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03/31/2005

がんばれ、大阪シナリオ学校

3月30日(水)
小学校は春休み。朝から子供たちは、大騒ぎしておにぎりを作ってピクニックの準備。天気もいいし、奈良公園。大仏と鹿ですね。いいなあ。3月中は忙しすぎて、とても休めないや。

本日のお手伝いスタッフは、Tさん。
発送作業がやっと終ったので、たまった書類整理など。
大阪NPOプラザ1階に事務所があるのだが、4月で入居企業が入れ代わるので、今は稼動していないブースが7ブースほどある。年度末で、さすがに皆バタバタしているみたい。
転送書類の件で、「大阪シナリオ学校」に電話。公募の件で、少しアドバイスなど。

大阪シナリオ学校の今いるスタッフは、4月でようやく1年になる新しい事務局長、去年の5月から入った演芸担当、昨年11月から入った経理スタッフと、全員が新しいスタッフ。色々とわからないことも多い中でけっこう大変だと思う(ま、全員、私よりもかなり年上だけど)。
私は、大阪シナリオ学校には昨年9月までスタッフとして7年在籍してて、この「小説講座」も設立させてもらったし、文章講座、演芸、シナリオと担当させてもらって、「ショートショート大賞」とか「ディレクター養成講座」とか「夏期集中講座」とか「関西名作探検塾」とか、自由に企画させてもらって、そのおかげで関西の放送業界や出版業界のプロの先生たちとも百人以上、知り合えたし、最後の2年間は、経営システムの見直しや事業計画まで自由にさせてもらって、考えてみればとても楽しかった。まだ負債もあるだろうし、なにかと経営的に難しいだろうけど(ちなみに「大阪シナリオ学校」は有限会社です)今年は創設50年だし、ぜひがんばってほしい。しかし、講義テープ等もまだ置きっぱなしなので、そろそろ取りに行かなくてはいけないな。

昨年は、私と前後して、経理担当者や30年働いていた前事務局長の山崎さんも辞めて、新しい演芸の学校を作ってしまったので、事情を知らない方は、内部分裂とかお家騒動とか思われるみたいですが、まあ、この大阪シナリオ学校という所は、もともと演芸コースの担当者は演芸だけ、脚本は脚本だけと、(私みたいに色んなコースを担当する人は他にはいない)コースの独立性が高くて、悪く言えば、各コースがもともと自由勝手にやってるみたいな学校だったので、そういう感じではないんですよね。
この小説講座も、ずっと軒先を借りてやらせてもらっているみたいな感覚だったし、運営が分離しても、事務所の机が変わっただけで、実際ほとんど変化は感じないし。
このあいだも、山崎さんと飲みに行った時に話をしてたんだけど、「たまに悪く言う人がいるかもしれないけど、講座運営の仕事をしていると、講師や生徒さんは見てくれる人はみてくれる。いや、わざわざ認めてくれなくても、関わった人があちこちで活躍してくれていれば、それだけで見返りは十分あるような気がする」んですよね(酒が入ると、あいかわらずええかげんなオッサンだが、たまにいいこと言う)。ま、人間相手の仕事、努力してれば、ちゃんと見てくれている人もいるもんです。

そういうもんなのかな……なんて考えている生徒諸君。小説も同じですぜ。どんなに書くのに苦労しても、読者が泣いたり、笑ったり、驚いたり……。ほら、どこかで誰かがあなたの作品を待っている。(♪ああ、日本のどこかに〜私(の作品)を待っている人がいる)
それがあると信じてるから、書き続けてるんじゃないかと思うんですけど、どうですか。

03/30/2005

小説は、とにかく書いてみよう

3月29日(火)
本日の事務所お手伝いは、Kさん。本日は、美少年同伴……ってわけで、来月高校生になるKさんの息子さんと3人で、最後の発送作業。ボランティアご協力ありがとうございます。あー、疲れた。
電話お問い合わせ数件、メールも数件。創作の悩みやら、講座へのご質問やら、ご相談が色々。
夜、芦辺先生と待ち合わせして、法人申請の書類とか、連載の話とか、最近の出版事情とか。

ところで、よく電話とかメールをいただくんですが、小説を書くことって、少し練習すれば、基本的に誰でも大抵できます。もちろん多少の練習は必要ですけど、実は、小説を書くこと自体はそれほど難しいことではないんです。今まで7年間、小説講座を担当して百数十人の生徒さんを見てきましたが、練習さえすれば全員だいたい書けるようになります。例えてみれば、どんな「かなづち」でも水泳教室に入学して1年もたてば、ある程度は泳げるようになりますし、自動車教習所に入れば、だいたいは運転ができるようになります。それと同じように、短編小説から中編小説くらいは誰でもそこそこ書けるようになっています。長編小説は書けない人もいますが、それは仕事や育児が忙しくて、時間がとれないとか、まあ、労力の問題ですね。また、無理にスクールに入らなくても、小説の書き方はいくらでも一人で勉強できますから独学でも大丈夫です。

今まで一度も書いたことがない人は、「私にも書けるかしら」と不安になるのかもしれませんが、その心配はほとんどないと思います。そりゃ、千人に一人とか、ごくまれに書けない人がいるのかもしれませんが、まず大丈夫です。実際はじめる前からあきらめたり、すぐに辞めてしまったりして、書かない人はいます。それは、水には一度もつからないで、泳ぎを覚えようという方法だから、そりゃできなくて当然だと思いますが。

つまり、小説を書いてみようと思う人が、書く前から「私には無理」とあきらめるのは、ナンセンスな悩みです。だって、ほとんどの人が書けるからです。練習と言っても、それほど努力をしなくても書けます。いきなりやみくもに長距離を泳ごうとしなければ……です。まあ、いきなり長編が書ける人もいますが、途中で挫折したり、書けなくなる人の中には、まだほとんど泳げないのに、いきなり遠泳をしようとして、途中で溺れてしまう場合があるのです。でも、それなら、まずプールで「顔付け」とか「ふし浮き」などから稽古をすればいいだけです。面倒だけど、初心者の人は楽しそうにやっています。だって、少しずつできるようになることは、けっこう楽しいものだからです。

