見かける。大川の合流部までのんびり自転車を走らせてから、大阪城公園でぐるっと回って、大阪ビジネスパークへ行く。連休でさすがにココも人が多い。ツインタワーのレストランで「桜えびのスパゲッティ」などを食べてたり、コーヒーを飲んだり。それから鶴見へ戻り、「ダイアモンドシティリーファ」へ。百数十店舗の入った大型ショッピングセンターも、かなりの人出。4階にある書店で本を買ってから帰宅。

夜は「ウォレスとグルミット 野菜畑でご用心」のDVDなどを見る。連休中、仕事はしないつもりなのだが、何かと書かないといけないものがあって、結局パソコンの前に2時間。

05/04/2007

小説とは関係のない休日(鴻池新田会所、平野屋会所、寝屋川起点)

5月3日(木)
小説講座の事務所は、日曜、月曜、祝日お休みです。

GW後半1日目。自転車を走らせて、大東市の「平野屋新田会所あと」を探しに行く。新聞記事で読んで気になっていたのだが、なかなか行くヒマなし。大東市が購入したらしいが、相当荒れ果てているらしい。

その途中で、まず「鴻池新田会所」に立ち寄る。うちから自転車で走るとちょうど途中にあるからというのもあるけど、こちらはきれいに整備されていて、資料もたくさん展示されているのである。場所は東大阪市で、国の重要文化財にも指定されている。入館料は300円。

予習がてら立ち寄ったら、ちょうど東大阪市茶花道協会による「野点」をやっていた。和服のご婦人がいっぱい。上品な高齢の女性につい呼び止められて、きれいな庭を見ながら優雅にお抹茶をいただく。茶券は300円。かきつばたの和菓子つき。天気もよく、たいへん結構でございました。ちょうどケーブルテレビか何かの番組の取材中でした。施設はきれいなので、時代小説にご興味のある人はぜひ。ドライブなら、八戸の里の「司馬遼太郎記念館」とセットでどうぞ。

そのあと東へ移動し、「大東市立歴史民族資料館」へ。ここで、1990年の特別展「近世大東の新田開発」のパンフレット(450円)を購入。和船と水車に興味のある私は、これはちょっと収穫。

ここで道を教えてもらって、「平野屋新田会所跡」へ。これがものすごい荒れ放題の建物でちょっと驚く。塀に囲まれているので、やっとのことで中をのぞいてみたのだが、草ボウボウというよりも、竹や木がやたら生い茂っており、建物なども黒こげに焼け落ちているのも見える。こりゃ、確かに廃墟だわ。市の指定になったとしても、こりゃ相当たいへんだわ。大東市はあんまり金がないはずだし、新田会所は、ここの2か所しか残ってないはずだが、すでに鴻池があるから、国の指定も無理だろうしな。

それから「野崎」の方に移動。駅前には「野崎まつり」の露店が並んでいて、すごくにぎやかである。さらに自転車を走らせて、そのまま北へ。深北緑地でしばらく休憩してから、一気に「寝屋川市」駅前まで移動。ここから寝屋川をさかのぼって、「寝屋川の起点」まで行く。さすが「寝屋川市」というだけあって、寝屋川市に入ってからは、川岸がかなり整備されているのだった。寝屋川のアイドル「鉢かづきちゃん」があちこちに。「鉢かづき姫」の物語は、あんまり一般認知がないようだが、ここでは市民のアイドルである。

あれこれ写真を撮ったりしてから、帰りは京阪電車沿いに自転車を走らせる。京阪「大和田」の駅前でコーヒーなど一休み。「門真市」駅からは、中央環状沿いを南下して帰宅。

夜は、子供たちと夫が外泊なので、一人で『NHKスペシャル プラネットアース』と『プロジェクトA』とか見て、のんびり過ごす。すでに何度も見てるのだが、ジャッキー映画では一番好きかも。

日頃、もともとワーカホリックなので、カレンダーが赤い日は仕事をしないのがモットーだが、なんだかんだでこの連休は、一日2時間ずつパソコンの前に座る予定。

05/03/2007

ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展

5月2日(水)
朝から小説講座の事務所。昼前には外出。昼過ぎ、遅めに戻って、夕方からまた事務作業。

午前中、自転車で谷町筋を走って、天王寺公園へ行く。大阪市立美術館でやっている『ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展 北斎・写楽・歌磨』を見に行く。今回の展示の目玉は、新発見の「北斎の『龍図』」なのだけど、これは確かにすごい。「虎図」と並んでの世界初公開。かなりよかった。いや、すごくよかった。かなりの迫力。これだけでも見る価値ありかも。これが90歳の作かよ。すごいぞ。