でも、小説を書くことと、それを商品にしてお金をもらう…つまり、それでプロになる…ということは、また違う話です。50メートル、100メートル、1キロ…と泳げるようになっても、じゃ、お金をもらえるか、というとまた別の問題だから。
これも、よくある問い合わせですが、「まだ、一度も小説を書いたことがないんですが、私でもプロになれますか?」なんて質問、これは正直これは答えようがないです。「小説が書けるようになりますか」なら、これまでの経験上、自信をもって「たいていの人が書けるようになりますよ」と言えるんですけど、まだ一度も書いたことがない人がプロになれるかどうかなんて、どうやって判断すればいいんでしょう。

一つだけ言えることは、とにかく一度やってみるしかない……ということです。やってみれば、面白くて夢中になるかもしれませんし、「こんなこと全然面白くない」と思うかもしれません。はじめての作品がいきなり素晴らしい天才タイプもいるかもしれませんが、ふつうは多少の練習が必要ですから、書くことが面倒で辛ければ無理に続ける必要はないし、もっと書きたいと思うんだったら、もっと書けばいいだけです。幸い、小説は書き続けるのに、あまり費用もかかりません。紙とペン、またはワープロが必要なだけで、他に要るのは辞書くらい。でも、多くの人がやってもみないうちから何故かあきらめます。

一方で、なぜか「まだ書いたことがないけど、自分はすごい小説が書けるんです」と思い込んでいる人もいます。これはこれで困ったものですが、(でも、ヘタクソな小説を無理に読ませようとしないだけ、周囲に迷惑がかかりませんが)そういう人にも「とにかく書いてみてはどうですか」としか言えません。(本当は、頭の中で考えるのと、実際にやってみるのとは違うんですけどね。野球中継を見ながら「それぐらい打たんかいボケ」と叫んでいるオヤジが「そんならお前が打てるんかい」って言えば打てない……って言うじゃないですか)
ま、10枚〜30枚くらいの短い小説なら、半日もあれば書けますから、とにかく一度書いてみることがオススメです。こちらに相談に来られるにしても、作品を持って来ていただく方が少しは判断ができますから。

03/29/2005

落ち込んだ夜は、「スイート・ホーム殺人事件」

3月28日(月)
日月はお休みなのですが、事務所で、一人、発送作業。
4時間孤独にモクモクと働く。ああ、私って、働き者…。
疲れて帰宅し、餓えたガキどもにエサを与えるべく、大急ぎで、夕食の支度をしていると玄関ベルの音。この忙しいのに、と腹を立てると、玄関に「ベラ」が立っていた。妖怪人間ベラである。近頃、こんな化粧をする人も珍しいぞ。まあ、ベラにしてはかなり老けているが。

昨日も、外出前10分という忙しい時にやってきて、「ほんのちょっとお時間を…」としつこいのを、明日明日といって追い返したら、本当にやってきたのであった。しかし、またよりによって、このクソ忙しい時に来なくてもいいのに、とにかく今はダメダメというと、じゃあ、30分後にという。入っていいとも言わないのに、どんどん玄関を入ってくるし、結局、30分後に来て、たっぷり1時間半しゃべって帰った。互助会のセールスであった。はあー。双子の娘たちのために、成人式の「振袖パック」の積立てをしろ、結婚式にも今から備えなさいというのである。まだ、小学1年生なんで……というと「あらあ早いうちにはじめた方がいいのよ奥さんなにしろうちのパックなら20万の着物をレンタルして着付けもしてもたったの9万円なのよしかも帯締めと足袋はプレゼントするわけでしかも…」と口を挟む余地がないほど、まくしたてるのだった。いや、まいった。
しかし、今時なぜベラみたいな化粧をしているのかはわかった。彼女は、前は、化粧品のセールスを20年やっていたらしい。これまでに高級化粧品を9億売って、2億くらいリベートを稼いだそうだ。すごいぞ、ベラ。

しかし、どっぷりベラの相手を1時間半もさせられて、かなり疲れたので、寝る前に「スイート・ホーム殺人事件」(クレイグ・ライス)を再読。この本は、落ち込んだ時に読むと、探偵役の3人の子供たちにほのぼのと気が休まります。ミステリとしても面白いし、うまそうな料理もたくさん出てくるし、そっちに気をとられて、なんだか食欲…いや、元気が出てくるのです。

ちなみに、私は成人式にも行ってないし着物も着なかったなあ。両親は、晴れ着レンタル用に20万という大金をくれたのだが、そのお金で平凡社の「世界大百科事典」をセットで買ってしまったのだ。(妹は、海外旅行で使ったらしい)で、成人式の日は、梅田花月で働いていた。もうすっかり古くなってしまったが、今でもちょっと調べものするにもインターネットよりも便利な時もあるし、だらだらと読むのにも便利なんでけっこう重宝してる。私は活字中毒なので、こういうものを持っていないと退屈してしまう。ああ、いい買い物をしたなあ。

03/28/2005

30年ぶりに再会する作家たちと探偵講談

3月27日(日)
事務所は、お休み。
4月9日(土)の「公開講座」の作家対談をやっていただく山本弘先生と芦辺拓先生が、夕方、梅田で顔合わせするというので同席する。芦辺先生が、ずっと会ってみたかったという山本先生。この二人、実は、30年前、高校生の頃、ある会合で何度か会っているらしい。30年ぶりの再会である。こんなせっかくの貴重な機会なので、見逃すのも惜しい。(でも、本当は、講座当日に「今日、30年ぶり」という顔合わせがなんかいいかなと思っていたんですけどね)
だから、日曜だけは仕事をしない主義でも、本日は特別である。ま、いいか、春休みだし(…なにせこれでも3児の母なんで、日曜くらい家にいないとマズイんですよ。土曜も講座があるし)

私は、山本先生とは初対面。チラシで使った写真では、なんだかちょっぴり怖そうだったのですが、背が高く、温和な雰囲気の優しい方でした。写真より「いい男」です。(実物を確かめたい人は、ぜひ4月9日の公開講座へ!)
というわけで、梅田で30年ぶりの再会を果たした作家さんたちが、甘酸っぱい青春の思い出(?)とハイレベルな小説の話(二人ともやさしく解説してくれるが、私にはやや理解不能)を軽く語りあってから、3人でJR環状線で福島駅に移動。旭堂南湖さんの「名探偵ナンコ」の公演がある本遇寺へ。「名探偵ナンコ」は、第22回だそうで、私はたぶん1年半ぶり。
本日は、「紙芝居・原子怪物ガニラ」(作画・佐久良五郎)「探偵講談・謎の民衆裁判」(原作・柳原緑風)など。講談にはマクラは要らないそうで……と、かなり長く話した南湖さん、芦辺先生ににらまれてましたが、私はかなり長いマクラもいいもんだなと思いました。「原子怪物ガニラ」は、タイトルを耳で聞いていたので、ずっと「原始」だと思っていました。21話だったのでわかりませんが、なんで原子なんでしょう。
「謎の民衆裁判」は、美女の死体の刺青が…って話なんで、こりゃ色っぽい話だわと期待したけど、あいにく色気はありませんでした。最初の部分だけだったし、どこか真面目な会で演じた演目らしいので、あたりまえなんだけどなんだか残念。探偵講談は「謎」もいいけど、やっぱり「エログロ」……を期待する私はいけない女でしょうか。(でも、好青年風の南湖さんがそういうのやったら、さぞかしよろしかろうと…)

専攻科のMさんとTさんも来ていて、ちょっと学校のサイトの話。ブログは公開日時を指定できるので、毎日同じ時間にアップできますよ、との指摘を受ける。はーい。というわけで、これからは毎日、夜10時半頃にアップすることにします。もちろん毎日できれば、だけど。
(なにせ、まだブログの使い方をマスターしておらず、よくわかんないんです。スンマセン。一番困っているのは、コメントをつけようとしても文字化けするんですよね。だから、自分の記事に自分でコメントがつけられない。事務所のMacでも、家のG4でも文字化けするんですが。誰か教えて)

講演後の飲み会では、南湖さんは新聞記者から4月3日にやる「8時間耐久講談」のインタビュー。8時間耐久か……がんばってください。弁当食べたり、お茶飲んだりして、8時間講談、楽しそうです。参加したかったんだけど、あいにく当日は、英国に住む大学の同級生が久しぶりに里帰りするので、半年前から会う約束をしているのだった。

03/27/2005

前期の作品指導は、2人の作家さん

3月26日(土)
本日の講義は、第7期の前期課題の作品指導。
授業は6時からなので、4時半過ぎまで事務所であれこれ作業。生徒作品の短編集をもう一度、読み直し。
教室のある天満橋まで、自転車で移動。暖かくて、もうすぐいい季節という感じ。天満橋は、桜の季節から、天神祭がある夏までが一番いい場所だ。
手袋が要らないのはいいが、花粉が気になる。

いつもの講義は講師一人だけど、前期作品指導だけは、いつも講師二人に対談形式でお願いしている。
ここ数年、高井信先生と草上仁先生にお願いしていて、すごい名コンビだったのだけど、高井信先生の都合が悪くなったので、誰にお願いするかかなり悩んで、結局、今回は、小森健太朗先生にお願いした。小森先生にお願いしたのは、トリックを使ったミステリっぽいの短編がちょっと多かったため。先生は、ミステリ作家で評論もされていて、最近は近畿大学で講師もされている。やっぱりトリックの指導だと、ミステリ作家の方がいい。というわけで、草上仁先生と小森健太先生の組み合わせ。しかし、何しろこの日が初対面というお二人。事前の打合せもとくにしなかったので、ちょっと心配だったが、ベテランの草上仁先生の上手な司会で、十数作の作品指導もスムーズに終了。会社を舞台にした作品があって、会社員としても経験豊かな兼業作家の草上先生と、大学院からそのまま作家専業になった小森先生で、ちょっとコメントが違うのが面白い。2人の作家さんが作品指導を同時にすると、「このへんがちょっと…」という基本的なところはだいたい同じだけど、どう直すかという話になると「自分だったらこう書く」という点で作家さんごとに個性が出てくる。小説は「これが正解」ってのがない世界だから、当然といえば当然なんだけど。
見学五名。何人か残って、1時間ほど相談を受ける。終わってから、いつもの飲み会。やっとビールにありついて、ミステリ志望の生徒さんと小森先生と少し話してから解散。

家に帰ってから、『爆笑オンエアバトル」。大阪シナリオ学校では、小説講座と文章講座以外に数年間、演芸台本科を担当していたので、先生や生徒さんから演芸の話が聞けたけど、最近は、もっぱらテレビを見るだけ。今日のはチャンピオン大会なので、さすがに知らないコンビはいなかったけど、たまに深夜番組を見ると、見たことがない若手芸人がいっぱい。ま、漫才作家の大池晶先生や高見孔ニ先生でも「次々でてくる若手芸人を全部覚えるんは無理」とか言ってらしたけど、こんだけ活気があるのはいいことだな。お笑い業界はブームの時期とそうじゃない時期が比較的はっきりしてる業界だと思うけど、今はすごく元気がいい。それに比べると出版業界はどうなのかな。でも、業界全体は「景気が悪い」と言いつつ、さほど急激に悪くなっているわけでもなく、やはり本好きというのはなくならない気もする。やはり一番寒いのは関西の放送業界で、とくにドラマ関係。小説家なら、別にどこに住んでいてもほとんど影響がないから、関西にプロ作家がたくさんいるんだけど、シナリオはちょっと……というか、今、関西在住では専業プロ作家としてはなかなか生計が立たなくて、まあ、無理という状態だから。
大阪シナリオ学校でもシナリオコースの生徒さんは、入学してからそれを知って、かなりショックを受ける。小説なら、他の仕事をしながらコツコツ書き続けて、デビューしてもしばらく兼業で…、ということもできるけど、シナリオライターは役者やロケの都合とか、なんだかんだで打合せや書き直しも多くて、なかなか兼業が難しいのもあるし、今は関西のドラマ制作自体がほとんどないから、結局、東京へ引っ越せるかどうか、という話が出てくる。と言っても、かなり才能があったって、それで収入の保証があるわけではないから、「自分の才能を信じて、今の仕事を捨てて上京する」というのは生徒さんにとってはリスクになる。
一方、演芸科の生徒なら、お笑いは大阪、ってのがあるし、仮に東京へ行っても、演芸作家志望の生徒さんはだいたい若いフリーターだから、もともと正社員でもないし、業界の競争にやぶれて帰って来ても若いからやり直しがきくが、シナリオ志望だと平均年齢が30才近く、正社員についていたり、主婦だったりするので、ちょっと勇気がいる。かといって、小説みたいに「プロは無理でも、作品は書き続けます」というのも、シナリオは、やっぱり設計図というか、作品としては最終完成品というわけではないので、ある意味、映像化(あるいは舞台化)してもらってナンボの世界。だから、趣味として書き続ける、ってのも、なかなか難しい。