いや、もちろんそれ以外の浮世絵も状態がすごくいいから驚いたけど。そりゃ何百年も前だから、もちろん退色はしているのだろうが、何だかさっき制作されたばかりに見えるくらいの新鮮さ。これだけ状態のいい浮世絵を大量に見たのは初めて。浮世絵、江戸時代のこのあたりにご興味のある方は、必見の美術展ではないかと思う。5月27日まで。

思わず『図録』だけじゃなくて、北斎の「諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝」のクリアファイルなども買う。この絵けっこう好き。(うわさによれば、コレは現物よりもずっとイイそうで、実際はさほどではないそうだが)

美術館を出てからは、また自転車を走らせて、ナンバを通過してから西へ走る。久しぶりに九条商店街に立ち寄ったりしてから、川口から野田へ。

夜まで事務作業いろいろ。明日からまたGW連休である。

05/02/2007

いい小説を書くためには手段は選ばぬ

5月1日(火)
朝から小説講座の事務所。夕方までアレコレ。

3時頃、専攻科の生徒さんが来館。作品の件であれこれ。なんだかんだで7時頃まで。半分は雑談だった気もするけど、半分くらいはちゃんと真面目に作品について色々。おみやげに洋菓子もらって、うちのガキどもがむしゃむしゃ食った。在校生の作品を見るのは、お安い御用なので、そんなん別に気を使わんでええよ。どうせ一応ダイエット中だし。さほど効果ないけど(泣)

もちろん小説については、私自身がまったく書かないわけだから、ちゃんとした作品指導はできないので「ま、どうすればいいか、一緒に考えましょうか」という感じなんだけどね。しかし、なんだかんだ短編でも2時間くらいじゃ、構成の問題だけしか検討できなくて、細かい文章まで考える時間がないな。つくづく小説も、マンガも、映画も、見てるだけならすごくラクだが、作るってとっても大変なものである。でも、作る人にしかわかんない楽しみもあるもんね。みんながんばろうね。

しかし、たしかに小説は一人で書くしかないものだけど、継続的に何作も書くつもりだったら、家族でも友達でも仲間でもいいから、いろいろ情報とか、インタビューしてみるとか、あるいはブレーンとか、何か意見を聞けるような人はいた方がいいよん。プロの作家さんでも、編集者とか作家仲間とか、いろいろ周囲にいるわけで、一人だけでずっと書いているよりは、ぜっかくなので、あれこれ刺激とか受けた方がいい作品になることもあるわけだから。

小説講座の生徒さんは、やたら一人で家にこもって書きたがるんだけど(いや、それは確かにそういうものなんだけども)、うちの講座なんか、年代も立場も職業も、あれやこれや、みんな色々な生徒さんばかり。色々な人がいるわけだから、ちょっと話を聞くだけで煮詰まっていた作品のヒントになるってこともあるかもしれず、ひょんなことが参考になるってこともいっぱいあるはずだし。

なにせ今ふと考えただけでも、大学生、定年退職者、主婦、会社員、公務員、高校教師、大学教員、運転手、獣医、プログラマー、フリーター、編集者、ライター、デザイナーetc.
うちは社会人向けの小説講座だから、生徒さんもいろいろである。

困った時はお互い意見を聞けるだろうし、ネタももらえるかもしれないし(そういや自分自身の仕事での話は本人にはあたりまえになってしまっていて、案外、ネタになるかどうかよくわからないものらしい)
人にあれこれ聞くのはちょっと遠慮するかもしれないけど、いい小説を書くには手段を選ばぬように。てか、小説講座の生徒同士なら、どうせお互い様。

さて先日、出席できなかった「大阪NPOプラザ」の運営委員会の議事録をメールでもらう。6月から印刷費があがるらしい。印刷費はうちはかなり使っている方なのでこれは大打撃。どれくらい上がるのかなあ。まあ、それでも今あまりに安すぎるくらいなので、多少の値上げは仕方ないだろうが。8月には現在無料だった来客用の駐車場も有料化するらしい。ここの施設は、公設民営なので値上げがあるのは仕方ない。まあ、これでも良心的な料金だろうと思うし。いつも小説講座で使っているエル大阪も公設民営。

6月予定の「役員会」「総会」準備。うちは、昨年まで9月決算だったのだが、公的な団体だと9月決算というのは何かと面倒らしいのがわかったので、今年、来年から3月決算に変更するべく、いろいろ書類を作成中。うちの経理は簡単でややこしくないが、他の作業をしながら書類を作るのはやはり手間がかかる。ま、支出も決まりきったものしかないし、年に十数円の銀行利子をのぞけば、どのみち半年に一度の学費収入しかないけどね。