そういう悩みがないだけ、作家志望って気楽なもんじゃないかと思うんですけど、どうかな。

03/26/2005

ショートショートより、短編が多いです

3月25日(金)
明日は、第7期の前期課題の作品指導。
前期カリキュラムの修了講義で、前半のハイライトとも言える講義である。クラス全員の作品(短編かショートショート)を、2人の作家が対談形式で「公開指導」する。今回は十数編が提出されているが、ほとんど短編で、いわゆるショートショートが一編もない。2年前のクラスは、20本以上ショートショートだったりしたので、ちょっと意外。そう言えば、最近の生徒さんは、ショートショートにはあまり興味がないみたいだ。
以前は、ショートショート組と言われるような、ショートショートばかり何本も書いてくる人が何人もいて、講義後の飲み会でも、ビール片手に、毎週のように作品の読みあいっこをしていたものだが、今年はあまり興味がない人が多い。つい2年前まで、毎月のように雑誌に投稿コーナー(とくに「ショートショートの広場」)に、今月はあの作品が載ったとか、活気あふれる話をしていたものなのだが。
最近の「ショートショートの広場」文庫シリーズにも、生徒さんの作品が何本も掲載されているのである。
でも、今年は、今まで短編ではほとんどなかったミステリが数本あったり、ちょっと傾向が違うな。今年のクラスがたまたまミステリ志望が多いせいだけかもしれないけど、もしかすると星新一さん、筒井康隆さん、小松左京さんとか、SFをあまり知らない世代が多くなってきたせいかな。(うちの講師である眉村卓先生とか、かんべむさし先生とか、堀晃先生とか、高井信先生とか、草上仁先生とか……)
「私も毎月買ってたけど、ショートショートランドっていうショートショート専門の雑誌があって……」なんて言うと若い生徒さんに驚かれたりする。考えてみれば、彼らが生まれる前だもんなあ。ははは。20年前のことを「つい、このあいだ」という母をもう笑えんな。

本日も、事務作業。めずらしく電話で、問い合わせあり。
結局、明日の講義見学は、6名になってしまった。
1回の講義見学としては過去最高人数だけど、他の日に見学が誰もおらんから、トータルだと生徒募集期の見学としては最低人数。今回は、公開講座があるから、そっちに来るのかなあ。ああ、開講が危うい。入学締切は4月8日なので、まだ結果が出たわけではないのだが、資料請求も不調。このままだと申込人数によっては、この春は不開講かも。

今までの秋の募集では、一度も15人以下になったことがないので不開講はなかったのだが、さすがに今回は募集期間が全然なかったので、資料請求もない。ちょっと無理かもしれない。
不開講だと、納入金はもちろん全額返金するのだが、講義を楽しみに申込んでいる生徒さんにはかなり申し訳ない。(不開講でもそのまま在籍するという手もあり。その場合は半年間、見学し放題で、秋からのクラスに改めて入学できるので、ちょっとトクかも)

ただ、事務所経費や広告経費も少なく済んでいるし、すでに入金済みの昨年の分で今年の秋までの予算をたてているので、皆様ご心配なく。(とってもビンボーな小さな学校ですが、NPO法人をめざすだけあって、経営的にはかなり堅実路線)

でも、今回は、公開講座が久しぶりにできるから、それが楽しみ。今年の秋は、予算的に公開講座はできないだろうが、「大阪シナリオ学校」から独立後、はじめての「ショートショート大賞」もやるつもり。今年やれれば、第7回目。大賞をとっても賞金5万円っていう、小さなコンテストだけど、毎年、百数十編は応募がある。どっちみち私が個人的に無理をいって、大阪シナリオ学校にさせてもらっていたものだから、以前から事務作業なども、誰にも手伝ってもらわず全部一人でやっていたんで、選考委員の先生さえ引き受けてくれれば、今年やるのもあまり問題はないと思う。手間はかかるけど。それ以外には、いろいろと企画していることもあり、ま、とにかく春募集と法人申請の手続きが済んでから、ちょっとあちこち動かなければならない。

3日ほど前からかなり頭が痛かったが、風邪か、過労か……と思っていたら、今日になって少し鼻水が出て来た。花粉症だった。やっぱりか。

03/25/2005

作家と相撲取り

3月23日(木)
本日も事務作業。昼、事務所の隣のスーパーの前を通りかかると、目の前にいたスポーツウェア姿の太めの男性がちょっと変わった髪型をしていた。まるでちょんまげみたいだったが、よく見るとやっぱりちょんまげだった。いや、こういう体型だからやっぱり似合うよね、こういうおしゃれな髪型も面白いよね、などと思ったが、よく考えたら、実は事務所の裏には「土俵」があるのだった。日頃、あまり相撲取りというのは見かけないのですぐに気づきませんでした。すみません。

毎日、JR環状線「野田」から住宅地の中を抜けてくると、「大島部屋」と書いてある白いシートで覆われている「土俵」の前を通る。たまにシートが少し開いていて、誰もいない土俵が道からのぞいて見えることがある。私は、相撲には詳しくないのだけど、土俵というのは、わが大阪の知事が「女性」だから入れてもらえないようなものらしい。ずいぶん「神聖」なものらしい。ということは、今もし、その土俵に私がこそっとしのびこむのは……などと想像してしまうので、その前を通るたび、いつもちょっとだけドキドキする。「絶対にやっちゃいけない」と言われると、なぜか妙にやりたくなってしまうというアレである。私は、小学校の時、「絶対に登っちゃいけない」という神社の神木があって、妙に登りたくてウズウズして仕方なかった……まあ、やらないけどね。

しかし、ふと「相撲取り」と「作家」というのは、どっちが職業として不安定か、なんてことを考えてみた。どう考えても、相撲取りの方が不安定そうである。相撲取りにくらべれば、作家なんて、かなり堅気な商売である。なんてことを考えるのは、以前、小説講座の説明会に来た人に、作家の印税や原稿料について少し話をすると、「じゃあ、作家って、すごく不安定な職業なんですね」と言われたことがあるからだ。不安定といえば不安定だけど、サラリーマンじゃあるまいし、自営業だし、そりゃ当然だろと思っていたので、不安定と言われて、むしろビックリした。そもそも小説は、想像力と自分の労力以外には、あまり元手がかからないし、他に仕事を持っていても空いた時間で書けるし、とにかく投資リスクは少ないから、少なくともバクチ的な要素はあまりないような気がしている。(そりゃ、ヒットすれば儲かるかもしれんけど)
うちの講座で講師をしてもらっている先生方も、ほとんど専業作家さんだけど、それでも劇団員とか、前衛ダンサーだとか、現代美術家だとかの友人たちに比べれば、ずっと堅気である。私は、作家をあまり不安定だと思ったことがない。劇団などは、アマチュアでやる分には少しくらい赤字が出ても、団費とか、メンバーで分割するからいいけど、ちょっとした公演でもプロデュースなどをして失敗すれば、あっという間に百万とか数十万とか赤字を負担するはめになる。あまりやらないけど、私も数十万赤字を出して懲りたことがある。ま、興行なんだから、成功することもあれば、失敗することもあるのはしょうがないんだけど、片手間にやれるもんではないし、かなりタイヘンだ。

ずっと以前、演芸場と映画館で(大阪の人ならわかるかもしれないが、梅田花月と梅田グランド)、出札係(なぜかデゲツって言うんですよ)をやっていたのだが、演芸とか映画とか、こういう業界は、ほんとバクチな商売だなあ、と思っていた。バクチというか、ギャンブル性が強い商売。映画っていうのは、一年にかかるほとんどの映画は、儲かるどころか、ほぼ赤字で、お客さんもほとんど入らないのが普通なのだった。あまりにも入らないので、2〜3週間で打ち切りになってしまう映画もある。ところがヒット作となると、めちゃくちゃ人が来る。こんなヒット作が1〜2本あれば、他の映画の赤字はカバーしてしまう。つまり一年のうち、ほんの数ヶ月だけ忙しければ、あとはからっぽでも、なんとか経営は成り立つ。二番館とかは知らないが、ロードショーだと年2本も当てればいい方じゃないだろうか。

前に、映画配給会社の某G社の関係者の講演に取材に行ったら、質問タイムで、学生らしい若者が「ボクは御社に絶対に入社したいんですけど、どうすれば入れますか」という、ビジネス講演にしては、ちょっと的外れな質問をして、会場のビジネスマンたちの苦笑を買ったことがあった。(ま、就職難だし、必死な学生さんの気持ちもわかるけど)
その質問に、「確かに正規採用は狭き門ですけど、実は中途採用も多いし、実際、こういう業界は、あんまり正社員として入社試験を受けてちゃんと入る、というような業界ではなくて、やっぱり映画というのは、けっこうバクチというか、そういう商売なんで、なぜか入るべき人はどういうわけか、ちゃんと流れ着くようになっているんで……。だから今、入れなくてもあきらめる必要はなくて、ま、むしろ色んな経験をしてから入るというのもいいと思うし……」というような回答をされていて、おそらくその方の本音というか、正直な気持ちみたいで、ちょっと感心した。(ま、質問した本人がわかったかどうか知らんけど)

有名な会社なので、正規採用は、やはり数百倍の倍率になるらしいが(吉本興業もそうですね)、なぜか入るべき人はどういうわけか流れ着くようになっている、ってのはそうなのかもしれない。
それにしても、どんな仕事だって、サラリーマンじゃなくて経営者の立場になってみると、やっぱりバクチみたいな所もあるだろうから、何だって「不安定」と言えばそうだけど、作家が不安定な商売というのは、あまり私にはピンと来ないな。安定はしてないけど、リスクは少ないから、むしろ作家の才能を買う出版社の方がよほどバクチな商売な気がするけど、どうですか、作家志望の皆様。
(ま、大手出版社なら編集者もサラリーマンだろうけど)。

03/24/2005

仕事に育児に、小説に。

3月23日(水)
朝、専攻科の生徒さんから電話。仕事で4月2日に出席できないとのこと。次回の作品指導にあたっていたのだが、みんな社会人だったりするので、こういうこともたまにある。講師への発送待ちだった封筒から彼の作品をはずす。昼頃、再び電話「仕事が変更になって、やっぱり出席できそう」、まだ封をしてなかったので、また作品を入れて発送準備。いや、よかったよかった。みんな仕事やら、育児やら、恋愛やらアレコレ忙しいだろうけど、創作活動は続けましょう。

昼食は、持ってこなかったので、すぐ隣のライフで「手作りミニパンバイキング」(5個280円)につられてパン食。朝食も昼食もパンなのは珍しい。ちなみに、この隣はすかいらーく。(生徒さんたちが事務所に遊びに来た時、なぜかランチおごってもらいました)
以前いた「大阪シナリオ学校」では、中崎町の時は昼食にも飲み屋にも困らなかったけど、天満橋に移ってからは昼食はあまり恵まれていなかった。離れたところに弁当屋があったんだけど、同じメニューじゃ3日で飽きるし。ここの事務所は、真横にスーパーがあるので、さっと買えるし、どんなに忙しくても食べ損なわずに済みそう。
本日のお手伝いスタッフは、Tさん。書店から返却されてきた封筒をばらしてもらい、ワープロ打ちなどを手伝ってもらう。

事務所には、新しくマックを買ったのだが、これがOSXというヤツで困ったものである。
OSXでは古いソフトは「クラシック環境」で動かす仕組みなのだが、アレコレうまく動かない。(Winユーザーには意味不明な話でごめん)。さらにプリンタも対応せずで、結局、新しいMacを買ったのに、自分のiBookを毎日持参してきている。新しいMacは、まだネット専用。友達のデザイナーもみんなOS9だし、OSX用にソフトを更新しようとしてもかなり古いユーザーなので、もうバージョンアップではムリだし。新しくソフトを買えば済むことだけど、結局ソフトを買うハメになるんだったら、Winにすればよかった。(それともMacの中古)。Winでもよかったのだが、私は88年からの筋金入りのMacユーザーで、ソフトも全部Mac用しか持ってないし、どうせ当面は私だけが使うのだから個人所有のソフトを使えばいいか、と思ってMacにしたのだが。
ただ、毎日iBookを担いで持ってきているおかげで、二人同時にパソコンが使えるのは便利。