組織的には、一応、非営利団体なのだが、法的には「法人格を取得してないNPO」というヤツになるらしく(NPOというのは、法人格を取得してなくても取得してなくてもNPOなのだそうで、そのうえで法人になっているのを「NPO法人」というらしい)、現在、任意団体である。審査を受けてここの大阪NPOプラザに入居しているのは、NPOがほとんどなのだが、法人格を取得してない団体もけっこういる。うちも取得する計画はあるのだが、たんに書類が増えるだけでどうもほとんどメリットもないらしいので、とくに急いでないだけである。「大家さん」である大阪NPOプラザの人たちにも、「どっちでもいいですよ」と言われたし。別に助成金を受けるのに有利だとかはあるみたいだけど、そんなもの受ける気があまりないので、今のところ関係がないし。

お手伝いスタッフが何人かいるので、だいぶ助かっているのだけど、おもな運営は一人でやっているので雑用などかなり大変である。しかし、こういう団体の運営を引き受けた段階で、他の仕事をあまりやれなくなるのは目に見えてわかっていたのだが。今もコピーライターの仕事を少しはしてはいるが、専門学校の非常勤講師の仕事もあって、あれこれ時間の調節が難しい。私の場合、まだ3人のガキどもが小さいというのもあるけど。

よく生徒さんに「自分で小説を書きたいと思ったことがないのですか?」と聞かれることがあるのだけど、この仕事をしている限り、私が小説を書くことはまず絶対ないと思う。だいたいそんなヒマがない。いや、短いのくらいは遊びで書いたことくらいはあっても、どっちみち自分で「小説を書きたい」と思ったことは一度もないんだが(どうやら小説は読むのは好きだが、書くならノンフィクション体質みたいである)

でも、その代わりに、小説は生徒さんがたんまり書いとくれ。はい、そこのアナタ。とくに専攻科は、来週5月8日に作品締切がございますです。むろん私もいい作品を書くためのサポートなら全く惜しまないつもりなので、ご相談はお気軽に。

05/01/2007

小説とは関係のない休日(徳庵橋から寝屋川市駅まで)

4月30日(月)
小説講座の事務所は、日曜、月曜、祝日お休みです。

よく晴れた祝日。午前中、たまった家事をかたづけて、早めに昼食を食べてから外出。
12時半から自転車を走らせて、寝屋川の「現地調査」である。

本日は、大阪市のはずれにある「徳庵橋」から、京阪の「寝屋川市」駅前までの十数キロ。一応、中流域である。今日の予定は、この間にある全部の橋の写真を撮ったり、水面の状態を確認して野帳にメモったり、ちまちました作業。水質チェックはしてないが、季節のせいか、それなりに流れがあってきれいに見える。まあ、都市河川だから、きれいと言ってもそれなりだけど。やたら鳥が多く、カモ、コサギらしいのも多く見かける。カモたちがもぐっているところを見ると、魚をつかまえているらしい。寝屋川はさほどきれいな川とは言えないし、4〜5メートルものコンクリート堤防がそびえていて、実際、川面がかなり下にあるので魚は確認しにくい。しかし、橋から見下ろすだけでも、コイ、フナがやたら多く、40〜50センチは軽く越えているような大きな黒い影がうようよ動いている。住道駅前の近くでは、カメがぷかーっとのんびり泳いでいた。

真夏ほどではないけど、かなり暑くて、持ってきた水をすぐ飲んでしまう。「鴻池スカイランド」(鴻池下水処理場の屋上緑地)で休憩。「深北緑地」でも少し休憩をする。深北緑地は、寝屋川の遊水池だが、野鳥のための水路も作られていて、鳥たちもいっぱい。歴史的には、このあたりに「深野池」があったことも有名。どうもこの寝屋川の鳥たちはここらへんから来るようだが。天気がいいせいか、釣りをしてるおじさんたちもいっぱい。

橋でいちいち自転車を止めて撮影していたら、かなり時間がかかる。このルート、初めてではないのだが、「会所橋」というのがあったのを見落としていた。やはり現場には、マメに来るべきである。夕方5時に「寝屋川市」駅前に着く。駅前の遊水公園あたりでコーヒーなど飲んで、半時間ほど休憩。帰りは、ノンストップで自転車を走らせたら、1時間ちょっとで家まで帰る。

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