2時間ほどかけて、経理の伝票チェック。小さな出金ばかりで伝票もあまりないのだが、なにせExcelも新しいマシンでうまく動ないので手作業。途中、芦辺先生から電話。公開講座の打ち合わせの件。今度の日曜日、南湖さんの「名探偵ナンコ」もあり、夕方お会いすることに。
夕方発送。やっとクロネコメール便のカードができたので、現金支払いせずに済む。
帰宅後、広告の方の仕事。(といっても、クロスワード制作だけど)『ZOO』(乙一)未読短編を読んで就寝。

03/23/2005

「すでに閉店されています」で、三十件

3月22日(火)
お手伝いしてくれているKさん、息子さんの高校合格のため、入学手続き等で本日お休み。
事務所で一人、個人向けDM発送作業の続き。古いデータなので、あまり効果は期待できない。
先週、送った書店向けの封筒が、30件近く返却されてきた。送ったのは150件なので、かなりの返却率だ。時間がなくて、2年半前のデータをそのまま使ったので、1割くらいは戻って来るだろうと覚悟していたが、今のところ2割。もう少し戻って来るかもしれない。
メール便の返却理由のところに「すでに閉店されています」と手書きされているのがいくつかあって、何だか哀しい。やっぱり書店はどんどんなくなっていくんだなあ。私自身も、ネットで買ったりして、書店に行く時間が少なくなっているのかもしれないけど。
公開講座への応募(往復)ハガキが4通。住所を見ると、豊中、福島、東大阪と地域がバラバラなので、チラシを置いてくれている図書館もいくつかあるみたいだ。3年ほど前から公開講座ができなかったので、はたして出席者が集まってくれるのか、ちょっと心配。それまでは、よく東京などから講師を招いて、公開講座をやっていた。対談形式が多いが、東京から作家さんが来ると、他の作家さんたちが集まるので、百人くらいの聴衆の中に、プロの作家が二十人ということもあったりして、なかなか面白かった。だいたいはうちの講師だけど、「高井信先生と新井素子先生」の時には、夢枕獏先生が突然やってきたり、「柴田よしき先生と芦辺拓先生」の時にはマンガ家の野間美由紀先生とか、意外な人がやってきたりしてなかなか刺激的だったんで、また公開講座も積極的にやって、東京からもどんどん来てもらえれば、と思う。まあ、結局、予算の問題だけど。
夕方、非常勤講師をしている専門学校の講師会議。そのまま飲み会に出席して、終電近くに帰宅。

03/22/2005

もうすぐ春

3月21日(月)
すっかり暖かくて、なんだか、春。
月桂樹とオリーブに芽が出ていた。
去年の晩秋に買った苗木を鉢に植えて、そのまま室内の窓際に置いてあるのだが(観葉植物の鉢に混じってボスみたいに並んでます)月桂樹には小さな芽が膨らんでいて、オリーブはもう小さな葉が出てた。
夜、小森健太朗先生の『Gの残影』を再読。

03/21/2005

この連休は図書館休み

3月20日(日)
日月は、事務所はお休み。
せっかくの連休だが、地域図書館も、市立の中央図書館も、府立の中央図書館も休みである。つまらん。(連休に休んじゃいかん)
午前中、招待券があったので、国立国際美術館(大阪・中之島)の「中国国宝展」にいく。『透影香炉』とか、前5〜3世紀とかの物を最初に見てから、後で9世紀ごろのものを見ると、「これは、つい最近だな」などと思ってしまう。それでも、千数百年前なんですが。
常設のコレクションは、彫刻の『踊子』(マリノ・マリーニ)と写真『ライム・ワークス』『ブラスト』(畠山直哉)が印象的。『ライム・ワークス』はパイプやダクトがごちゃごちゃと走りまわる工場を写した組み写真で、一緒に行った連れは興味ないらしいけど、私はかなり好き。展覧会とか行っても、家に持って帰りたいくらい気にいる作品はあんまりないんだけどね。
午後から梅田をウロウロ。雑貨屋で、ピンクのたわし、ペパーミントグリーンのおたま、水色のガラス玉などをなぜか衝動買い。帰ってから、キッチンの黄色いあひるの洗剤入れと一緒に並べると、妙に安物臭いところがまたいとおかし。


03/20/2005

トキワ荘になるかも

193月19日(土)
本日は、小説講座の専攻科。
作品は、長編と中編、2編。
5時まで事務所で、いろいろ作業をしてから自転車で、天満橋のエル大阪へ。
今の専攻科は、担当の私が言うのもなんだけど、かなりレベルは高いと思う。今すぐプロになっても不思議じゃないという人もかなり多い。在籍は20人ちょっとなのだが、昨年から入ってきた6期生もレベルが高く、かなり活気のあるクラスになってきた。400枚くらいの作品も毎回のように提出されて、長編のレベルも高い。
本日の指導講師は、ベテランの堀晃先生。出席者は20名。丁寧な指導で、2時間余り。
(「マッドサイエンティストの手帳」http://hori.asablo.jp/blog/を参照)

講義後、そのまま生徒さんたち十数人で飲み会へ。
生徒と言っても、うちの教室は年齢幅も広く、好みもバラバラだが、お互い刺激しあいながら、いろんな話をしている。この分だったら、全員がプロになるのも夢じゃない。まあ、少なくとも半分くらいはそうなる。ということは、あと十数年たったら、毎回講義の後に飲みに行くこの店が、有名作家たちが集った店として、たぶん大阪の観光名所になるのである。まるであのトキワ荘のように……。
そう、これが「大東トキワ荘化計画」である。
みんながんばってくれい。

しかし、小さな店だから、それまで店がつぶれてなきゃいいが。
なにせビール飲みまくって、中華料理食べまくって、千五百円以下で済むような店は他にないからなあ。
ただし、この店のビールは、森奈津子先生の講義の時に遊びに来ていた西澤保彦先生が「ドライだけはダメ」と言っていたアサヒのスーパードライ。でも、ここの料理はとにかく安いから、ビールに文句言う人はいない。料理の量が多く、アルコール抜きだと割りカンで千円食べるのがやっとである。ただ、この専攻科は飲む人が多くて、やっぱり千五百円だった。まあ、飲み会としては格安ですがね。
飲んでいる途中、休んでいる生徒さんより電話。今月、娘さんが誕生したので、しばらくは出席できないとのこと。おめでとう、パパさん。パチパチ。がんばってお風呂にいれてあげてね。社会人ばかりのクラスだから、こういうことも結構ある。専攻科は、公募対策の作品指導がメインなので、何年も通う人もかなりいる。(ちなみに専攻科は、一年間約15回の講義、初年度年学費4万5千円、継続3万円とかなりリーズナブルな価格でございます)
で、結局、11時過ぎまで飲んで解散。

自転車だったので、帰宅途中、酔い覚ましに深夜まで開いている書店へ。買い損ねていた、かんべ先生の『強烈★イジョーシ大笑乱』(講談社青い鳥文庫、2004年11月発行)を見つけて購入。
青い鳥文庫は、他にも『笑撃☆ポトラッチ大戦』とか、講師の眉村卓先生の『ねらわれた学園』『なぞの転校生』とか、小松左京『空中都市008』とか、最近、ちょっと面白いですね。
『強烈★イジョーシ大笑乱』は、「解説」を令丈ヒロ子先生が書いているのを発見。
令丈先生は、『料理少年Kタロー』シリーズなどで有名な作家さん。ここ数年お会いしてないけど、すごくいい講義をされるので、また一度講義お願いできないかなあ。
しかし、他にも講師を頼みたい人とか、色々とやりたいこともあるけど、何にしてももう少し事務所が落ち着いてからだな。

03/19/2005

ライターといっても、小説は書けるとは限らない

3月18日(金)
終日、事務作業。地味にコツコツがんばってます。
おもに公開講座のチラシ発送など。
DMなど、あわせて300部。本日の発送はせず、明日の発送にする。
金曜日に発送したら、明日には着くのだが、3連休だしなあ。「連休だから読んでくれる」という気もするが、「連休だからほったらかしになる」という気もして、結局、連休明けに届くようにした。まあ、どっちでもあんまり差がないだろうけど。

見学希望の人からの電話。これで、来週の見学希望者は、4名。
教室は定員ぴったりなので、教室変更をかけなければいけない。
大きい方の教室はサイズが倍になるが、貸し料金も倍。
どうせだったら、もう少し見学希望者いないかな。
他の見学希望者からは、春募集の定員はまだ大丈夫ですかというメール。
見学に来ても、定員がいっぱいだったら残念、という話なんだけど、今期は、募集開始が遅いせいで、まだ問い合わせのみ。入学契約は、まだ誰も済ませてません。心配なし。
定員は三十人。例年、二十人前後が入学するけど、まだ定員いっぱいで断ったことはないのだ。
……っていうか、今回は、はじめての春募集で、2月からバタバタしてたから、はたして最少開講人数に達するのか、という状況。
ああ、こんなにいい学校なのになあ。
やっぱり宣伝が悪いのかな…って、誰のせい。ああ、私のせい。

夕方、青心社の青木社長に電話。専攻科の作品指導の依頼。
6時まで事務をやって、帰宅後、自分の広告の仕事。コピー修正。
今の状況では、当然この仕事だけでは食えないので、しばらく広告の仕事も減らせないだろうけど、2月はどっちも忙しくて、目がペケペケだったし(漫画的表現)、せめて今年だけでもなんとかならないかな。

ちなみにコピーライターで、かれこれ十数年やってるけど(フリーで8年くらいなのかな)、小説講座の運営とは何の共通点もなく、せっかく「キャリア」もホンマ何の役にも立ちませんな。
生徒さんには、「ライターやってるんだったら、なんで小説、書かないんですか?」とよく聞かれますが、私自身は小説は書きませんし、書こうと考えたこともない。まあ、教室実習があるので、ショートショートや短編くらいだったら遊びで書いたりしますが、長編は考えただけで恐ろしい。コピーライターから見ると、原稿用紙十枚でもすごく長いです。
いつも生徒作品を読みながら「とにかく、こんなにたくさんよく書くよな」と感心しています。ほんとエライぞ、みんな。

でも、私自身はともかく、生徒さんの中にはプロのライターも結構います。
ただやっぱり、ライターの原稿と商業小説は、おなじ売文行為でも、バイク便と長距離トラック便というくらい、なんだか仕事も業種が違う気が。
そりゃ「交通法規」くらいは共通だろうけど、バイク便だったら、注文に応じて機敏に対応することが求められるし、長距離トラック便なら、高速道路を目的地まで前を見て走り続けるのが仕事。
お客さまには荷物を届けるのは同じかもしれませんが。
お笑いでいうと、漫才と落語の違いなのかな。
(大阪シナリオ学校では「演芸台本科」でしたもんで、つい…)
でも、きっとたぶん違う技術、違う神経を使うんでしょう。


03/18/2005

かんべむさし先生のラジオ番組情報

3月17日(木)
またまた終日、事務所にて事務作業。(やってもやっても終ら〜ん)
本日も、お手伝いスタッフがいて、発送作業など手伝ってもらう。
(あたりまえだけど、一人より二人だと倍の量が片付くなあ)

大阪NPOプラザには、コピー機や簡易印刷機などが並んでいる「ワークステーション」という部屋がある。簡易印刷などができるのだが、「紙折り機」というのもあり、これを一度使ってみたかったのだが、本日、はじめて使用。おおっ、これは便利! 三つ折りもアッという間! おもしろい!
ここの簡易印刷機は、紙を持ち込めば、製版代1枚50円、印刷代1枚0.5円なのです。
作品集とか、同人誌とか、自分で作りたい生徒の皆さんも、事務所まで来れば使えるよね。

夜、講師のかんべむさし先生よりメール。4月よりラジオ番組がスタートするそうです。楽しみ!
http://www.ne.jp/asahi/kanbe/musashi/

03/17/2005

小説講座もラクじゃない

3月16日(水)
今日は、事務所に入るのは夕方。
今月だけは、火曜〜金曜とお手伝いスタッフがいるので、印刷などの事務作業は助かる。
新しい事務所は、駅から少し遠いので(15分くらい)ついに自転車を購入。
(福島のコーナンで、6800円)
これで、銀行も郵便局も気軽に行けます。
今週末の専攻科の講師は、堀晃先生。サイトをのぞいてみたら、「マッドサイエンティスト」(日記)がおしゃれなブログになっていた。必見のデザインです。(すごくカッコいいですよ!)
夜、講義予定の作品を書いた生徒さんから確認メール。
(長編なので、心配されていましたが、作品指導してもらえます)

私も、まだナナメ読みなので、そろそろ読まねば……。
来月には公開講座があるので、山本弘先生の著書も読みたいのだが、読まなくちゃいけない生徒作品が多くて、ホントなかなか時間がない……。読むのは早いので、少し落ち着いた時間がとれればいいのだが。

最近、ようやく資料請求がボチボチと入ってくるようになった。しかし、開講できるかどうか微妙。いつもなら2月の下旬から生徒募集を開始しているのに、例年より2ヶ月も準備が遅れているし、1月まで「大阪シナリオ学校」内に事務所があり、それまでの募集はそっちの扱いになっているので、資料請求の数がすごく少ないのだった。(小説講座は、7年目だけど、できたばっかりの学校です)
「しかし、こんなに豪華な小説講座は、東京でも受けられませんぜ!」
あらためて、講師の著書一覧を整理しながら、そう思うのですが。
小さな学校なので、ハデに宣伝もできません。

03/16/2005

地味にコツコツ事務作業

3月15日(火)
あいかわらずコツコツと事務作業。生徒募集の作業があって忙しい。今月は、お手伝いスタッフがいてくれて、ホントに助かります。来月も、ずっと来て欲しいけど、ボランティアとはいえ、当校の場合は有償(半日2千円)なので、ビンボーな状態では、いつもいつも来てもらうわけにもいかないのだった。

本日も、また作品指導のための作品集づくり。
専攻科の作品指導は、いつも作品を印刷するのが大変なのだが、ちょうど第7期生の作品指導があるので、なんだか作品集ばかり作っている。欠席の人への発送も、山のような原稿量で封筒がパンパン。
そう言えば、今回、講師の方にあらかじめ原稿の量を教えないで送ってしまった……しかも、それに気がついたのは、送付して2日後だった。いつも大量の作品をお願いしている講師ばかりなので、たぶんそれほど驚かないと思いますが、いつもいつもすみません……。
(あまりの量におそろしくて、まだ確認のご連絡をしてません…)
なにせ今週の専攻科では、400枚を越える長編と200枚の中編。
来週の第7期講義では、30枚の短編が十数編。

当校では、作品指導は講師による公開指導だが、当校の講師は、みなプロの作家さんで原稿を抱えている忙しい方ばかりなので、作品指導をやっていただけるのは本当に恐縮。
もちろん講義には、他の生徒も「作品集」を読んでから参加するのだが、今回はとても一日では読めない量になってしまった。(小説ってのは、適当に読むならすぐに読めるんだけど、作品指導のために丹念に読もうとすると結構時間がかかるのです)
でも、みんながんばって書いたんで、みんながんばって読んであげてください。

しかし、新しい事務所は何も揃ってない状態だったから、ようやく新しい印刷機にも慣れ、購入したばかりの中型ステープラーを使い、先週印刷があがったばかりの封筒に入れて(これで、いちいち判子を押さなくて済む)クロネコメール便で発送できるだけでも(まだ口座がなくて、現金払いだけど)、随分ラクになりました。

03/14/2005

日、月はお休みです

4月13日(日)
ある原稿のメドがたって、すっきり。

4月14日(月)
事務所は、日曜、月曜はお休み。
今日は、午前中、芦辺先生の取材に同行させてもらって、守口の旧江戸川乱歩邸へ。
乱歩の講談をされている講談師の南湖さんもご一緒。
なにせ大正時代のことなので、今はかなり改装していて、当時の面影を想像するのは難しいが、乱歩の書いた間取りと丹念に照らし合わせてみると興味深く、結局2時間ほど。
おそらく「屋根裏」はかなり面影が残っているはずで、私はちょっと上がりかったんですが、どのみち隣の家(乱歩の父親が住んでいた方)は今は花屋さんになっていて、のぞけるわけでもないし、上がると家がつぶれるかもしれないので、想像するだけで我慢しました。

03/13/2005

土曜の夜は、講義。

3月12日(土)
今週は、北野勇作先生。「デビュー前、デビュー後」
昨年の生徒アンケートでも人気があった講義で、後半はSF大賞受賞作の「かめくん」のお話。劇団員でもある北野先生の話はわかりやすく、当時の下書きノートも見せてもらい、書き出しから創作の流れを説明。小説を書き始めたばかりの初心者にもわかりやすい内容。
でも、天気も悪く、風邪が流行っており、欠席者が今までで一番多かったのが残念。8時に講義が終わって、いつもの懇親会。お子さんが生まれたばかりでお忙しい先生もご一緒に、10時半まで。

休憩中、芦辺先生より電話あり。

しかし、「福島」の事務所から、「天満橋」の教室への移動はちょっと不便。
たいした距離ではないのだが、電車を使うと、なんだかんだでどうやっても50分。
クルマなら20分以内、自転車でも30分なので、このところ自転車が多いが、みぞれまじりの雨では仕方ない。今は、昼のクラスの授業がないが、4月からは13時からのクラスがあるので、事務所からの移動が頭が痛いです。

2月から、事務ボランティアが来てもらっており、資料製作も何とかメドがたちました。引っ越し以来、なかなか片付かなかった事務所もパソコンが入り、ようやく事務所らしくなりました。

03/11/2005

公開講座の無料招待

3月11日(金)
あまり忙しかったので、一ヶ月も空白ができてしまいました。
今月は、第7期クラスも専攻科も、作品指導があり、
作品集作成など細々とした時間がかかりました。
昨日は、小説家をめざす人からの電話相談もあり。
プロ作家になれるかどうか、悩んでいるよりは、
新人賞をめざして、とにかく一度、作品を書いてみる方がいいような。

●本日より、4月9日(土)の公開講座の無料招待の募集を開始しました。
 3月末までに往復はがきで応募されると「無料招待」です。
(当日、招待券なしで参加されると有料になります)
●今週は、事務時間が午後13:00~17:00に変更になっています。
 火曜日〜金曜日は、午後から事務ボランティアが常駐しています。
●今月から、ほとんどの欠席連絡や作品集の送付は、
 郵便からクロネコメール便になりました。

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